アビシニアンの色は4種類!人気の毛色とそれぞれの特徴

アビシニアンの色は4種類!人気の毛色とそれぞれの特徴

概要

  • アビシニアンの被毛は帯状の色の変化があり「ティッキング」と言う
  • 被毛の色はルディ、レッド、フォーン、ブルーの4種類
  • 瞳の色はCFAでゴールド、グリーンの2色、TIFFでゴールド、グリーン、カッパー、ヘーゼルの4色

「まさに猫!」という見た目をしているアビシニアン。実は毛色は4~5色あり、その毛1本1本も単色ではなく数色の帯になっていることを知っていますか?そんなアビシニアンの色についてまとめました!

アビシニアンの色のパターン

アビシニアンの毛色はCFAではルディ・レッド(ソレル)・フォーン・ブルーの4色が認められており、TICAではこの4色以外にもシルバーが認められています。その他、ライラックやチョコレートなどの色もヨーロッパなどで繁殖されているようです。
瞳の色もCFAではゴールド・グリーンの2色、TICAではゴールド・カッパー・グリーン・へーゼルの4色と団体によって分類が異なります。ちなみに、瞳の色はどの毛色でも4色のどれかが現れます。

ルディ

アビシニアンの色 ルディ

オレンジブラウンをベースに、ブラックやダークブラウン色のティッキングがあるタイプです。被毛の色はアプリコット色~赤褐色と幅広いですが、より濃い色が好ましいようです。
尻尾の先はブラック、肉球はブラックかダークブラウン、鼻先は赤レンガ色。ボディーの下側や胸元、足の内側は均一のオレンジブラウンでなくてはならず、ティッキングや縞模様があってはいけません。喉の上部、唇、鼻孔周りにのみホワイトが認められています。

アビシニアンのルディの記事はこちらもご参照ください。↓
アビシニアンのルディはどんな毛色?被毛の種類と人気のカラー

レッド(ソレル)

アビシニアンの色 レッド

ソレルとは栗色のことで、最近ではレッドまたはソレルと呼ばれるようになりました。
このタイプはソレル・レッドをベースに、シナモン色のティッキングがあります。被毛の色はやはり濃い方が好ましく、ティッキングが均等だとより良いようです。
尻尾の先はシナモン、肉球はピンク、鼻先はローズかかったピンク。

フォーン

アビシニアンの色 フォーン

温かみのあるピンクがかったベージュをベースに、より濃いピンクベージュ色のティッキングがあるタイプです。ティッキングがよく出ていて均一の方が好ましいようです。
ベース・ヘアーやボディの下側、胸の内側はグレーがかったイエロー色になっていて、背骨に沿ったラインはボディよりも色が濃いです。
尻尾の先は濃いピンクベージュ、肉球と鼻先はピンクモーブ(ピンクがかった暗い赤)。

ブルー

アビシニアンの色 ブルー

近年人気のあるカラーです。温かみのあるブルーグレーをベースに、濃いグレーのティッキングがあるタイプです。ティッキングがよく出ていて均一の方が好ましいようです。
ベース・ヘアーやボディの下側、胸や足の内側は淡いクリーム色になっていて、背骨に沿ったラインはボディよりも色が濃いです。
尻尾の先は濃いグレー、肉球はブルーモーブ(青みがかった暗い赤)、鼻先はダークピンク。

アビシニアンのブルーの記事はこちらもご参照ください。↓
アビシニアンのブルーはどんな毛色?特徴や値段まで

シルバー

シルバー、シナモン・シルバー、ブルー・シルバー、フォーン・シルバーに分類されます。

アビシニアンの色を決めるティッキング

アビシニアンの被毛 ティッキング

アビシニアンの被毛は1本1本が数色の帯状に区切られていて毛先にいくほど色は濃くなっており、この色のつき方は「ティッキング」と呼ばれます。このアビシニアンの模様は「アグーティ・タビー」と呼ばれ、体を動かす度に色が変わる印象を受けるのはこのためです。

まとめ

アビシニアン

アビシニアンはその特徴的な被毛によって様々な色の印象を与えます。個体個体でもティッキングの色の出方も違うので、これから飼う方はたくさんのアビシニアンを見てその違いを楽しんでみるのもいいかもしれません。

そして納得のいくお気に入りのアビシニアンをお迎えした時は、存分に可愛がって色の変化を楽しんでくださいね♪

▼アビシニアンについて詳しく知りたい方はこちら
アビシニアンってどんな猫?性格や特徴、気を付けたい病気は?

