猫がぐったりしている時に考えられる病気や対策

猫がぐったりしている時に考えられる病気や対策

原因が何であれ、猫ちゃんがぐったりしている状態は異常であり、生命に関わる状態に陥っている可能性が高いです。この記事では猫がぐったりした時に考えられる病気、すなわち救急処置が必要な病気についてご紹介します。

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猫がぐったりした時にチェックしたい初期診断項目

ぐったりしている猫を診察している医者
  • 猫がいつ頃からぐったりしているのか
  • 猫の呼吸状態
  • 口腔粘膜や結膜の色
  • 猫の意識レベル
  • 出血の有無
  • 嘔吐下痢の状態
  • 排尿があるかどうか
  • 咳の状態

猫がいつ頃からぐったりしているのか

ぐったりした状態がどの程度続いているのかというのは、その子がその後の回復するかどうかの予想を立てるのにも重要です。異常が起きてから病院に行くまでの時間が早ければ早いほど救命率は上がります。

猫の呼吸状態

呼吸数や呼吸するときの状態(いつもよりお腹を動かして苦しそうなど)をみておくとよいでしょう。様々な状態で呼吸数は多くなったり少なくなったりします。心臓や肺の状態が悪い時はもちろん、痛みを感じているときや発作の後も多くなります。

口腔粘膜や結膜の色

ピンク色か、蒼白なのか、紫色っぽくなっているかなども観察できた場合は伝えるとよいでしょう。主に血液の流れの状態(循環状態)を示す項目です。

猫の意識レベル

飼い主さんを認識できるのか、呼びかけに応じるのかなどは神経の状態を反映します。

出血の有無

出血量が多い時はすぐに輸血が必要になります。

嘔吐下痢の状態

嘔吐下痢がある時は、色、形、頻度、内容物も伝えると参考になるでしょう。

排尿があるかどうか

最後に排尿したのはいつか、色はどうか、量はいつもと比べてどうか等も覚えていれば伝えましょう。

咳の状態

咳をしていれば、いつ頃にみられるのか、どのくらい持続するのか教えてもらえると診断の補助になるでしょう。

こんな時に猫がぐったりしていたら要注意

ぐったり2
  • 中毒物質や異物の摂取、接触から間もない時
  • 発作を起こしている、もしくは発作直後
  • 外傷がある場合
  • 多量の出血がある場合
  • 高熱がある場合
  • 体の外に臓器が飛び出している時

これらの病気を診断し、治療開始するには検査が必要です。ぐったりしている時はすぐに病院に連れていきましょう。

こんな時に猫がぐったりしていたら直ぐに病院へ

病院

以下の項目は生命維持に必要な臓器を傷害している時によくみられる症状です。始めはぐったりしていないこともありますが、病態が進行してくるとぐったりするようになります。

  • 呼吸困難になっている場合
  • 意識がない、発作している、歩けない等の状態(神経学的異常)
  • 持続的な嘔吐をおこしている場合
  • 耳、口、鼻、肛門、外陰部などからの出血がある場合
  • 急激なお腹のふくらみがある場合
  • 重度の咳が出ている場合
  • 異物や中毒を起こす食べ物の摂取した場合
  • 激しい痛みを訴える場合(鳴き続きける、暴れる等の場合)

猫がぐったりする原因は主要臓器の異常かも?

ぐったり

心血管系が原因でぐったりしている場合

心臓のポンプ機能が低下することで肺や胸に水が溜まってしまったりすることがあります。不整脈を起こしたり血栓が細い血管に詰まることもあります。

呼吸器が原因でぐったりしている場合

肺炎や心不全に起因して水が肺にたまることで重篤な呼吸困難に陥ることがあります。

神経が原因でぐったりしている場合

てんかんや何らかの原因による発作や糖尿病などでも意識障害や麻痺などがみられます。

腎臓が原因でぐったりしている場合

毒物の摂取や慢性腎不全から急性腎不全に陥ることがあります。また、結石等により尿道閉塞や尿管閉塞を起こしているときも腎臓機能を傷害します。

以上の臓器のどれか1つでもうまく働かなくなると、命の危険があります。直ぐに動物病院に連れて行きましょう。

まとめ

ぐったり3

日ごろから猫ちゃんの様子をよく観察し、元気な状態はどんなものか覚えておきましょう。そして食欲がなかったり、元気がなかったり、ぐったりしている時や“何だかおかしいな?”と思ったときは早めに病院に連れて行ってあげることが重要です。

女性 にゃコロ

歯周病で通院している愛猫が、普段より丸まって寝ている時間が多く、食欲も落ちていたので掛り付けの病院へ駆け込みました。
血液検査の結果、歯周病による炎症で食べれず、水を飲む量も減った結果、腎機能も低下する悪循環に陥っているそうです。
点滴で水分を補給して、腎機能の回復が上に向く事を祈るばかりですが、日々体調を気にかけてあげる事は、本当に大事です。
先生に、腎機能は水分補給が大事だと伺って、市販のミネラルウォーターの方が良いのか聞いてみましたが、水道水がベストとの事。
ミネラルウォーターは、猫の尿結石の一因となってしまうそうです。
普段と違いぐったりしていたり、食欲不振や、お水を飲む量の変化、体の熱さ、目やにがあるかないか等不調サインを見けたら、まずはお医者さんです。最適な治療法で、無理なく回復させてあげて下さい。

