猫にリードをつける方法 最初の6ステップ

猫にリードをつける方法 最初の6ステップ

猫にリードを付けてお散歩・・・愛猫と外の景色を楽しめるなんて、憧れますよね!猫のお散歩はまだまだ珍しい光景ではありますが、それでもじわじわと数は増えつつあるようです。先の大震災を受けていざという時に一緒に逃げられるように、リードを付けて練習する、という方も。さて、猫にリードを付けるには、どのようにしたら良いのでしょうか?

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猫にリードをつける6つの手順

散歩する猫

それでは、具体的に猫にリードを付けてお散歩させるまでの手順をお伝えします。

用意するもの

  • 愛猫にサイズの合ったハーネス
  • リード(2m以上)
  • 愛猫好みのおやつ
  • 飼い主さんの忍耐

①愛猫のサイズを測る

まずは愛猫の胴体のサイズを測り、適したサイズのハーネスを購入します。猫用ハーネスは通販などでも購入する事が出来ます。オーソドックスなものはH型ハーネスという上から見ると「H」の文字に見えるハーネスですが、その他にも様々な種類が販売されていますので、愛猫に合ったものをセレクトしてください。とは言っても、種類が沢山あるので、とても迷いそうです(汗)

②ハーネスを猫に紹介

まずはハーネスのニオイを嗅がせるなどして、ハーネスを猫に見せます。その後でご飯やオヤツを与え、ハーネスに対して良いイメージを持って貰いましょう!ご飯のお皿の横に、ハーネスを置いておくのも良いですね。

またハーネスを止める際、「パチン」と言うロックの音にビックリしてしまう猫もいますので、実際にハーネスを猫に装着する前に、何度かロックして音に慣れさせておきましょう。マジックテープタイプのハーネスもあります。

③ハーネスを被せる

ハーネス自体に猫が慣れたら、次はハーネスを被せてみます。前から行うと猫が怖がるので、後ろからそっと被せます。まだロックはしなで下さい。被せるだけです。ご飯タイムの前に行い、被せたらご飯を与えましょう。

これを猫が慣れるまで、数日間繰り返します。ハーネスの形状によっては、止めないと脱げてしまうものもありますので、お使いのハーネスにより、この段階は内容が異なりますが、いずれにしても徐々に慣れさせましょう。

猫が慣れてきたら、いよいよロックを付けましょう。止める時は、ハーネスと猫の間に、指1〜2本の隙間を持たせます。2つ以上のロックがある場合は、一気に止めるのではなく、一つを止めてご飯を与える、というトレーニングをまた数日間行い、慣れたら2つ止めてご飯、と繰り返します。根気がいりますが、焦らずに少しずつ、猫にハーネスの装着に慣れて貰いましょう。

猫は慣れないハーネスの装着に戸惑い、歩かなくなったり、全く動かなくなったり、動きがおかしくなるかもしれません。もし愛猫が動揺しているようだったらハーネスを外して、落ち着かせてあげましょう。無理する事はありません。焦らず、ゆっくりと根気よく繰り返すことが大切です。猫も今迄のニャン生で、ハーネスを付けるのは初めての経験でしょうから、動揺するのは無理もありません。

④リードを付ける

ハーネスを付けても普通に歩くようになったら、今度はリードを付けます。ハーネスにリードを付ける金具がありますので、そこにリードを繋ぎましょう。猫はリードが家具などに引っかかることを嫌いますので、家の中の広い場所で行いましょう。

リードを引っ張りたくなるかもしれませんが、それは猫に対して警告を与えている事になります。リードは持ちますが、猫は自由に動けるようにしておきます。

リードに慣れてきたら、家の中を回ってみます。この時も、リードはゆるくしておきましょう。そして、オヤツを与える事も忘れずに。リードを付けるトレーニングはオヤツを多用しますので、猫が太らないように、与えたオヤツの量に応じて、ご飯の量を減らすようにした方が良いでしょう。

何度かこのトレーニングを繰り返したら、次は優しくリードを使って猫を誘導し始めましょう!猫の名前を呼んで、リードを少し引っ張ります。もし猫が自分の元に来たら、褒めてオヤツを与えます!

⑤いよいよ外へ!

名前を呼んで飼い主の元に来させるトレーニングにも慣れてきたら、いよいよ外へ出る挑戦です!最初は猫も1番緊張が高まる時ですので、ゆっくりと行ないます。逃げ道が少ない方が良いので、出来ればフェンスのある庭で行うと良いでしょう。または、玄関付近に連れていきましょう。何かあった時、すぐに家の中に連れ帰れるよう、玄関のドアは開けておくと良いですね。人や他の動物がいない、静かな場所が理想的です。

万が一猫がパニックになってしまった時の為に、バスタオルなど、大きめの重さのあるタオルを用意しておきましょう。それを猫に掛ければ、引っ掻かれたり噛まれたりする事を防ぐ事が出来ます。

リードは常にゆるく持ち、猫の後を付いていくようにします。この段階では、外に慣れさせる事が目的です。すぐに散歩をさせる必要はありません。家の付近で、外の世界を猫が快適に感じるようになるまで、何度か行います。

⑥散歩をしてみましょう!

