ねこでるとは 活動内容・使い方について

ねこでるとは 活動内容・使い方について

熊本地震以降にねこでる、という聞き慣れないサービスがスタートしました。地震で野良猫の数が増えてしまった熊本市である人が立ち上がり、不幸な猫の数を減らす目的でねこでるは始まったのです。ねこでるとは、一体何なのでしょうか?

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ねこでるとは

パソコンと白い猫

「ねこでる」とは、TNR活動の促進をするためのウェブサービスです。

TNRのサポートをしているサービス「ねこでる」

野良猫を捕獲して不妊手術を行ない元の場所に帰すことで、殺処分になる不幸な猫を増やさないようにするのです。その活動をサポートするのが、「ねこでる」です。

TNR活動とは

Trap(トラップ。野良猫を捕獲器で捕獲すること)、Neuter(ニューター。不妊手術)、Return(リターン。元の場所に戻す)の頭文字を取ったものです。

ねこでる開設の経緯

2016年に起きた熊本地震によって、被災地には野良猫が増えてしまいました。この猫たちの殺処分を減らす目的で、熊本市の獣医師と大学が中心となり、ねこでるを開設したのです。

ねこでるの使い方

3匹の野良猫
  • ねこでるのサイト上で迷子猫をさがす
  • ねこでるのサイト上で見つけた迷子猫の写真を投稿する
  • TNR活動の促進

野良猫の実態を把握する

市民が外で見かけた野良猫を撮影し、その情報を投稿することで、野良猫の実態を把握できるようにしています。

迷子猫を探す・保護したとき

TNR活動の促進以外にも、迷子猫をさがしたり、見つけた迷子猫の写真を投稿できたりします。不幸な猫が増えないよう、配慮されているのですね。

ですから、愛猫がいなくなってしまった、または迷子猫と思われる猫を保護した、という場合は、ねこでるを利用するとその猫を救うことができるかもしれません。

実際に、探していた飼い猫が見つかった、という方もいらっしゃるそうです。

ねこでるのサービス内容

  • 会員登録やアプリのダウンロードは必要なし
  • 無料
  • 会員登録で他の利用者と交流できる

ねこでるに野良猫の情報を投稿する際には、会員登録やアプリのダウンロードは必要ありません。ねこでるのサイト上で、無料で行えるようになっています。

どんどん野良猫の情報を投稿すればそれだけ実態が把握できますし、迷子になった愛猫を探している飼い主さんの役に立つことでしょう。

ねこでるは無料会員登録をする事もできます。登録をすると、他の利用者と交流することもできるそうです。探している飼い猫の情報を、似た猫を見かけた、という方から聞くなどして探すことができるので、便利ですね!

ねこでる https://neko.today/

ねこでるを使う時の注意点

スマートフォンと女性と猫

野良猫の情報を投稿する際に気をつけたいのが、場所を特定できるような投稿はしない事です。例えば、写真の中に住所が映り込まないようにする、コメントに住所や場所を書かないようにする、などです。

場所が特定されてしまうと、野良猫が心ない人によって被害に遭う可能性があるからです。また、そのような情報が投稿された場合は報告するアイコンが用意されていますし、住所などはすぐに削除されるようになっています。猫を安全に保護する為、注意しなければいけないポイントです。

ねこでるを開設した人

診察台に乗る猫

ねこでるを開設した獣医師は、熊本市にある竜之介動物病院の徳田竜之介院長です。

野良猫不妊手術キャンペーン

竜之介動物病院では、毎年「野良猫不妊手術キャンペーン」を行っています。野良猫を対象に無料で不妊手術をし、不幸な子猫を増やさないよう、尽力されています。獣医師は、ボランティアでこの活動に参加されている方がほとんどです。手術を受けた猫は回復後、体重測定や写真撮影が行われ、ねこでるのデータに加えられます。

震災時は精力的に活動をされた徳田院長

徳田院長は熊本地震の際に、ペットと一緒に避難できる避難所を開設したり、震災後に避難所を増設したり、ペットの幸せを願って精力的に活動していらっしゃいます。病院自体も365日年中無休、24時間体制で緊急時の対応もしてくれる、とても頼りになる医療を提供されています。こんな病院が近くにあったら、心強いですね!

まとめ

猫の手とキーボード

いかがでしたか?ねこでるというサイトについてご紹介しました。

ねこでるは野良猫のTNR活動をサポートするウェブサービスで、TNR活動以外にも自分の猫ちゃんが迷子になった時や、迷子猫を保護した時にも約に立つサービスです。

猫の殺処分は、猫好きとしては非常に心が痛む悲しいことです。不妊手術は不自然、猫が可哀想などと反対する意見も根強くありますが、だからと言って放っておいたら、どんどん殺処分になる猫が増えてしまいます。

殺処分は人間の勝手、という面はなきにしもあらずですが、それでも人と猫が共存していくには、必要な事なのでしょう。ねこでるによって不幸になる猫が減り、近い未来、殺処分がゼロになることを切に願うばかりです。

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