猫の誕生から成長する課程について

猫の誕生から成長する課程について

みなさんは猫がどのように成長して行くかご存じですか?ペットショップやブリーダーにいる子猫は、生後数ヶ月経って、成長が進んだ子達がほとんどです。なので、本当に産まれたての子猫を見る機会は、あまりないのではないでしょうか?産まれてから成猫になるまで、一体どのように成長していくのか、知りたくありませんか?

猫が成長する課程

2匹の子猫

産まれたばかりの子猫は、本当に小さくか弱くて、メロメロになってしまいます。ヨチヨチの子猫から徐々に大きくなっていき、大人の猫になるまでの成長は、飼い主さんにとっても楽しみですね!そしてあっという間の時間だと思います。

我が家は2〜3ヶ月の頃に最初の子を迎えましたが、やはり当時の写真を見ると、いつの間にか大きく成長したなぁ、と感じます。せっかく子猫から愛猫を迎えたのなら、その成長を余す所なく見たいですよね!

猫は産まれてから成猫になるまで、どのように成長していくのでしょうか?今回は、私の愛猫を例に猫が成長する課程を追っていきたいと思います!

ではさっそく、我が家の愛猫オスの「マツ」と、メスの「サクラ」を例に取り、その成長の過程を見ていきましょう!

愛猫の成長:誕生~半年まで

桜と子猫

誕生

母猫が出産を迎え、いよいよマツとサクラの誕生です!2匹とも、体重は約100g。人の手の平に乗るサイズです♡まだ目も見えず、耳も聞こえていませんが、おっぱいを探して元気に飲んでいます。

グングンと成長♪

子猫はミルクをたっぷり飲めれば、日に10〜20gずつ体重が増えていきます。マツもサクラも順調に成長しており、生後10日を過ぎると目が開いてきました。2匹の兄弟猫のうち、生後15日を過ぎても目が開かない子がいたので、飼い主さんは動物病院へ連れて行きました。

生後3週の頃

産まれてから3週間過ぎた頃、徐々に乳歯が生え、まだよちよちですが、歩き始めました。排泄も、いままでは母猫がお尻を舐めて促してくれていましたが、最近では自力で出来るようになるまで成長しました。

遊びも活発になってきたので、飼い主さんがケガなどしないよう、気をつけてくれています。兄弟猫との関わり合いの中で、噛む加減や噛まれると痛いんだ、という事を勉強している最中です。(社会化期)体重は400g位になりました。

生後5週経ちました☆

乳歯が生え揃うまで成長したので生後5週過ぎから、離乳食というミルク以外のご飯を飼い主さんがくれるようになりました。食いしん坊のサクラは最初からその味が気に入り、バクバクと食べられましたが、マツは中々慣れません。ですが、少しずつ離乳食の美味しさが分かってきて、最近ではご飯の時間が待ち遠しいようです。

生後6週後♡

1週間後の生後6週から、今度は飼い主さんが「カリカリ」と呼んでいるドライフードを、お湯でふやかしたものをくれるようになりました。今までより顎を使うので、食べるのが少し大変です。おやつにミルクも貰えるので、2匹共美味しく食べて、グングンと成長しています♪体重は800g位です!

生後7〜8週目

生後7〜8週目になった頃、遊び方や噛む加減も覚え、兄弟猫達との遊びも本格的になってきました。母猫は自分の尻尾で、兄弟猫達がじゃれて狩りの練習をするのを助けています。体重はもうすぐ1kgです。

マツのお尻に丸いものが出てきて、サクラは自分にもあるのかとお尻を見てみましたが、サクラにはありませんでした。「それなあに?」とマツに聞いたら、「これはオス猫の証なのさ」と教えてくれました。「私にはないよ」と言ったら、「サクラはメスだからね」と言われ、まだ良く分からないけど、マツはサクラとは少し違うんだ、と思ったのでした。

歯が生え変わる!

お母さん猫から産まれて3.5ヶ月経った頃、サクラの歯が抜けて、血が出ました。サクラはビックリしましたが、お母さん猫が「大人の歯に生え変わるのよ」と教えてくれたので安心しました。マツも、他の兄弟猫も、みんな歯が抜けて、大人の歯が生えてきているようです。

生後5ヶ月頃のマツとサクラ

生後5ヶ月経った頃、飼い主さんが今度はカリカリをふやかさずに、固いままお皿にいれてくれました。マツはその感触が気に入りましたが、サクラは柔らかい方が好きなようです。でも、2匹共頑張って食べました。

愛猫の成長:生後半年~生後1年まで

子猫の成長

去勢避妊手術に!

産まれてから半年経った頃、マツもサクラもどこも悪くないのに、動物病院に連れていかれました。病院は知らないニオイや他の動物もいて、慣れない環境に2匹ともブルブルと怯えていました。

飼い主さんがお話していて、マツとサクラは別々のゲージに入れられました。そのうち注射と呼ばれるものが打たれて、2匹は眠ってしまいました。目が覚めると、そこはまだ病院でした。

飼い主さんが来て、マツを家に連れて帰りました。サクラは病院に泊まるようです。次の日になり、サクラも無事に退院しました。どうも寝ている間に、子猫が増えすぎないよう、手術を受けたようです。

サクラは傷がちょっと気になりましたが、首の周りに何かが付けられていて、見る事も舐める事も出来ませんでした。動きが抑制されてとても嫌でしたが、数日したら飼い主さんがはずしてくれました。

それからいつもの日常が始まりましたが、マツとサクラ、そして他の兄弟達もそれぞれ、新しい飼い主さんの元に貰われていく事になりました。

みんなと離れるのは寂しいけれど、マツとサクラは一緒のお家で暮らすので大丈夫です!新しいお家での環境にも慣れ、トイレは前に使っていた砂を新しい飼い主さんが入れてくれたので、すぐに覚えました。

1歳になりました♪

マツもサクラも、今日が産まれてからちょうど1歳のお誕生日です!飼い主さんが美味しいおやつをくれ、体重も測ってくれました。1歳の時の体重が、生涯を通しての基準の体重となるそうです。マツは4.5kg、サクラは4kgでした。「太らないように気をつけなくちゃ・・・」とサクラは思いました。

毎年、悪い所がなくても飼い主さんがマツとサクラを動物病院に連れていき、ちょっとチクッとする注射を打ちます。これは「ワクチン」と言って、病気を予防するお薬なんだそうです。美味しいご飯と飼い主さんが良く世話をしてくれるので、マツもサクラも元気に、楽しく毎日を暮らしています!

まとめ

子猫

マツもサクラも、優しい飼い主さんの元で愛情たっぷりに育っているようです!毎日癒しをくれる猫は、本当に宝物になります。育てるのは大変な時もありますが、それ以上のものを与えてくれる、それが「猫」という存在なんだと日々思います。

我が家の猫達がもしいなかったら、今頃私はどうなっているのだろう・・・と考える事もあります。愛猫を大切にして、幸せを分けて貰う・・・そんな暮らしも素敵ですね☆

スポンサーリンク