猫が唐辛子を食べてはいけない理由と対処法

猫が唐辛子を食べてはいけない理由と対処法

新陳代謝を高めるなど健康的なイメージの唐辛子ですが、猫に食べさせてはいけません。強い刺激や含まれる成分が猫の体に影響を及ぼす可能性があるからです。猫が苦手な唐辛子は猫よけとして使われることもあります。

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猫に唐辛子を食べさせてはいけない理由

唐辛子の横で寝そべる猫

唐辛子などの香辛料を猫が食べる必要はない

暑さなどで猫の食欲が落ちた時など、人間同様少し刺激のあるものを餌に混ぜて食べさせたくなりますが、猫にとってこれは全くの逆効果です。

唐辛子やワサビ、こしょうなどの香辛料は猫の内臓に必要以上の刺激を与えます。これにより胃腸障害などを引き起こし、嘔吐の原因にもなるのです。人間の食べ物には、わずかな量でも香辛料が使用されていることが少なくありません。人間の食べ物を安易に与えることはやめましょう。

一味唐辛子より七味唐辛子が危険な理由

どちらも唐辛子の粉末がベースの調味料ですが、『七味唐辛子』にはケシの実や海苔、陳皮(ミカンの皮)、など様々な薬味がブレンドされています。このため、七味唐辛子は唐辛子のみで作られた『一味唐辛子』より刺激がマイルドです。

刺激が少ないから『七味唐辛子』の方が猫には安全だと思っていませんか。実はそうではありません。七味唐辛子に一般的にブレンドされている原料は猫にとって次のような危険性が指摘されているのです。

  • ケシの実:中枢神経の麻痺や幻覚、興奮、抑鬱、便秘、肝障害、催奇形性を起こす
  • 柑橘類:少量で軽い胃の不調、大量摂取で中枢神経系に炎症を起こす
  • 海苔:大量摂取で尿路結石や腎臓の機能に影響を及ぼす

いずれも少量であれば影響は少ないですが、老描や子猫が食べると体調を崩すこともあります。また、一般的なブレンド以外にも猫に害のある様々なスパイスを使用している可能性もあるので、『七味唐辛子』には十分注意しましょう

猫が唐辛子を食べてしまった時の対処法

バーガーに興味を示す猫

唐辛子は皮膚に触れるとヒリヒリとした刺激があるので、すぐに口を洗ってあげましょう。嘔吐などの症状がある場合は半日から1日ほど絶食させて胃を休ませます。激しい嘔吐や下痢の症状がみられたら迷わず獣医さんに診てもらいましょう。

猫よけに唐辛子を利用する方法

物陰から様子を伺う猫

猫を飼っていないお宅では、庭への猫の侵入や猫の糞尿の被害に悩む方も多いでしょう。刺激の強い猫の糞尿の臭いがしては、せっかく手入れをした庭が台無しです。

猫を撃退する手軽な方法として唐辛子を使用する方法があります。唐辛子は吸い込んだり触れたりすると、強い刺激があるため粉末を庭に撒いておくと猫は嫌がります。さらに臭いに敏感な猫にとって唐辛子の臭いは想像以上に不快なものでしょう。

薬剤などと違って、植物や人間に害のない唐辛子は猫撃退に安心して使えそうですがデメリットもあります。唐辛子は大量に撒かなければ、それほど強く臭いません。そればかりか風や雨などですぐに流れてしまい、効果が持続しないのです。実際に効果があったという人と無かったという人で意見が分かれています。手間や効果のことを考えると他の方法を検討するのもよいでしょう。

唐辛子で以外に猫撃退には以下のような様々な道具が利用されています。
1)超音波機設置
2)スプリンクラー設置
3)フェンスの設置
4)忌避剤の散布

1~3の方法は効果が高いようですが、機材購入などコストがかかります。4の忌避剤は一般的に木酢液などが使用され、虫よけなど植物にも良い効果があるところがメリットです。しかし唐辛子同様効果が長続きしない、消耗品なので使い続けると結局コストが高くつくなどのデメリットもあります。

まとめ

唐辛子の匂いを嗅ぐ猫

猫にとって唐辛子はタマネギやネギ類、アルコールやチョコレートほどの致死性の高い危険性はありません。しかし『七味唐辛子』など市販の香辛料には猫にとって非常に危険なものも含まれている可能性があります。唐辛子だけでなく、香辛料は猫が口にしないようにしてあげましょう。

持続的な効果はありませんが、手軽で安全な方法として唐辛子は猫撃退に利用されています。効果があるかは庭の状況などにもよりますが、猫は一度嫌な目に合うと警戒して近づかないこともあるので、試してみるのも良いかもしれませんね。

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