冬の時期気をつけたい猫の病気3選

冬の時期気をつけたい猫の病気3選

猫の祖先は気温の高い砂漠出身といわれています。寒さが苦手で、冬は日当たりの良い場所や、こたつの中など暖かい場所を好んで過ごします。寒い時期は特に病気など体調管理に気を配ってあげましょう。

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①猫が冬になりやすい泌尿器系の病気

沢山の子猫とトイレ

冬に猫が泌尿器系のトラブルになる理由

気温が低くなると、猫は水を飲む量が減り、おしっこの回数も減る傾向にあります。このため尿が濃くなり、ミネラル成分が結晶化しやすい状況になるのです。

猫の尿路結石

結晶化は尿路結石の原因となり、尿が出にくくなると膀胱炎にかかるなど様々なトラブルを引き起こします。

尿路結石は症状が軽ければ食事や薬で治療しますが、重症化すると手術が必要になり、3万円~5万円ほどの費用がかかります。

尿路結石の症状

  • トイレの回数が多いのにおしっこの量が少ない
  • トイレ以外の場所でおしっこをしてしまう
  • 排尿時に痛そうにしている
  • 血尿が出る
  • トイレにキラキラ光るものが見える

これらは主に尿道に結石ができることが原因で起こる症状です。

尿毒症

尿路結石を放置すると、完全に尿道をふさいで尿毒症になる可能性もあります。尿毒症は猫の命に関わる深刻な病気です。おしっこでおかしいと感じたらすぐに獣医さんに診てもらいましょう。

泌尿器系の病気を防ぐ対策

水を飲む量が少ないと感じたらウェットタイプのフードを与えてもよいでしょう。食事と一緒に自然と水分を摂ることができます。

新鮮で美味しい水を用意してあげたり、水飲み場を数か所作ってあげたりするなど水を飲む環境を整えることも大切です。

トイレが汚れていると、おしっこするのを嫌がる猫もいます。いつでも気持ちよくおしっこができるよう、トイレは清潔にしてあげましょう。

②猫風邪

体温計と子猫

猫風邪の原因となるウイルスや細菌

  • 猫ウイルス性鼻気管炎(ヘルペスウイルス)
  • 猫カリシウイルス感染症
  • クラミジア
  • マイコプラズマ

これらのウイルスや細菌に複数感染して症状が重くなるケースもあります。子猫や老描などは命に関わることもあるので注意が必要です。

猫風邪の主な症状

  • 咳やくしゃみ
  • 鼻水
  • 口内炎
  • 発熱
  • 結膜炎
  • 流涙、目やに
  • 食欲低下

ウイルス感染は1年を通してかかる可能性がありますが、特にウイルスが活動しやすい冬の時期に多く見られます。ウイルスは低温を好むので、鼻や目に症状が出やすいのです。

予防と治療法

予防のためにはワクチンを接種しますが、接種していても完全に防ぐことはできないとされています。室内の乾燥を防ぐなどの工夫も必要です。

猫同士で感染するので室内飼いは大丈夫と考えていませんか。ウイルスは乾燥した環境下では非常に生存能力が高いのです。

飼い主が外で感染した猫と接触し、そのまま猫を触ることで感染する可能性もあります。外出後は手洗いをし、空気を入れ替えるなどして感染の危険を減らしましょう。

猫風邪に特効薬はありません抗ウイルス剤や抗生物質などの投与で治療し、栄養を補給します。重症化する前に早めに獣医さんに診てもらいましょう。

③猫の下痢

トイレットペーパーと猫

寒さが苦手な猫はお腹が冷えると下痢を起こしてしまうことがあります。水やフードは少し暖めてあげると食べやすく、胃腸にも優しくなります。

下痢による脱水症状

寝込む猫

冬場は水をあまり飲まない猫もいるので、下痢は特に注意が必要です。下痢が長引くと脱水症状に繋がり危険な状態に陥る場合もあるからです。

下痢が続いて元気がないようならすぐに獣医さんへ連れて行きましょう。

元気そうでもトイレの状態はよくチェックし、おかしいなと思ったらフードを工夫するなどして様子を見てあげましょう。

まとめ

毛糸セーターの中にいる子猫
  • 猫の泌尿器系の病気
  • 尿路結石
  • 尿毒症
  • 猫風邪
  • 下痢
  • 下痢による脱水症状

気温が低く乾燥する冬は猫にとっても辛い時期です。特に気を付けたい泌尿器系の病気を予防するためにも水をたっぷり飲ませることを心がけましょう。

特に尿路が長いオス猫は泌尿器系のトラブルが多いので食事にも注意が必要です。塩分量が多い食べ物は結石の原因にもなるので、人間の食べ物をあげないように注意しましょう。

部屋の環境は、適正な温度や湿度を保つことが大切です。猫風邪を予防するために、環境の他にもワクチンの接種を忘れないようにしましょう。

冬場は病気の他にも、暖房機器による火傷の心配もあります。猫が暖かく安全に過ごせる場所を家の中に作ってあげるとよいですね。

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