猫は賢い!記憶力が高いのはなぜか?

様々な職業を持つ犬のほうが猫に比べて、賢いと思っている人は多いのではないでしょうか。実は犬に負けないくらいに、猫も賢い動物なんです。そこで猫は本当は賢いのかどうかお話したいと思います。

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目次
脳化指数から見る「猫が賢い理由」
記憶力がいいのは猫が賢い証拠
犬と猫はどちらが賢いの?
まとめ

脳化指数から見る「猫が賢い理由」

猫と赤ちゃん

私は猫派か犬派かといわれると犬派ですが、猫も大好きです。猫はどちらかというと「静」、犬は「動」なので、じっとしている動物が好きな人は猫好きが多いような気がします。(もちろんそうとは限りませんが)犬の方が職業を持つ犬や芸をする犬がいるので賢いと思われがちですが、実は猫も犬に勝るとも劣らない、賢い動物といわれています。

脳化指数というものがあり、これは動物の脳の重さと体重から

[EQ] = [定数] × [脳の重量] ÷ [体重]2/3

というように算式される値です。

主な動物の脳化指数(wikipediaより)

  • ヒト…7.4〜7.8
  • バンドウイルカ…5.3
  • シロガオオマキザル…4.8
  • チンパンジー…2.2〜2.5
  • ゴリラ…1.5〜1.8
  • カラス…1.25
  • イヌ…1.2
  • ネコ…1.0

となっていますので、犬と猫はあまり変わらないのですね。人間にも個人差があるように、犬や猫も種類などによって個体差があります。

記憶力がいいのは猫が賢い証拠

窓際の猫

「猫は三年の恩を三日で忘れる」ということわざがあります。三年飼っていても、その恩を三日で忘れてしまうくらい猫はつれない動物であるというたとえです。「つれない」という表現はその通りだと思いますが、記憶力はとてもいいといわれています。

猫が記憶力がいい理由の一つに、もともと野生時代に単独行動で生活していたということがあります。犬は群れで団体生活をしたため仲間と助け合いながら身を守っていましたが、猫は仲間とともに行動することがなかったため、自分の身を守るための記憶力を備えるようになったそうです。記憶力がいいゆえに「執念深い」といわれることがありますが、それは性格的なものではありません。

動物は自分の身を守るためにさまざまな能力を備えていますが、猫にとっては「記憶力」がその一つです。先述のように自分の身は自分で守らなければならないという環境であったため、犬と比べて記憶中枢が発達しており、物事を比較的長期にわたって覚えていられるそうです。危険な場所や存在を長期的に覚えておくことで自分の身を守ろうとしているのです。「執念深い」のではなく、「記憶力がいい」ということですね。

また、猫は人間の行動を真似してドアノブを回してドアを開けたり、便座に座って用を足したりすることがあります。ほかにも台の上に乗ったら高いものに手が届くということも、人間の行動を観察しながら得た生活の知恵です。普段から人間を観察していて、それを記憶しているからこそそのような行動ができるのです。

犬と猫はどちらが賢いの?

猫と犬

脳化指数では犬の方が1.2で猫は1.0であるため、微妙な差ではありますが犬の方が賢い動物といえます。ですが、猫の方がドアを自分で開けたりトイレのしつけをしなくていいことから犬よりも賢いという人もいます。

犬は先述のようにもともと群れで生活していたため、仲間とともに学びながら生活の知恵を身に付けていましたが、猫は単独行動なので自分で学習して知恵を身に付けます。そして現在、犬は飼い主が群れのリーダーであることから、飼い主から教わったことを身に付けます。

それに対し猫は、勝手気ままに行動していた習性から、「教わる」のではなく、「自発的に学習する」のです。犬が芸を身に付けたり、警察犬や盲導犬などの職業犬になれるのは、このように「教わる」能力があるからであり、そのため猫よりも賢いといわれるのです。

猫にも帰巣本能がある

歩く猫

よく「犬は飼い主になつくが猫は家になつく」という言葉を耳にします。犬には帰巣本能があり、遠く離れたところに置き去りにされても飼い主の元に戻るというエピソードは数え切れないほどありますよね。しかし猫にもちゃんと帰巣本能があるのです。

