メインクーンの病気は?注意すべき遺伝病と生活習慣病

メインクーンの病気は?注意すべき遺伝病と生活習慣病

メインクーンは体がとても大きく、フサフサの長毛が特徴的ですね!そんなメインクーンは遺伝する病気をいくつか持つ猫種でもあり、生活する上で飼い主さんが気をつけてあげなければならないこともあります。メインクーンはどんな病気にかかりやすいのでしょうか?

687view

目次
メインクーンの病気 遺伝的な病
メインクーンの病気 生活習慣病
まとめ

メインクーンの病気 遺伝的な病

見上げるメインクーン

ここで紹介する病気は遺伝病なので、いくら飼い主さんが気をつけていてもかかってしまう可能性のある病気です。それでも症状などを知っておくことで、もし愛猫がかかってしまった時は早期に気付いてあげられるでしょう。

肥大性心筋症(ひだいせいしんきんしょう)

心臓の筋肉がどんどん厚くなって肥大してしまう病気です。この病気にかかると血管の中に血栓ができてしまい、詰まってしまいます。猫の場合、心不全や大動脈血栓塞栓症による後ろ足の麻痺、最悪の場合は突然死の原因になることもあります。
中年期から老年期の猫やオス猫に発症しやすいと言われています。

症状
  • 調子が悪く、じっとして動かない
  • 起き上がることができずに苦しそう
  • 呼吸が荒いまたは呼吸困難
  • 突然後ろ足を痛がるようになる

後ろ足を痛がったり、起き上がれなくなった時は病状も進行していることが多く、また発症していてもすぐには症状が見られないこともあるようです。

対処

この病気は一刻も早く病院に連れて行き、治療することが大切になってきます。遺伝病のため予防方法などはなく、定期的な健康診断や症状が少しでも見られたらすぐに獣医さんの診察を受けましょう。
症状が悪化している場合は検査も困難となり、外科手術も途中で心臓がもたなくなったり、成功しても再発率が高くなるようです。

脊髄性筋委縮症(せきずいせいきんいしゅくしょう)

胴や手足を動かす脊髄の神経が消失することにより起こる病気です。生後3~4ヶ月で発症し、生後5ヶ月になっても筋力の低下によってジャンプできないなどの異常が顕著に現れます。

症状
  • 発症したての頃は後ろ足が弱くなり、かすかに震える
  • ジャンプできない
  • 後ろ足の揺れを伴う歩き方
対処

遺伝子の異常は検査で確かめられるため、何か異変に気がついたらすぐに病院へ連れて行きましょう。飼い始めた時に遺伝子検査をしておくのも良いでしょう。ただ、有効な治療法は見つかっていないので完治は難しいでしょう。

多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)

嚢胞と呼ばれる嚢胞液が詰まっている袋が腎臓にたくさんできる先天性の病気です。腎不全を引き起こします。
7歳以上の高齢期に発症しやすいです。

症状

初期の頃は無症状ですが、嚢胞が増えて大きくなってくると腎臓機能に負担がかかり、腎機能障害が起こります。

  • 食欲がなくなる
  • 多飲多尿
  • よく吐く

などが見られたら疑いましょう。

対処

この病気も完治は難しく、対症療法を施すことになります。とにかく腎臓の負担を減らしてあげることが大切になってくるので、「たくさんお水を飲ませる」「タンパク質やリンを減らした食餌を与える」ようにします。
定期的に病院へ行き、検査をすることが早期発見につながります。

股関節異形成症(こかんせついけいせいしょう)

腰の関節の奇形からくる痛みのため、歩きにくくなる遺伝病です。大型種がよくなる病気で犬に見られやすいですが、急激に成長する大型のメインクーンも気をつけるべき病気です。

症状
  • 痛みで歩けない
  • 高いところから飛び降りない
対処

猫は痛みを隠す動物なのでよく観察して、少しでも痛がっている様子が見られたらすぐに病院に連れて行きましょう。また遺伝病ですが、去勢避妊後の急激な体重増加や成長期の栄養不足が原因となって起こることもあります。日頃からの体重管理も徹底しましょう。

メインクーンの病気 生活習慣病

毛糸とメインクーン

毛球症(もうきゅうしょう)

セルフグルーミングの際に飲み込んだ抜け毛が胃や腸で毛玉になり、吐き出せなくなってしまう病気です。毛玉は通常は便と共に体外に排出したり、吐き出したりしますが、飼い主のお手入れ不足や猫の体調不良が原因でなってしまいます。メインクーンのような長毛種がなりやすいです。

症状
  • 食欲がなくなる
  • 吐こうとしても吐けない
  • 嘔吐や下痢
対処・予防

病院で毛球除去剤を処方してもらって吐かせたり、毛玉が大きいと外科手術になってしまうこともあります。
日頃からのブラッシングを怠らず、フードも毛玉対策用を与えるなどの予防をしましょう。

熱中症(ねっちゅうしょう)

夏になると聞き慣れる病気ですね。メインクーンは北アメリカ原産の長毛種なので寒さには強いですが、その分暑さには弱い猫種です。暑すぎる環境の中で体温が急激に上がり、発汗できずに熱を下げられないため起こります。

症状
  • 口を開けて苦しそうな呼吸をする
  • ヨダレが出る
  • 嘔吐や下痢
  • ふらつきや震え
  • 失神などショック症状
対処・予防

とにかく温度管理が大切です。夏の暑い日はクーラーや扇風機で温度調節し、留守番させる時もつけたまま外出しましょう。もし熱中症の症状が見られたら、涼しい場所に運んで水をかけたりして体温を下げてあげましょう。

まとめ

2匹のメインクーン

遺伝病は生活習慣など関係なく起こってしまうため防ぐことはできませんが、早期発見してすぐに治療を始めることで愛猫の負担も減らしてあげることができます。普段から様子を観察するようにしましょう!

