猫の首を掴むと大人しくなる理由と掴み方のコツ

猫の首を掴むと大人しくなる理由と掴み方のコツ

猫の首の後ろ、いわゆる「うなじ」をつかむと大人しくなる、という話があります。これは本当なのでしょうか?また、うなじを掴まれると猫はどんな気持ちになるのでしょう?この記事では猫が首の後ろを掴まれた時の反応やその時の気持ちなどについて詳しくお伝えします。

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猫の首の後ろを掴むと起きる現象

おとなしい猫

猫の首の後ろを掴むと、受け身的になり背中が丸まる、しっぽを後ろ足の間に挟むなどの行動が見られた、という研究結果があります。この実験では書類用のクリップを猫のうなじに取り付けたのですが31頭に同じ実験を行ない、30頭にこの結果が見られたそうです。

このおとなしくなる現象は子猫の頃が特に顕著に見られるのですが、成猫になっても適度な強度でうなじを掴むことで見られます。この現象は「PIBI(Pinch-Induced Behavioral Inhibition)」と呼ばれ、日本語で言うと「つまみ誘発性行動抑制」という意味になります。

猫の首の後ろを掴むと大人しくなる理由や気持ち

ではなぜ、PIBIは起きるのでしょうか?母猫が子猫を運搬する時に、子猫の首の後ろを咥えて運びます。この時子猫はじっとしておとなしく、背中を丸めています。外敵に気がつかれないようにする為と、母猫の労力を減らすという目的があるようです。PIBIを示さないマウスでは、母マウスが咥えて運ぶ時に非常に手間取ったという話もあります。

この習性が成猫になってからも残っており、首の後ろを掴まれた時におとなしくなるのです。猫に苦痛を与えずに動きを抑制する方法としても活用が期待されています。

猫の首の掴み方とコツ

心地よい猫

猫の首を掴む時は、力任せにギュッと掴んで良い、という事ではありません。

手で猫首の後ろ(うなじ)を掴む・専用クリップを使う

手でうなじを掴む時にはあくまで優しく、軽く握るようにしましょう。猫が痛がるまで掴むのはやり過ぎです。また猫によっては嫌がる子もいますので、そのような場合には無理に掴むのは避けましょう。

PIBI専用のクリップも発売されていますので、使用が大丈夫な猫の場合には有効利用が出来ます。ブラッシングや爪切り、耳掃除などの日常的なお手入れの時に使用でき、92%の猫に効果があると言われています。

猫の首のマッサージにも応用

うなじへの刺激は猫をリラックスさせる事も出来ますので、優しく首付近をマッサージしてあげることで、猫とのスキンシップにもなりますし、猫も心地よさを感じてくれるでしょう。

猫の首を掴む時は「スクラッフィング」に注意

スクラッフィングというのは、動物の首を掴んで激しく揺さぶったり持ち上げたりする事です。PIBIはこのスクラッフィングとは別物です。特に3kgを超える猫に対してスクラッフィングを行うと、人間でいう首を後ろから絞めた状態と同じになり、危険です。猫に苦痛を与えてしまいますので、絶対に避けましょう。

まれに獣医師の中で診察の際にスクラッフィングを行う医師がいるようですが、もしかかりつけの医師が行っていたら止めてもらえるようにお願いしましょう。

猫の首グッズのお勧め!ネックグリップ

首に噛みつく猫

特に繁殖期のオス猫によく見られる行動ですが、交尾の際にメス猫の動きを止めるためにうなじに噛み付くのが「ネックグリップ」です。これもPIBIを利用していると言われています。去勢手術をしていないオス猫がこのネックグリップの変形で飼い主の指や服などを噛むことがあります。近くに発情しているメス猫がいると気持ちが高ぶるのが原因です。止めさせるには去勢手術を行うか、避妊手術をしていないメス猫を近くに寄せ付けないことです。

猫の首を掴む事のまとめ

猫の首の後ろを掴んで大人しくさせるのには、力加減が大事だと筆者は思います。何度か大人しくなるかと思い行ったことはありますが、中々うまくいきません。私のように力加減が分からない場合は、文中でご紹介した専用クリップを購入した方が良いのかもしれません。

女性 ケロキ

子猫が母猫の首の後ろをくわえて運ぶ姿にかわいらしさを感じ、そのイメージが強いために、成猫でもやっても良いと思っている人は多いと思います。一時的に動かないようにするには必要でも、持ち上げてしまうと負担は大きいですよね。猫を初めて飼う場合は家族にもそのことを知ってもらう必要があるように感じました。
我が家の猫はブラッシングも爪切りも耳掃除も大人しくしているので、首の後ろを掴まなくてもできています。子猫のうちからそういったケアに慣れていると嫌がらずにできますが、成猫から飼育を始める場合は慣れていないこともあるかもしれませんよね。洗濯ネットやタオルでくるんでケアをする方法がありますが、専用クリップも方法の一つとして知っておくと良いと思いました。

40代 女性 かえまり

猫ちゃんのうなじの皮膚はよく伸びますよね。母猫ちゃんが子猫ちゃんを運ぶときにくわえていたりよくみかけました。祖母も飼っていた子猫ちゃんを動かすときにうなじをつかんでいました。猫ちゃんにとったら、外敵から子猫ちゃんを護るためのことだとゆうのが、なんともかしこいなぁとおもいます‼今飼っている猫ちゃんたちは重たいのでうなじを持てませんが、子猫ちゃんのころはお互いのうなじの柔らかく伸びる皮膚をかぶりあいしていたのを思い出します‼
うちの猫ちゃんをシャンプーする時はうなじをつかんで身体を洗い、乾かすときもうなじをつかんでやります!そうでないと、暴れてしまいあぶないので。しかしブラッシングはおとなしいですのでたすかります。いざというとき、うなじを掴むのを覚えといたら動きも制御できるしいいのかもしれませんね‼

40代 女性 三日月

猫を今まで何匹か飼ってますが、首の後ろ掴んだら大人しくなります。今は雄3匹に雌3匹いますが、喧嘩や泣き止まない時など、首の後ろをひっ捕まえると大人しくなり、すいません。みたいな粒羅攻撃をします。後、人間もそうですが首の後ろをマッサージしてやると、気持ち良さそうにしてます。猫の弱点としても、首の後ろは昔から有名です。先住猫も、後から来た猫に首の後ろをかんで、よく自分の方が上みたいな教育指導をしてます。ジャレテ遊ぶ時もかんでますね。猫な首の後ろをアマガミなど、謎の究明対象には、うってつけの記事で、読んでいて納得です。勉強になります。

50代以上 女性 ラルコ

この 猫のうなじを掴むと大人しくなるという現象は、猫を扱うにあたりかなり有効ですね。母猫がくわえて移動する時に母猫から伝わったそんな現象とでも言ったらようのでしょうか。子猫の時から自然に備わった現象なんでしょうね。だとすれば 早くから母猫から引き離された いわゆるペットショップにいる子猫は、うなじを掴まれるのは不快で嫌がるのでしょうか?なかなか興味深い現象です。しかし、なんでも有効だと 3Kg以上の猫にとってはうなじ掴みが、首絞め状態になってしまうと言うのですから、やはりこれは 子猫時代の名残現象なんですね。また、この掴み具合がポイントとなりますが、なかなか難しい、何せ自分が親猫にうなじを掴まれた経験がありませんので。そこに、ネックグリップなどと言う専用クリップがあるそうなので、是非猫にも自分にも試してみたいと思います。

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