猫の食事について注意すべき点

猫の食事について注意すべき点

人間と同様、猫にとっても食事は健康維持に大切な要素です。特に室内で飼われている猫は飼い主が責任を持って食事を管理する必要があります。ここでは猫の食事について、注意すべき点も踏まえて紹介したいと思います。

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猫の食事はどんなもの?

食事を見つめる猫

猫は本来肉食で、野生の猫はねずみなどの小動物を捕獲し食します。人間の生活圏にいながら人に飼われていない野良猫は人間に与えられるキャットフードや人間の出した生ごみ、海沿いに住む猫は漁師に与えられる魚など実に様々な食事をしています。

人に飼われている猫の場合、その食事は飼い主がすべてを決めることになります。猫の健康を管理する上でもそれはとても責任あることです。それでは飼い猫の食事はどんなものでしょうか?

市販のキャットフード

飼い猫の多くは市販のキャットフードを食事として与えられます。キャットフードには、食事として与えるもの、おやつやしつけのご褒美(間食)として与えるもの、栄養補助食や食事療法のための療法食などがあります。

毎日の食事として与えるものは、栄養をバランスよく調整されている総合栄養食と記載のあるものにします。一般食と書かれているものは一見普段の食事用と勘違いされやすいですが、副食目的のものなのでそれだけでは普段の食事には適しません。少しややこしいので注意が必要になります。

また、キャットフードは含まれる水分の量によってドライフードとウェットフードに分けられます。水分が10%程度以下のものがドライフード、90%程度のものがウェットフードです。
ドライフードはウェットフードに比べ、日持ちし価格も安く少量でも必要な栄養やカロリーをより簡単に摂取することができます。一般的によく浸透しているキャットフードです。

しかしウェットフードの方が嗜好性が高く猫に好まれます。顎が鍛えられ歯石になりにくいドライフードを勧める獣医も多く、ウェットフードはドライフードと併用した方がよいかもしれません。どちらを使う場合もラベル記載の給与方法を確認し、適切な量を与えるようにします。

猫の食事を手作りする場合

市販のキャットフードに頼らず、食事を手作りするという方法もあります。猫は肉食なので、肉をメインにし、野菜と穀物は少量にします。猫は穀物の消化が苦手なので、穀物はなくてもいいです。

ただし猫に食事を作るのなら、基本の食事は市販のキャットフードにし、週に1回程度にした方が無難です。猫に必要な栄養を、猫のバランスに合うように食事を作ることは容易なことではないからです。

猫に必要な栄養をよく勉強、理解し、与えてはいけないものに注意し食事を作る必要があります。人間が普通に食べているものでも、猫の体には害を及ぼすものがあるのです。例えば猫は汗をかかないので塩分を摂りすぎると、腎臓や心臓の負担になります。なので、猫に食事を作る際は味付けしないようにします。他にも以下のようなものは食べさせてはいけません。猫に食事を手作りする際は使わないように注意しましょう。

  • ネギ類
  • 生卵
  • 鳥魚の骨
  • チョコレートなどの甘いもの
  • 油の多いもの
  • 牛乳
  • 冷たい食べ物
  • ドッグフード
  • するめいか
  • 生のイカタコエビ
  • 貝類
  • パン類
  • アルコール飲料

猫の食事に欠かせない水

食事と一緒に水も出すようにします。猫は1日に体重1㎏あたり60~70mlの水が必要だといわれています。もちろん食事にも水分は含まれているので、水だけで必要量の水を飲ませようとする必要はありません。

食事の時以外にも常に水は出しておき、こまめな水分補給ができるようにしてあげます。水皿は清潔にし、中の水もこまめに取り換え、常に新鮮な水を猫が飲めるように心がけてあげてください。

猫の成長に合わせた1日の食事の回数

食事する猫

猫は成長に従って1日の食事の回数が異なってきます。
生後3週目くらいまでは母猫の乳または子猫用のミルクを5~6回与えます。生後3週目を過ぎるあたりから離乳食(子猫用のキャットフードをふやかしたものなど)を4回ほど与え、生後8週目あたりからは成猫と同じような食事を食べるようになります。

とはいえまだ育ち盛りで、成猫に比べると多くのカロリーが必要です。そのためキャットフードの場合は子猫用のキャットフードを3~4回与えます。生後1年を過ぎ成猫になったら1~2回、活動量に応じて食事を与えます。高齢(7歳以上)になると活動量が低くなるので、摂取カロリーも低くなります。一度に多く食べられない場合もあるので、1~4回程度の食事になります。

猫の食事で注意が必要な場合

スプーンから食事する猫

妊娠中、授乳中の猫はより多くの栄養を必要とするので、食事には注意が必要です。妊娠・授乳期用のキャットフードもあるので、そちらを活用するのもいいです。食事の回数も1日4回くらいと多くなります。水分も多く必要になるので新鮮な水を多めに与えます。

肥満の猫の場合、ダイエット専用のキャットフードの使用が望ましいです。手作りする方法もありますが、上記のとおり、猫の食事を作ることは容易なことではありません。カロリーを抑えて作ろうとするとますます猫に必要な栄養素が不足する危険性があります。ダイエット専用のキャットフードをラベル通り適切な量与えるようにします。

猫の食事に関するまとめ

ウェットフードを食べる猫

猫の食事いかがでしたか?飼い猫に食事を与えるにあたって、いろいろと注意することがあって大変そうに感じることもあったかもしれません。しかし、飼われている猫は自分で食事を選べません。食事の内容も量も、飼い主がきちんと理解したうえで管理してあげ、大切な家族の一員である猫の健康を守ってあげられるといいですよね。

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