ペルシャ猫がかかりやすい病気とその症状について

ペルシャ猫がかかりやすい病気とその症状について

人気のペルシャ猫ですが、どんな病気を患いやすいかご存じでしょうか?猫の王様と言われペルシャ猫は、その体の特徴や遺伝等により、かかりやすい病気があります。とても愛嬌があって可愛いペルシャ猫といつまでも元気に生活をしてもらう為に、今回はペルシャ猫のかかりやすい病気を紹介します。

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監修:獣医師 平松育子先生

(ふくふく動物病院)

ペルシャ猫のかかりやすい病気

眼の大きなペルシャ猫

猫の王様と言われるペルシャ猫。長生きをしてもらう為にペルシャ猫がかかりやすい病気を知る事が大切です!

ペルシャ猫は、美しい長毛の被毛で「猫の王様」と言われる程、世界中でもとても愛されている猫です。日本でもペルシャ猫と一緒に暮らしている、飼い主さんが沢山いらっしゃると思います。一緒に生活をしていると、愛猫には、長生きをしてもらいたいですよね。皆さんは、ペルシャ猫がどんな病気にかかりやすいのか、ご存知でしょうか?

ペルシャ猫がどんな病気にかかりやすいのかを知っておく事で、病気の早期発見にもつながります。今回は、ペルシャ猫がかかりやすい病気を紹介します。

ペルシャ猫と目の病気

ペルシャ猫と聴診器

ペルシャ猫のつぶらな瞳は、とても可愛いですよね。ペルシャ猫は、眼病にかかりやすい猫種でもありますので、特に目には気を付けてあげましょう。

結膜炎

目の病気の中で最も多い病気だと言われています。瞼の裏側に炎症を起こしてしまい、重症になってしまうと涙で瞼がついてしまい、目を開ける事が困難になってしまいます。この結膜炎の原因で多いのが、猫風邪と言う病気です。猫風邪等のウィルスによって二次感染を起こしてしまい、結膜炎にかかってしまう事が多いようです。ウィルス性の他にも原因として考えられているのが、眼に細菌感染が起こる結膜炎です。

結膜炎にかかってしまった猫は、目やにや充血、涙等の症状が現れ、目元を痒がります。目をこするような仕草が頻繁にみられるようなら要注意です。結膜炎の治療は、目薬の投与で治療する事ができます。

猫の結膜炎はとても感染力が強く、他の猫にも感染してしまう可能性がある為、結膜炎の疑いがある猫と他の猫とで、食事用の食器類やトイレを用意して、隔離しなくてはいけません。人間にも感染する可能性もあるので、結膜炎になってしまった猫と触れたりお世話をした後は、必ず手を洗い消毒して下さい。

流涙症

この病気は、ペルシャ猫やヒマラヤンなどの鼻が低い猫種がかかりやすい病気です。涙が盛んに溢れてしまい、角膜や結膜を刺激してしまう為、この病気にかかってしまった猫は、光を眩しがるようになってしまい瞬きを繰り返します。

角膜を湿らせ涙管を通り鼻の穴へと流れますが、鼻の穴が詰まってしまうと涙が目の外へ流れて行き、涙が流れる部分が変色してしまい、涙やけをしてしまったり、角膜の病気が併発してしまう可能性があります。原因で考えられるのが、涙の量が通常よりも多い為、症状によっては手術を行い、涙の流れをよくする必要があります。

眼瞼内反症

瞼が内側に入り込み、瞼と一緒にまつげ等も入り込んでしまう為、角膜を傷つけてしまう病気です。この為、瞬きの回数や涙の分泌量が増えます。この病気の原因は、もともと眼瞼が内側を向き角膜を刺激しやすい場合と、眼瞼が炎症を起こし腫れることで眼瞼が角膜の表面に当たり起こる場合が多いです。

この病気の治療法は、角膜に潰瘍が出来てしまった場合、まずはその潰瘍を治していく治療から行います。この治療が終わってから、必要であれば内側に入り込んでしまった瞼の手術を行います。この病気は、ペルシャ猫に比較的に多くみられる病気です。

角膜黒色壊死症

この病気は主に猫のみに見られる病気です。角膜にかさぶたの様なものができ、角膜のコラーゲンが黒く壊死してしまう病気です。猫種の中でも、ペルシャ猫、ヒマラヤン、シャム猫に多く見られる病気で、猫風邪の様な症状が見られます。

治療法は外科手術を行い切除します。内科治療では、表面の涙層を正常に近づけ再発防止を行う治療をしています。猫ヘルペスウイルス・猫カルシウィルスのワクチン接種を行う事で予防する事ができます。

瞬膜の突出

猫の目には瞬膜と言う、目頭の辺りに白い膜があります。この瞬膜は、猫の健康状態を現すサインと言われ、猫の免疫力が弱ってしまったり寄生虫やウィルス、神経性の病気等にかかってしまった場合、猫の目の半分くらいまで、この瞬膜が覆ってしまう事があります。

この瞬膜が引くと病気が治っている事が多いようですので、猫の健康状態を見る上で、確認しておくと安心です。

記事の監修

  • 獣医師
  • 平松育子先生
  • (ふくふく動物病院 院長)

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

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