猫の白目ってどこ?役割や人間との違いについて

猫の白目ってどこ?役割や人間との違いについて

みなさんは、猫の白目がどの部分か、ご存知でしょうか? 人間の場合、黒目(人によっては青色や緑色)を囲んだ周りの部分を白目と言いますが、猫は白目というより、緑色や黄色をしている部分が大半を占めるため、白目がどこにあるのかわからない状態です。 猫に白目が存在するのか、またどのような役割があるのかを調べてみました。

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目次
猫に白目は存在するのか
猫の白目の役割
猫の白目はなぜ見えないの?
猫の白目と人間の目の違い
まとめ

猫に白目は存在するのか

猫の目

最初に結果を申しますと、「猫の白目は存在します」。
では、どの部分が白目なのか、それは人間と同じ黒目(人によっては青色や緑色)の外側、正面から見てもわからないところにあります。ちなみに、まぶたを優しく少しだけずらしてみると、白目が出てきます。また、猫の目には瞬膜という部分があり、よく半目になって寝ている猫からチラッと見えますが、その瞬膜と白目は全く別物であり、役割も違います。

猫の白目の役割

寝そべる猫

では、猫の白目にはどのような役割があるのでしょうか?

そもそも、猫や人間、動物の目には名称があり、この記事で黒目(人によっては青色や緑色)と言われる部分の真ん中を瞳孔、黒目(人によっては青色や緑色)を虹彩、白目と呼ばれる部分を強膜といいます。これは猫の白目も当てはまります。また猫の目でいうと、キレイな透明の球体部分が角膜というそうです。

白目(強膜)は、角膜が外からの光を屈折させて中に通し、不要な光が入らないように防ぎ、尚且つ眼球の形を保つ役割があるそうです。白目(強膜)の役割は、大体の動物に共通していることだそうなので、猫の白目もそのような役割があると考えられています。

猫の白目はなぜ見えないの?

横を向く猫

猫の白目は初めに言った通り、正面からは見えません。また他の動物の白目も大体が見えません。それは、天敵から身を守るため、目の動きや目の位置を知られないように目立つ白目の部分を露出させないようにしているという説と、より多くの光を吸収しやすくするために角膜部分が大きい必要があるという説があります。

確かに、猫の目には反射板のような役割を持つ部分があります。猫は夜行性で、月明かりの薄暗い中、行動しなければいけません。その際に少ない光を吸収し、反射板を使ってよく見えるようになっています。そもそも白目が外に出ている必要性が動物にはないのかもしれません。

逆に天敵のいない人間は、夜行性でもないため、より多くの光を吸収する必要性もありません。
人間の白目が露出しているのは、コミュニケーションをとるために進化した、と言われています。

猫の白目に病気のサイン

猫の白目には、肝臓病などを発症すると黄疸が出るそうです。まぶたを触っても嫌がらない猫は、たまに見てあげると安心ですね。また、肝臓の病気になる原因が特定できなくても、食欲がないときは獣医師に連れていくことをお勧めします。

猫の白目と人間の目の違い

目の検査をする猫

猫の目には、白目はもちろん、人間の目とは違う部分がたくさんあります。

  • 角膜
  • 虹彩
  • 瞳孔の大きさ
  • 視野
  • 視力
  • 色の識別
  • 瞬膜

上記に挙げた違いを、サラッと説明していきます。

角膜

猫の魅力の1つでもある丸い透明な球体、これが猫の角膜です。猫の目を横から見てみるとわかりますが、大部分が透明で分厚いです。人間の角膜に比べると、その厚さと大きさが全く違うことがわかります。

虹彩

虹彩は瞳孔の大きさを調節し、目の中に入る光を調節する役割があるそうです。人間と違うのが、虹彩の大きさです。白目が見えない分、虹彩が目の大部分を占めています。人間も猫も共通しているのが、人によって猫によって虹彩がそれぞれ違う色をしています。猫の虹彩は、よく4パターンに分けられます。

  • 緑色
  • 青色
  • 金色系(黄色琥珀色茶色など)
  • オッドアイ

このほかに赤色の虹彩の猫もいるそうです。

瞳孔の大きさ

人間の瞳孔も、光の加減で大きくなったり、小さくなったりしますが、猫の場合は調整範囲が広いそうで、目一杯広げると、14mm程になり、逆に細めると1mm以下になるそうです。人間の瞳孔は丸く大きくなるのに比べ、猫は瞳孔が縦に長くなっているため、瞬時に開きやすくなっているそうです。

視野・視力・色の識別

猫の視野は、全体視野で280度あり、人間の視野210度を大きく上回っています。猫の視野が広いのは、獲物を見つけやすく、また距離感を正確につかむためだと言われています。しかし、視力に関しては人間よりも悪く、その原因は角膜が厚いのと、瞬時に獲物を捕らえる能力のため視力が悪いという説があります。色の識別に関しても、人間がカラーで見えているのに対して、猫は白黒でしか識別できないそうです。

瞬膜

よく白目と間違えられる白い膜を瞬膜と言います。これは角膜を保護するためにあるそうで、猫が寝ているときに、半目になっていたりすると見えます。これも猫の角膜が大きいため、人間にはない、人間と猫との違いですね。

まとめ

ルーペと猫の目

今回は、大きくて宝石のような猫の目・白目の秘密についてご紹介しました。
今まで白目と勘違いしていた部分や、猫の目の仕組み、人間と猫の目の違いが分かったと思います。実際に飼っている猫のまぶたを少しずらしてみたら、確かに白目がありました。

猫の目と人間の目の共通点もありましたが、作りや機能、使い道が違うため、視野や視力、色の識別までに影響出ていることもわかりました。これらは、もともと夜行性で狩りをして生きていた猫が、現代では必要のない機能だと判断し、進化の過程で無くなったのかもしれませんね。

また、白目には病気のサインが出ていたりしますので、健康診断と一緒に獣医師に見ていただいたり、可能な方は自分でチェックしてあげるといいと思います。これから猫を飼う方、飼っている方は、ぜひご参考程度に覚えていただけると幸いです。

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  • 女性 にゃコロ

    猫の第一印象で魅力的なのは、その目力だと個人的に思っています。目を合わせると威嚇になると言う方も多いですが、猫の方から熱い視線をくれる時は、親愛のサインだと聞きます。
    人も睨む瞳と、見つめる瞳では表情が変わりますが、きっと猫も同じです。
    今回猫の目の機能や役割を改めて知り、生きることに順応して発達した事の奥深さを感じました。視野の広さの割りに視力が弱い事や、白黒の世界で生きていること、角膜と白目の関係性はとても勉強になり、白目で病気を発見できる知識も参考になりました。
    白目があるからこそビー玉みたいに透き通って、キラキラしている猫の瞳ですが、猫自身も、猫同士でもその色の識別ができないのだと知ったので、私が愛猫の分しっかりと記憶に収めておこうと思います。本当に、奥深いです。

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