昔、隣の家で飼っていたミーコという猫がいて、お姉さんがお嫁に行くときに一緒にミーコも連れて車で新居に向かっていました。その途中、窓からいきなり飛び降りて、一目散に住み慣れた家に帰って行ったそうです。
どこか違う場所に連れて行かれることを悟ったのですね。距離にするとだいたい4kmくらいはありますが、結局その日のうちに家に戻って、またその家の猫として住み続けました。

このように、ミーコが飼い主であるお姉さんよりも家を選んだのかどうかはわかりませんが、犬と同様、ちゃんと家に帰る能力は備えているのです。

まとめ

猫と遊ぶ人
  • 猫の脳化指数は犬とそう変わらない
  • 猫は「執念深い」というよりも「記憶力がいい」動物である
  • 犬は「教わる」能力があり、猫は「自発的に学習する」能力がある
  • 猫にも帰巣本能が備わっている

人間でも、「テストで良い点をとれる」タイプの賢い人と、「勉強はそこそこだが生活能力が高い」タイプの賢い人がいますよね。犬と猫でも、タイプの違う賢さを備えていて、どちらが賢いとは言い切れないような気がします。犬は犬、猫は猫で別のジャンルでそれぞれの能力を発揮できる場があるといいですね。

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  • 30代 女性 ひぃーちゃん

    我が家では、マーブル9歳(オス)、ミル6歳(メス)の他に、去年から、犬(クルミ6ヶ月、メス)を、迎えました。犬を迎えてから、トイレの躾けの他に、家庭、社会のマナーなどの躾けもしなくてはなら無い、本当に大変なんだと実感しましたが、ある日の、散歩をしていて、犬がトイレをして、その処理をしている隙に、リードを離して、脱走してしまいました。諦めモードで、来た道を戻り、自宅のマンションのエレベーターに辿り着くと、その前に、大人しく座って待っていました。犬も、多少教えなくても、毎日同じルートで散歩などをしていると、自然に覚えて記憶出来るのだと思いました。
    猫のマーブルも、洋猫の習性なのか、体を舐めて綺麗にする事が無く、トイレも埋める事が有りませんでした。しかし、ミルを迎えてしばらくしてから、今までし無かった、体を舐めて綺麗にする事、トイレも、埋め無い事も有りますが、埋めるようになりました。ミルは、日本猫で、来た時から、トイレの場所を、一度教えただけで覚えてくれました。もちろん、トイレを埋める、体を綺麗にする事も、きちんとしてましたので、もしかしたら、ミルがマーブルに教えたのか、マーブルが、ミルの行動を見て、自分で学んだのかは定かでは有りませんが、猫も犬も、同じくらい賢く、記憶力が有るのでは無いかと、私は思いました。
  • 女性 めりりん

    猫の記憶力については、昔飼っていたピーターという雄猫に驚かされたことがありました。

    彼は、アルミホイルで作ったボールが大好きで、暇さえあればそれで遊ぶのですが、よく家具の隙間に入れてしまい、私や家族に「取って!」とねだりに来ていました。
    取ってあげると、また大喜びで遊ぶ姿が可愛いので何度も取ってあげるはめになるのですが…。

    ところがある日、いつものようにねだりに来たはずなのに、なぜか棚の上を前足でつつき、にゃーにゃー鳴くので不思議に思い、「どうしたの?ボールはそんなところにないでしょ?」と声をかけていると、突然見ていた母が
    「あっ、もしかしたら!」と声をあげたのです。
    「?何?」
    「先週、この棚の上にある孫の手でボール取ってあげたのを覚えてるのかも!」と言って、孫の手でボールを取ってあげると、嬉しそうにしているではありませんか。
    まさか、偶然?と思いましたが、そのあとも取れなくなると棚の前に座り、前足でつついてねだるようになりました。
    母によれば、それは一週間も前の一度きりにしてやったことで、すっかり忘れていたのだそうです。
    猫の記憶力、侮れませんね!
  • 40代 女性 ポーリー

