ヒマラヤンの性格や特徴について

ヒマラヤンの性格や特徴について

ヒマラヤンの写真をみて心を撃ち抜かれるように魅了される人は多いでしょう。ふわふわの毛並み、美しい青い瞳はまるで柔らかな宝石のようです。そんなヒマラヤンと一緒に暮らしたいという方のためにヒマラヤンの色々についてまとめてみました。

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ヒマラヤンとは

金魚鉢に入る

ヒマラヤンというとヒマラヤ山脈からふわふわの毛皮をまとって飛び出てきたように思われるかもしれませんが、実際にはアメリカでペルシャ猫から作られた別種です。ヒマラヤンはペルシャ猫の美しい毛並みとシャム猫のすばらしい毛色を組み合わせ持つ美しい猫です。猫種図鑑によってはペルシャ猫の一種とするものもあります。

そんなヒマラヤンはどんな猫なのか、いろいろな面についてお話ししてみようと思います。

ヒマラヤンの性格

にらむヒマラヤン

ヒマラヤンの一番の魅力はその美しい毛並みと青い瞳かもしれません。でも、実際に共に暮らしてみるとその性格に魅了される方が多い猫でもあるのです。

ペルシャ猫から生まれたヒマラヤンですが、ペルシャ猫よりも明るくひょうきんな性格をもつ猫が多いように思います。ペルシャ猫は小さなお子様や元気な犬は苦手としていますがヒマラヤンは上手に距離を取って仲良くしてくれます。幼いころは元気いっぱいの猫ですが、成長と共に性格も落ち着き適度な距離間で家族を見守る良い家猫となってくれます。

ヒマラヤンの毛色

ヒマラヤンのアップ

ヒマラヤンの毛色はシャム猫とほぼ同じです。シールポイント(顔・手足・しっぽのカラー)は必須ですが、そのカラーはブルー・ライラック・チョコレート
クリームと多様です。顔・手足・しっぽにそれぞれのカラーが配色され、体はクリーム色の美しい毛でおおわれています。

毛色の変動について

ヒマラヤンはシャム猫の系統の猫のため季節や住む場所により体の色が変動することがあります。冬寒い地域や、冬の間は顔まわりのカラーが濃くなったりカラーが広がったりします。逆に暖かい地域に住む猫は顔回りのシールポイントが薄く色が目立たないという場合もあります。他の猫種にはあまり見られない毛色の変動はヒマラヤンと暮らす楽しみの一つでしょう。

ヒマラヤンの瞳

ヒマラヤンの瞳

ヒマラヤンの瞳はすべて青色です。この瞳の色は劣性遺伝なのでミックス猫であれば遺伝しないことも多いです。顔のポイントから―の中から見つめ返す青い瞳の美しさはヒマラヤンの一番愛されるところではないでしょうか。

ヒマラヤンの日頃のケア方法

白のヒマラヤン

ペルシャ猫と同様、ヒマラヤンはとても柔らかいダブルコートの被毛を持っています。このダブルコートは非常にもつれやすく、ごみを巻き込んですぐに毛玉を作りやすいです。毎日のコーミング・ブラッシングは必須です。丁寧なコーミング・ブラッシングは1回でも、ざっともつれをほぐすくらいは頻繁に行うつもりで居ましょう。

子猫のころから毎日きちんと習慣づけていればそれほどグルーミングを嫌がることはありません。もつれた毛を無理やり引っ張ったり、硬いコームでガシガシと柔らかい皮膚を引っかかれるのは好きではありません。毎日のグルーミングで自分の猫が好きな力加減やコームをきちんと見つけて上手にお手入れを続けていきましょう。

コームは柔らかいものと硬いものを両方用意しましょう。柔らかいものでもつれをほぐし、硬いコームで抜け毛を取り除くように丁寧にブラッシングしましょう。お尻周りや顔回りなどはもつれやすく細かい部分なのでハンディな小回りの利くコームがあるととても便利です。

ブラシに関してはピンブラシがあればよいと思います。全体にざっとかけてムダ毛を取り除くように使いましょう。

いったんもつれて毛玉になってしまうと、切って取り除くしかありません。その際は、毛玉と猫の体の間にコームを通してコームの外側を切るように気を付けてください。動物病院に駆け込むヒマラヤンやペルシャ猫のほとんどが毛玉を皮膚ごと引っ張って切ってしまったというのも事実です。

さらに、毛玉を放置するとどうにもできなくなってしまいます。ひどい場合は全身麻酔で丸刈り・・・なんてことも。

シャンプー

シャンプーに関してはそれほど頻繁ではなくても構いません。しかし、まれにべたつきやすい体質のヒマラヤンもいます。子猫のころからシャンプーの習慣をつけておけばそれほど嫌がらないのでおススメです。