30代 女性 tonakai

我が家の猫は、外でケガをして元気がなくなっていたところを保護しました。元気がなく、あまり動かなかったのでおかしいと思い、体を見ると背中にケガをしていました。ぐったりしている原因がすぐに分かれば、直ちに病院に連れて行くことができますが、そうではない場合は考えてしまいます。普段の様子をよく確認して、いつもと違うと感じたときは病院に相談に行くことが大切ですよね。猫は体の具合が悪くても隠す、明らかに様子が違うときはかなり体調が悪い、ということを聞いたことがあります。いつもと少し違うという段階でも気にかけてあげる必要があると思いました。我が家の猫は、保護してから1年半の間は病院に行くことが多かったので、様子を良く観察するようになりました。

20代 女性 ミミキュウ

我が家にはもうすぐ13歳になる、おばあちゃん猫がいます。
お腹の不調で病院に通っていますが、なかなか改善されず、もう暫く動物病院通いは続きそうです。
高齢で精密検査は体の負担にもなるので血液検査だけの判断ですが、

・気持ち悪いけどお腹は空いて、食べるけれど吐いてしまう。

これの繰り返しで体の水分も減ってしまう為、不調が改善されないのでは。
と言うお話でした。

断定はできないけれど、慢性的な胃腸炎だろうから、引き続き点滴での水分補給と吐き気止めを投与して頂いています。

“ぐったりしている”と判断するべきかは判りませんが、体調が良くないと、1日中私や家族の目から遠い場所で丸まって眠っている事が目立ちます。
まるで、”具合悪いから寝かせてね。そっとしておいて”と言われている様で、心配で仕方ありません。

もちろん、慢性胃炎はあくまでも”可能性の高い病名”と言う事だけなので、ほかの病気の可能性もある、とお話は伺ってます。ふまえて痛み止めや炎症止めの処置もしていただいてるところですが、今は回復を祈るばかりです。

20代 女性 阿部

我が家の猫もある日急にぐったりし、食欲不振、おう吐、動かない、等の症状が見られましたが、頻繁に猫風邪をひく子でしたので、救急病院へかかることも考えたのですが、なんだかいつもと様子が違う気はしていたものの、きっと猫風邪だろうと思い込み、その晩は様子を見て翌朝病院へ行きました。

すると結果は腎不全。腎臓の数値が異常に高く、更には脱水症状も起こしている状態でした。5キロもあったずっしりとした体重も、3.2キロまで落ちており、2キロ近くも落ちていたことに気が付いていませんでした。

獣医さんからは、「数か月かけて緩やかに体重が落ちたのではないか」と言われ、改めて猫を抱くと、「そういえば何か軽くなった」と感じました。

このことがあってから、我が家では月に1度猫の体重測定をしています。誰よりも愛猫の変化に気づいてあげられる自信があったのに、毎日一緒にいると緩やかに減っていく体重の変化に気が付いてあげられませんでした。

その後数日で愛猫は亡くなってしまい、相当悪化していたことに気が付いてあげられなかった自分を責めました。

何あってからでは手遅れになってしまいます。みなさんも愛猫がぐったりしている時には、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてくださいね。

20代 女性 めろん

朝元気な風に見えても急にぐったりと調子を崩してしまうこともありますよね。

猫ちゃんの場合は、あまり外に出るのが苦手な子も多いのでケージやカバンなどに入る練習を普段からして慣れさせておくと、体調が悪いのに更にストレスにさをかけてしまうのを半減できる気がします。カバンやケージがない場合は洗濯ネットなどに入れると安全です。

普段からかかりつけの病院を調べておくと安心ですし、どうしたらいいのか迷った場合は病院に電話をし症状を話しどうしたらいいか(様子を見ても良いのか)相談してもいいと思います。
不安だったり迷うなら病院に行きましょう。
ぐったりと調子が悪くなるには必ず理由があります。
夏場は熱中症が多いので、油断せずにクーラーを使って防いであげて欲しいです。
ちなみに嘔吐のみや下痢のみと違い、下痢と嘔吐が両方出た場合は、あまり良くないので様子を見るよりも病気で診てもらうことをおすすめします。

女性 はなこ

猫は体調が悪いのを表に出さないことが多いので、ぐったりしているというのは明らかに異常事態です。猫は人間の4倍速く年をとるといわれているので、1日様子を見ていたら4日たってしまうようなものですよね。手遅れになってしまわないように、すぐに病院へ連れて行ったほうがいいですね。病院とは無縁の健康な猫ちゃんでも、何かあったときのために、かかりつけの病院を決めておいたほうがいいかもしれませんね。
わたしは猫の健康状態の変化がわかるように、毎日おしっことうんちの回数と時間、その他、吐いたときや何か気になることがあれば手帳に記入するようにしています。
記事中の「猫がぐったりした時にチェックしたい初期診断項目」はとても参考になりました。病院へ連れて行ったときにきちんと状態を説明できるようにしておきたいですね。

20代 女性 チグラーシャ

我が家の猫はまだ若くて大きな病気をしたことはありませんが、今の時期は熱中症が心配なので、外出中でもエアコンは常につけっぱなしです。部屋にいないなーと思った時はたいていお風呂場で涼んでいます。エアコンの風は冷たすぎて少し苦手なのかもしれません。
実家で飼っているおばあちゃん猫たちの場合、ぐったりというほどではないけれど、どこでもすぐごろんと横になってそのまましばらく動かないことはよくありました。年を取って無理がきかなくなったので、すぐに疲れてしまうんだと思います。
健康に見える猫ちゃんでも、密かに病気が進行していることがあります。ちょっと元気がないだけだと思って放置し手遅れになってからでは遅いので、愛猫の健康状態には常に気をつけておきたいです。
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