猫に目薬を指すコツとその際の注意点とは

猫に目薬を指すコツとその際の注意点とは

猫が目の病気になったとき、目薬を処方されることが多いかと思います。しかし、肝心の猫のほうは、目薬が大嫌いで、「これでもか!」と言わんばかりに抵抗してくることもよくあります。そこで、猫に上手に目薬をさすコツと注意点を紹介します。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

猫に目薬をさすポイント

目薬

ちょっとしたコツさえわかれば、きっとできます!

猫に目薬が見えないようにしてさす

知らない物体がいきなり目の前に迫ってきたら、さすがに猫は怖がってしまいます。大切なのは、なるべく猫を驚かせないことです。基本的に、目薬の指し方の手順は、このように進めていきます。

  1. 目薬のフタを開けて、素早くできるように準備をしておきます。これが、意外と大事なポイント。猫に大暴れされないよう、くれぐれも途中でもたつかないように!!
  2. 猫の横にまわり、自分の体に猫を密着させるようにしておさえたり、猫を仰向けにして、足の上に置いて抱きかかえるなどして、動かないようにします。
  3. 腕で猫の身体を押さえながら、顎の下に手をまわして顔を上に向かせて固定します。このとき、とくに気をつけたいのが、猫に目薬の容器が見えないようにすることです。こうすることで猫がパニックになるのを防げます。ですので、猫の視界に入らないように後ろから目薬をさしてあげてください。

目薬を垂らすときは、猫の目が細めがちでも、目薬が入りそうであれば無理に目を見開こうとしないで大丈夫です。どうしても上手くできなさそうな場合は、軽くまぶたを上に引っ張ると目薬が入りやすくなります。

猫が目薬を嫌がるとき

ネコと女医

猫によっては、どうしても目薬が怖くて、なかなかさせてくれないコもいます。強引にやると、引っ掻かれることも。ですので、そんなときは猫の身体をバスタオルで包んでからやるのをおすすめします。このとき、前足と後ろ足が動かないくらいに、ぴっちりと包んだほうがよいです。あまり緩いとタオルから簡単に飛び出してしまいます。

タオルに包んで、なんとか身体は動かないようになったとしても、顔を動かして目を背けることも多々あります。その場合は、直接、目の中に目薬を垂らそうとせず、猫の目頭のあたりに垂らすようにすると、まばたきをしたときに目薬が目に入ってくれます。

猫に目薬をする時、誰かに協力してもらう

子猫

もし、家族と一緒に飼っているのであれば、ぜひ誰かに協力してもらってください!! 一人でやるよりも、はるかに楽です。まず一人が、猫の身体が動いてしまわないように固定して、その間にもう一人が素早く目薬をすれば比較的、楽にできます。

目薬をされる猫のほうも大変ですが、する側の飼い主も、嫌がる猫に慣れない目薬をさせるのはかなりの苦労です。猫にも、そして飼い主にとってもストレスにならないために、二人体制でやるのがおすすめです。

猫に目薬をするときの注意点

目薬をさすネコ

正しく目薬をするために、気をつけることがあります。

時間をかけずに終わらす

人間もそうですが、猫もいつもと違うことをされるのは、やはり不安で怖がります。ましてや、相手が目の中になにか入れてくるなんて、なおのこと恐怖でしょう。ですので、猫に余計なストレスをかけないように、なるべく素早く行ってあげる必要があります。

人間用の目薬は使わない

「診察代が高いので、人間用の目薬でも平気なのでは?」と思うかもしれません。使えるかどうかで言えば、人間用の目薬は使えないことはないです。しかし、やはりきちんと動物用のものを使うのを強くおすすめします。

その理由は、人間用の目薬だと成分が強すぎたり、症状に合ってない成分までもが入っていたりするので、かえって悪化することがあるからです。特にメントールなどのすっとする成分が入っているものは不向きです。ですので、獣医師に診察をしてもらって、処方された目薬を使うほうが安心です。

獣医師の指示に従って目薬を使う

「きっと治ったからもう大丈夫だろう」と勝手に判断して、猫に目薬をするのを止めてしまう飼い主さんもいるようです。症状が回復して、すっかり治ったように見えても、実は目の中には、まだ菌が残っていて完治していないこともあります。そうするとまた症状がぶり返してしまいます。ですので、途中で目薬をする回数を勝手に変えたりせずに、必ず獣医さんの指示に従って行うようにしましょう。