もし自宅で難しいということであればトリミングサロンの利用も考えておきましょう。猫のトリミングを請け負うサロンは数が少ない傾向にあります。
連れて行けるところにトリミングサロンがあれば助かりますね。毎日きちんとお手入れすれば、美しい被毛をキープできます。ヒマラヤンと暮らすということはグルーミングをキチンとすることだと理解しておきましょう。

トイレにも気を使ってあげよう

ペルシャ猫と同じく非常に毛にゴミを巻き込みやすいです。固まるタイプの猫トイレ砂だと、足裏・お尻・しっぽに砂を巻き込んで毛玉を作ることが多いです。最近よく販売されているシステム系のトイレなら砂がつくことも少なく毛玉の元になりづらいです。猫の好みもありますが、毛玉をつくると本当に大変なので上手にトイレを選んであげてください。

ヒマラヤンの病気

伏せるヒマラヤン

ヒマラヤンは比較的遺伝性の病気は少ないといわれています。ペルシャ猫の系統であることから、腎臓にのう胞の出来る病気を持っている場合があります。しかし、日本のヒマラヤンにはその傾向は低いと思われます。

それ以上に怖いのは尿石症です。ヒマラヤンは雄雌ともに尿石症による膀胱炎・腎不全を起こしやすいです。出ていないのに頻繁にトイレに行く。下半身のグルーミングがやけに多いなど兆候をしっかり見極め早めに動物病院に来院しましょう。

普段から尿のpHをチェックしておくくらいの気持ちでしっかり予防してあげたい病気だと思います。最近は尿のpHを測定できる猫砂も販売されています。あくまでも指標ではありますが用心するなら取り入れても良いかもしれませんね。

食事もULTD対応食(低マグネシウム食)を選び、飲水もきちんとチェックしましょう。

あと、鼻ぺちゃのタイプの顔のヒマラヤンでは目から鼻へ涙を流しだす鼻涙管が曲がって通りが悪くなりやすく涙があふれて涙やけになりやすいです。グルーミングの際には目周りのクリーニングも欠かさないようにしましょう。

ヒマラヤンの寿命と健康

待つヒマラヤン

ヒマラヤン作出の祖先となったペルシャ猫もシャム猫も長寿猫の系統です。なので、ヒマラヤンも比較的長寿な猫だといえるでしょう。15年前後といわれていますが、それ以上の長寿の猫も数多く存在しています。

ヒマラヤンの運動

ヒマラヤンはペルシャ猫と同じく運動が苦手な猫です。キャットタワーなどは高い所まで登らない、なんていうこともありうると思います。ですが、ペルシャ猫ほど不活発ということはありません。床で猫じゃらしで遊ぶのは大好きですし、ボールを追いかけたりするのも得意な猫です。

ペルシャ猫と同じく、筋肉質な体は肥満にもなりやすいので普段から遊びを通じて運動を心がけてあげましょう。

ヒマラヤンの価格

お金

ヒマラヤンは昔ほどではありませんが、ペットショップで頻繁に見かける猫種ではありません。販売価格も15万~と比較的高価な部類になるでしょう。とくに毛色の希少な猫や良好な血統のヒマラヤンは高額です。

ヒマラヤンの飼いやすさについて

ヒマラヤンの子猫

ヒマラヤンは家庭猫として非常に優れた資質を持っています。子供や犬、ほかの猫ともケンカせずにうまくやってくれるでしょう。被毛の手入れは面倒ですが、その面倒以上の素晴らしい経験を家族にもたらしてくれる猫です。

ただし、完全室内飼いは絶対に必要な条件でしょう。ヒマラヤンは運動も得意ではなく、被毛にゴミを付けやすいので外に行く猫ではないと理解しておいてください。

まとめ

紫の床とヒマラヤン

ヒマラヤンという素晴らしい猫は、飼う人を魅了するすべての要素を兼ね備えている猫だと思います。きちんと被毛の手入れをすること・尿石症に気を付けることなど注意したい点はありますがそれはどの猫種にもある部分ですね。

それ以上に、ともに暮らして素晴らしい体験ができる猫がヒマラヤンです。子供とも仲良くでき、ほかの猫や犬とも上手に距離をとってくれるヒマラヤンは家族の大切なキーキャットとなってくれることでしょう。

40代 女性 匿名

とある保護猫シェルターでヒマラヤンの成猫と出会い暮らしています。初めは警戒心の塊でこれからどうなっていくのだろうと不安でしたが
こちらが愛情を持って接していたら
ある日突然膝に乗ってきました。そこからは毎日べったりです。本当に賢く静かで人の言うことや気持ちを理解して行動する猫種だと思います。
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