猫にかまぼこを食べさせる時の注意点

猫にかまぼこを食べさせる時の注意点

魚が原料となるかまぼこは、猫が好きそうな食べ物ですよね。飼い主さんが食べているのを見て、猫が欲しがることもあると思います。かまぼこを与えてもいいのか、その注意点などを調べました。

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猫はかまぼこを食べても大丈夫なのか

かまぼこ

健康な猫にかまぼこを与えるのは、「少量なら問題ないが、おすすめしない」と言えます。
かまぼこは魚が材料なので、食べたがる猫が多いかもしれません。しかし、人間が食べるものは猫にとって塩分が高いものが多いため、与える必要はありません。特に腎臓病を患っている猫には与えてはいけません。

猫にかまぼこを与える時の注意点

猫と塩とこしょう

塩分

かまぼこを与えるときに一番気になるのが「塩分」です。猫が必要とする塩分は食塩にすると、1日3gほどが上限と考えられています。一般的なキャットフードの塩分は0.3%~0.5%、かまぼこ1本(180g)は2.5%です。かまぼこに含まれる塩分が高いことが分かりますよね。もしも、猫がかまぼこ1本すべて食べてしまうと、約4gの食塩を摂取したことになってしまいます。
過剰に摂取した塩分を体から排出するために働くのが腎臓です。もともと猫は腎臓のトラブルを抱えやすい動物でもあります。かまぼこを多量に与えることは腎臓に負担をかけることにつながってしまうのです。また、過剰な塩分を排出しようとすることは高血圧となるリスクもあります。

消化不良

かまぼこやちくわなどの練り製品は、消化に時間がかかると言われています。お腹の調子が悪い猫や、消化機能が低下しているシニア猫は消化不良を起こす可能性があるので注意が必要です。消化不良を起こすと、嘔吐や下痢、便秘などの症状があらわれます。

丸飲みしてしまう

かまぼこに限らず、猫は食べ物を丸飲みしてしまうことがあります。かまぼこが喉に詰まらないように注意が必要です。キャットフードを早食いしてしまう性格の猫は、特に危険と言えます。

添加物

かまぼこには調味料や着色料、保存料といった添加物が含まれます。添加物を減らした商品もありますが猫にとっては必要のない物が多く、体質によってはアレルギー症状があらわれることも考えられます。

猫にかまぼこを与える適した方法や量

フードをもらう猫

人間用のかまぼこ

人間の食べ物は、塩分や糖分などを考ると猫が食べるべきではありません。与えるとしてもほんの少量(猫の一口分程度)にしておきましょう。与える際は丸飲みしてしまうことや消化のことも考えて、細かく切ってから与えるのが安心です。また、食べているときは目を離さないようにします。かまぼこを頻繁に与えて猫が味を覚えてしまうと、飼い主さんが目を離したすきに食べようとすることもあるので、時々(1か月に1回や2回程度)与えるくらいがいいのではないでしょうか。
猫の中には、使い終わったかまぼこ板をもらっている子もいます。かまぼこの板にわずかに残ったものを食べるので、早食いする心配も、食べ過ぎる心配もありません。ですが、板までかじってしまわないように、注意して見ている必要があります。
上記の方法は健康な猫であることが前提です。腎臓病を患っている猫には与えないようにしましょう。

猫用のかまぼこ

猫用のかまぼこが販売されていますので、こちらの方が安心して与えられます。「カニ風味」や「マグロ風味」「減塩」など種類も豊富で、スライスされた「乾しかま」タイプが一般的となっています。薄くスライスされているので猫が食べやすく、中にはオーラルケアもできるタイプもあり、汚れを浮かせる、取り除く、付着させない成分が含まれているのが特徴です。猫用と言っても間食用なので与えすぎないように注意しましょう。間食以外に、食欲がないときにキャットフードにトッピングするのもおすすめです。ウエットフードには「かまぼこ入り」タイプもあります。
猫用かまぼこの塩分に関してですが、原材料に「食塩」を使用しているものがあります。食塩を使用しない猫用かまぼこも販売されています。しかし、腎臓の病気がある場合には塩分以外にタンパク質も影響するので、与えるのは控えた方が良いでしょう。

余談ですが、キャットフードや猫用のおやつなど、猫に与える前に味見をするという飼い主さんは多くいます。実際に食べてるみると「猫用かまぼこはおいしい」という声が多いようです。猫用かまぼこを与える前に、どのくらい塩気があるのか確認してみるのもいいですね。

猫とかまぼこのコラボ

猫は食べられませんが、猫とかまぼこがコラボした商品もあるんですよ。富山県のかまぼこの会社では、猫の肉球をモチーフにした「にゃんかま」を販売しています。ただのかまぼこではなく、中にクリームチーズが入っています。「にゃんかま」は化粧箱に入って販売されているので、猫好きな方への贈り物にも最適です。

まとめ

猫とお皿

かまぼこは魚が原材料なので、好きな猫も多いです。それだけではなく、飼い主さんが食べているものに興味を持って「ちょうだい」と寄ってくることもあるでしょう。しかし、かまぼこに含まれる塩分を考えると与えない方が良さそうです。健康な猫なら少量であれば問題ありませんが、消化に時間がかかることも考えなければなりません。
猫用のかまぼこもあり、オーラルケアができるタイプなど種類も多く食べやすくなっています。食欲不振のときにも役立つので、おやつとして猫用のかまぼこを用意してみてはいかがでしょう。

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