散歩をする時は、猫に自由に歩かせる事をオススメします。これにはドアダッシュ(玄関のドアが開いたスキにダッシュして逃げてしまう事)を減らす事に繋がります。また、猫が散歩に連れて行って!と鳴く時には連れていかないようにします。鳴くと散歩に連れて行ってくれる、と猫が覚えてしまう事になりますので、気をつけましょう。

そして、少しの間も、猫だけで外に出しておく事のないようにしてください。ちょっとのスキにリードが絡まってしまったり、他の動物に狙われたりする事もあります。

外に出る時も、愛猫好みのオヤツは忘れずに!猫が途中で歩かなくなったら、猫の1メートル位先にオヤツを置いて、歩かせるようにします。そうして少しずつ歩く距離を伸ばしていきましょう。慣れてきたら公園までキャリーに入れて連れていき、静かな場所を見付けたら、猫をキャリーから出してあげます。このようにして少しずつ、愛猫を外の世界に慣れさせて行き、一緒に散歩をして季節の変わり目などを楽しむようにします♪

猫にリードをつける時はハーネスが良い

リードを付けた猫

かなり根気良く行う必要はありますが、猫にリードを付けるのは不可能ではありません。毎日少しずつ、慣らしていくのです。リードを付けるには、猫に首輪かハーネスを付ける必要がありますが、安全面を考えると、ハーネスの方が適しています。

首輪は抜けやすく、また、何かの拍子でリードを引っ張った時に猫に負担がかかってしまいます。余程ハーネスを嫌がったり、特別な理由がある時以外は、首輪は避けた方が良いでしょう。

猫にリードを付けて散歩させる良い点・悪い点

リードを付けた白猫
  • 良い点:運動、ストレス解消、災害時の時
  • 悪い点:病気、ダニ、ノミ、発情

愛猫にリードを付けて散歩させる事でのメリットや、デメリットには何があるでしょうか?

猫にリードを付ける良い点

運動不足・ストレス解消になります。子猫の頃から完全室内飼いの場合は、あまり外に興味を持つ事もないようですが、一度外で暮らした事がある子は、完全室内飼いにしても外の事は忘れられないようです。

そういった面からも、外に興味がある子の場合には適度なストレス解消法となるでしょう。もちろん、長い距離を歩く事で、運動不足の解消にもなりますので、中にはダイエット出来てしまう子もいるかもしれませんね!

家の中に充分動き回れるスペースがある場合は良いのですが、一人暮らしなどの場合、あまり広いスペースが取れない事があります。運動不足になる事で、ストレスを溜めてしまい、凶暴になる子もいます。そのような子も、散歩をさせてあげる事でストレス解消になり、問題行動が減る場合があります。

また災害時にはリードに慣れさせておく事で、愛猫と一緒に避難する事が出来ます。パニックになって逃げてしまい、迷子になる事を防ぐ事も出来ます。

猫にリードを付ける悪い点

病気やダニ・ノミなどを貰ってきてしまう可能性があります。ワクチン接種や駆除剤を使用して、愛猫を健康に保ってあげましょう。発情期になるとオスは喧嘩が心配ですし、メスはオスに狙われるかもしれません。去勢・避妊手術は行っておきましょう。

前述したように、散歩の催促をされて散歩に連れていってしまうと、以後も催促をするようになりますので、心を鬼にして応じないようにします。逆に猫が催促していない時には連れていってあげましょう。

猫にリードをつける事のまとめ

リード
  • 猫を散歩させるときは首輪では無くハーネスを選ぶ
  • サイズをしっかり測り愛猫にサイズの合ったハーネスを用意する
  • リードは2m以上の長いもの
  • お外に連れ出すときなどはおやつを持参する
  • 猫をリードに慣れさせておくと、非常時にも役に立つ
  • 猫を散歩させるとダニやノミ、病気の心配がある

猫のリードトレーニングには、とにかく『忍耐』が必要なようです。トレーニングが終わるまでは大変ですが、その山を越えれば、そこには愛猫と季節によって変化する景色を楽しみながらの、楽しいお散歩タイムが待っています☆根気良く続けて、リードトレーニングの高い山を登った人しか見られない風景を見に行きましょう!!

女性 tomoko

最近はリードをつけて猫を散歩させている方をちらほら見かけます。しかし、この前近所の年配の方がその猫の姿を見て、動物虐待ではないのかと飼い主の方に怒っていました。飼い主の方は、なぜそうしているのかきちんと説明していましたが、年配の方にはその光景が奇妙に感じるようで、「もともと、猫は散歩をする習慣がないから可哀そうだ」の一点張り。私は飼っている猫にリードをつけて外に出したことはないですが、このように不快に感じる方もいるのだというのがわかり、ある意味参考になりました。
また、万が一震災にあったときのためにリードに慣らしておく方もいますが、阪神淡路大震災や東日本大震災のときの体験談を読むと、リードをつけるどころか怯えてしまい、物影に隠れて出てこないみたいですね。そのため、一緒に避難所に連れて行くのはかなり大変とのお話が数多く寄せられていました。
我が家の猫は首輪だけでもすごく嫌がるので、リードを慣らすのはなかなか難しそうな感じです。
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