まとめ

目の検査

慣れるまでは少し大変かもしれません。猫を怖がらせずに素早くやるのが、目薬をするときの大きなポイントではないでしょうか。猫は目の病気にかかりやすいので、なにかおかしいっと感じたときは、動物病院に連れて行ってあげてくださいね。

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

40代 女性 nekomic

ずっと健康な我が家の猫ですが、2年に一度は目薬のお世話になっています。目やにを観察して、5日〜1週間ほどで治らなかったり悪化したりすれば、獣医さんに連れて行きます。

目薬が処方されて、しっかり決められた通りに目薬をつけていれば、多くは治って行きます。ただ、なかなか点眼しにくいというのは本当ですね。

抱っこして、顔を少し押さえて、一滴目を点眼。これはうまく行くことが多いのですが、一度嫌なことをされた猫は、すでに嫌がっているので、次がなかなかうまく行かないのです。

顔を背けたり、抱っこから逃げようとしたり、鳴き出したりすればもう限界の合図です。

そんなわけで解決策として目薬をさす時には、我が家では二つの方法があります。
一滴ずつゆっくりではなく、ぽたっぽたっと両目に続けて点眼する!
もうひとつは、片方点眼後、時間をおき、猫が忘れたころにもう片方に点眼!

両目に続けて点眼する場合には、準備が必要です。記事の通りに、蓋をとったり猫をしっかり押さえたりと、万全の体制で臨みます。連続してやってしまえば、猫の負担も少ない…はずです。

目薬をさす前に猫を押さえる時には、力ずくというよりも、撫でてあげるからね〜といった雰囲気でゆるめのほうが、我が家はうまくいきます。もちろん、家族がいて顔を押さえてくれる役割があればもっと成功率があがります。

猫の目よりも上側に目薬をさせれば、流れて目に入る可能性も高くなります。猫は結構、目薬をさされて驚いてあばれたり、抱っこから飛んで逃げたりします。猫が動いても目にあたらないくらい距離をおくのが大切です。

時間をおいて目薬をさす場合は、前回とは違う体勢で抱っこすると良いかと思います。目薬とは気づかれずに猫を触るのが肝心です。飼い主がいかに平常心で、見抜かれないでいるかにかかっていますね。

目薬をさすことになった時思うのは、普段からスキンシップを多くして投薬しやすくしておくことが大切だなということです。体調のチェックをするにも、顔を見たり触ったりしてもあまり猫が嫌がらないように、いつも仲良くして、信頼関係を築いておきたいものです。

女性 百日紅

猫に目薬をするのは難しそうですね。猫ブログを見ていると、目薬が大変だという記事を見ることがあります。その中には、「そろそろ猫に目薬をするか」と思った瞬間に逃げる猫もいました。飼い主が目薬の容器を持っているのを見て逃げるならわかりますが、猫なりに雰囲気を察知しているんでしょうね。我が家の猫はまだ目薬を使ったことがありませんが、目薬だと分かった瞬間に逃げるのが想像できます。
目薬をする前に猫が動かないようにしますが、本番でいきなりやるのは大変かもしれませんね。バスタオルも普段シャンプーをしない子には見慣れない物なので逃げてしまうかもしれませんが、頑張って慣れてもらしかありませんね。病院で実際に猫でやり方をレクチャーしてもらうと分かりやすいですよね

女性 ゆず

我が家の猫は元ノラで、猫風邪のウイルスを持っているので、季節の変わり目には目薬が欠かせません。勿論、嫌がりますし、冷蔵庫から目薬を出した時点で、脱兎のごとく逃げます。
最初の頃は、毎日目薬をさすことに、私自身もストレスを抱えていましたが、最近では時間を掛けずに済ますことが出来るようになりました。

私の場合は、後ろから近づき、太ももで猫を挟んで固定し、上を向かせて、目薬をさしています。勿論、手で顔と瞼を持ち上げますが、この方法で1人で出来ていますし、1発で決められるようになりました。
あまり追いかけ回したり、何度もやろうとするのは、猫にとっても私にとってもストレスになるので、記事などを参考に、その猫にあった方法を見つけるのも大事だと思います。

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