また、生活習慣で起こる病気については原産国や長毛種だということをしっかり頭に入れていれば予防もできます。
メインクーンの飼い主として、なるべく病気をさせないように見守ってあげましょうね。

▼メインクーンについて詳しく知りたい方はこちら
メインクーンは犬らしい猫!?その魅力を徹底解析!

  • 40代 女性 sayaka

    現在、猫と一緒に暮らしています。メインクーンは遺伝性の疾患があるということですが、予防ができないのは、なんとももどかしいところですね。とにかく定期検診をしっかり受けて、何かいつもと様子がおかしいと感じたら、すぐに診察してもらうようにすれば、少しは安心できそうな気がします。
    私が飼っている猫は、動物病院へ連れていくとき、もう聞くのも心が痛いぐらい、悲痛な叫びをあげて大変なため、極力連れて行きたくありませんが、メインクーンの場合だと、そうも言っていられないですね。
    猫を飼う時は、その品種はどういう体質なのか、また、どのような疾患になりやすいのか、きちんと調べてから決めることが非常に大切だと思います。
    一度家に迎えたからにはもう家族の一員なので、責任を持って飼わないといけないですね。
  • 女性 Keiko

    メインクーンは私にとって、ご縁があれば一緒に暮らしたいねこちゃんの1つです。ねこちゃんとは思えないあの大きな体と上品な顔立ちにとても魅力を感じます。やはり体が大きいからなのか、骨や筋肉など整形系の病気が多いように感じました。肥大型心筋症に遺伝的になりやすいのは知っていましたが、ほかに「脊髄性筋萎縮症」や「股関節異形成症」があるのは少しじっくりしました。特に股関節異形成症は大型犬のわんちゃんでよくみられるため、やはり身体が大きい故の病気なのでしょうか。大事だなあ〜と思うのは、小さな頃からしっかり定期的な健康診断は行うべきだと改めて思いました。あとは、そういう筋骨格系の病気にもなりやすいのであれば、太ったりさせるのもよくなさそうですね。
  • 女性 のん

    メインクーンの病気について、良く分かりました。ワタシにとっては一度は飼ってみたい、大型猫ちゃんです!
    特に、肥大性心筋症は危険度が高い病気みたいですね。メインクーンの場合は、優性遺伝するとか。ですから、この病気が現れやすい傾向にある、という事ですね。

    遺伝子検査もできるようです。あるアメリカの大学で行った検査では、1/3のメインクーンが陽性だったそうです。
    それだけ起こりやすい病気ということで、充分に気をつけないといけませんね。
    1歳〜7歳のメインクーンでは、心エコー検査でこの病気を発見できるらしいので、定期的な健康診断などが重要となりそうです。

    将来飼うかもしれないメインクーンについて、今のうちから良く知っておこうと思って調べてみました!
    もしどなたかのご参考になれば、幸いです☆
  • 女性 にゃコロ

    遺伝性の病気は人にもある事ですが、それが大病であればあるほど不安も大きいと思います。
    猫の遺伝性の病も、やはり発覚が遅いと治療も遅れてしまうので、普段の愛猫の様子をしっかりとチェックしておくことが大事だと思います。
    肥大性心筋症は人にもある病なので、病名として耳にしたことがありますが、過度な運動が負担になってしまったり、生活で制限されてしまう事がたくさんあると聞きます。人は加減が出来ますが猫は自覚も認識も無いので、飼い主さんのケアがとても大事になると思います。
    メインクーンに限らず、猫は腎臓病にも掛かりやすいそうです。
    我が家の愛猫も2匹が腎臓病で通院していますが、尿を出すことはとても大事です。
    水をあまり飲まない猫にとって、腎臓への負担は大きいそうなので、しっかりとケアして元気に長生きしてもらいたいです。

スポンサーリンク

おすすめ記事

飼い主の声を書き込んでください

あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛猫の為にもなる情報をみんなで書き込んで、猫と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。

写真を付ける

この記事への書き込みは編集部が確認・承認した後反映されます。

書き込みに関する注意点

この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除処理、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

  • ・過度と捉えられる批判的な書き込み
  • ・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
  • ・荒らし行為
  • ・宣伝行為
  • ・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。

『ベンガル』を知ろう!

「ベンガル」はヒョウ柄でワイルドな見た目が特徴のねこちゃん。その姿はまさに小さなヒョウ!なのに、性格はその見た目と違って甘えん坊というギャップの持ち主。遊ぶの大好き!おしゃべり大好き!とても可愛いベンガルの魅力をたっぷりご紹介します♪

ベンガルについてもっとみる

『マンチカン』を知ろう!

「マンチカン」はなんと言っても短い足が特徴的!短い足でトコトコ走る見た目の可愛さから「猫のダックスフンド」という異名を持っています。また見た目の可愛さも然ることながら、穏やかで優しく人懐っこい性格でとても人気の高い猫種です。

マンチカンについてもっとみる

『アメリカンショートヘア』を知ろう!

「アメリカンショートヘア」は、元々ネズミ捕りとして育てられていた名残で、好奇心旺盛で活発なねこちゃんです。運動能力が高いことに加え、優雅な毛並みと頭の良さが人気の理由。そんなアメリカンショートヘアの魅力を余すことなくお伝えします!

アメリカンショートヘアについてもっとみる
ポチライター
人気のキーワード