投稿者

40代 女性 ayako

現在、猫と一緒に暮らしております。しかし、猫を飼う前はときどき猫カフェに遊びに行って、色んな種類の猫ちゃんたちと戯れていました。私が行ってた猫カフェにはアビニシアンもいて、ティッキングが入った被毛は本当にきれいでした。そのうえ、艶やかで触り心地も抜群ですよ。
あと、毛色によって受ける印象がだいぶ違うのもアビニシアンの魅力ではないでしょうか。ブルーは非常に神秘的な美しさですし、ルディは「これぞアビニシアン!」という感じで、クレオパトララインがはっきりとしていて美しいですし…。
それぞれ個性があって本当にかわいかったです。また同じ毛色でも瞳の色が違うと表情もまた変わってくるので、飼う時は選びがいがあると思います。
投稿者

女性 Keiko

アビシニアンはとても被毛の色がほんとに色々あるんですね。でも、その中でも、アビシニアンといえば、レッド、と思っていましたが、「フォーン」と「ブルー」のアビシニアンには会ったことも、見かけたこともないです。この2つの色は淡くて、とてもキレイですね。人気がでているのもわかるような気がします‼︎機会があれば、実際自分の目で見てみたいです。被毛の色も、グラデーションがかかっているからこそ、あの独特な輝きの艶のあるキレイな被毛がうまれているんですね。ねこちゃんにしては珍しい被毛を持っているアビシニアンですが、毛も他の子にくらべると少し硬い印象があります。短毛なので、お手入れは長毛の子にくらべればそんなに大変ではないのかもしれませんし、あまり抜け毛もなさそうな印象があります。
投稿者

女性 のん

アビシニアンって耳が大きくて、とっても可愛いですね♡あのウルウルとした瞳で見つめられたら、もう何でも言うことを聞いてしまいそうです!(笑)

ちょっと気になったので、毛色による販売価格の差があるのか、調べてみました。どの毛色が特別高い、という価格差はあまりないようです。ペットショップでの相場は、20万円〜30万円代と言ったところでしょうか。

ブリーダーやキャッテリーでは中間マージンがない分、10万円〜20万円代と、ペットショップよりも低めとなっていました。ただ、親猫がキャットショーのチャンピオンだと、価格が上がるようです。

里親募集もされることはあるようですが、件数が少ないので、見つけたら即問い合わせた方が良さそうです!
投稿者

40代 女性 かえで

アビシニアンのレッドとブルーを訓練所の所長さんが飼っておられて、見習いの時に、お世話をしました!
 すごく、活発ですが繊細で細くて綺麗な体をもつ猫ちゃんだとゆう印象でした。
しかしそのうちに、レッドのほうが内臓機能障害になりました。
 初めは、異常に水を飲んだりしていて、体重も減り便に血がまじっていたり、元気がないとゆう症状でした。
おかしいと思いましたので、獣医さんに診ていただきましたら、肝臓の病気でした!
 強肝剤を打ってもらって三週間ほど治療が続きました。
肝硬変にならないように、慎重に治療が進み、治療が始まって、1年ほどかかって、やっと、元のげんきなレッドちゃんになりました、とっても心配しました。
 なかなか、難しい病気でしたがげんきになり乗り越えてくれてほっとしたのをおぼえています。
投稿者

女性 ケロキ

アビシニアンは実際に見たことがないのですが、毛の色に特徴があるんですね。ぱっと見ると、顔やお腹の明るい色と背中側の濃い色にしか見えませんが、よく見るとふわっとしたようにも見えて不思議だなと感じました。よく見る色はルディやレッドだと思います。ブルーやフォーンが毛色の種類にあるとは知りませんでした。
毛色のあらわれ方には個体差があるので、他のアビシニアンはどうなのか気になりますね。ミックスの猫にもアビシニアン風の被毛を持った子がいますが、艶の出方など、どのような違いがあるのか気になります。
美しい毛色や毛艶の維持のためにはシャンプーができるようになると良いようです。子猫のうちから慣れてくれると猫も飼い主も負担が少なくていいですよね。

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