    現在飼っている猫(3歳)を見ていると、猫の記憶力はあなどれないと感じることがたくさんあります。例えば、我が家の猫はボールペンでじゃれて遊ぶのが好きで、遊んでもらいたいときは、筆記用具が入っている引き出しを開けようとしたりします。引き出しの中は見えないのに、私がいつもしまうのを見て覚えたんだろうと感心するばかりです。
    あと、一度嫌な思いをしたこともずっと覚えているのにも驚いたことがあります。というのも、体重計に乗ることがなぜか嫌いなようで、体重計に乗るときの「ピッ」という音が聞こえてしまうと、どこかに隠れてしまいます。そのとき、猫は見たものだけではなく、音も記憶できることを知りました。
    中には、おやつやフードをしまってある場所を覚えている猫ちゃんもいるみたいですね。幸いにもうちの猫はわかってないようなので、ひとまず安心です。
  • 女性 けいこ

    私は猫ちゃんは賢いと思います。猫ちゃんが好きなので、そうみえてしまうかもしれませんが、あしからず。でも、実際みていて賢いな〜と思うことが多いです。教えなくても、ご飯のある場所やおやつのある場所がわかりますし、私の愛猫は私の言葉を理解しているような気がします。さらに祖母がお家で転んで起き上がれなくなったことがあったのですが、私たちを呼びにきてくれました。それに、記事もふれているように人用のトイレで用をたしたり、それに最近ではわんちゃんだけの競技と思われがちですが、アジリティーを猫ちゃんでもしている動画などもアップされていますよね。しつけをすることも可能ですし、思っている以上に頭がいい動物だと思います。
  • 50代以上 男性 イチロウ

    我が家の愛猫「とら」は、普通の猫でありませんでした。 でも、それは、さて置き、猫が賢い、と思ったのは、「とら」が仔猫の頃から遊んでやっていての経験からでした。

    一例を挙げますと、鼠の玩具で遊ぶ折です。 「とら」は、私がいくら鼠の玩具を操って挑発しても玩具に飛び掛からないのでした。 姿勢を低めて、狙いを定めるように、玩具が動くのをじっと観察し、私が次の動きに転じる際の一瞬にさっと飛び掛かり玩具を抑えるのが常でした。 詰まり、玩具が動く一瞬前に飛び掛かるのです。 

    私がいくら工夫しても同じでした。 私が、不定の動きをするように心がけていても、何か鼠の玩具の動きには、定則があるのでしょう。 その法則を「とら」は、玩具の動くのを見て見破り、その動く一瞬前に玩具を捕えることに成功するようでした。  

    従って、飼い主の私は、あまり面白くはありませんでした。 いくら遊んでやっても、何か、飼い主の私が遊んで貰っているようでしたので。 

    「とら」は、電話で会話も出来るようでした。 

    それは、妹から「『とら』ちゃんに電話に出ないように言って欲しい。 驚くから。」と言われた折のことでした。 何でも、我が家に電話した折に「とら」が通話口に出て、一生懸命に何事かを伝えるように啼いたらしいのです。

    猫でも着信があり、我が家の電話機にあるハンズ・フリー装置が作動し小さな明りが点滅しますので、其処のボタンを前脚で押すと通話が可能なのです。 

    其処までは理解出来るのですが、一体全体、着信した際に点滅するボタンを押す等と言うことが何故出来るのかが分かりません。 偶然の賜物なのだろう、と思う反面、「とら」なら出来るかも、と思い、自分で我が家に電話したものでした。 

    その結果は、矢張り、「とら」は電話に出て来ました。 話しかける私に、大声で啼くのでした。 そして、帰宅した際には、驚く程に一種の困り顔で、私に何度も、何度も、啼くのでした。

    考えると、電話から私の声は聞こえるものの、姿が見えないので不思議だったのでしょう。 顔の「表情」も、凄く困り顔のように見えたものです。 其処で抱き上げて撫でると治まりました。

    賢い、と言っても猫ですので。

    ただ、不思議な能力があるのは、事実のようでした。 例えば、自分の気配を消すのです。

    私と「とら」は、我が家でかくれんぼ遊びをしたり、鬼ごっこをしたりして遊んでいました。

    本当のことなのです。 「とら」が隠れ、私が探す折には、その気配を消されると、その前を歩いても見えないのです。 ドアの前に居て、気配を消されると妙なことに、見て居ても見えないのでした。 一度、これをやられて、自分の精神状態を自分で疑いました。 ドアの前に居るのが見えない筈が無いのに見えなかったからでした。 何度もドアの前を行ったり来たりして、何度目かに其処に銅像のように全く動かない猫が居るのに気付いたのでした。 不思議な経験でした。

    猫には、未だに解明出来ない能力があるらしいのです。

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