猫は歯の生え変わりがあるのか 乳歯から永久歯になる際の注意点

猫は歯の生え変わりがあるのか 乳歯から永久歯になる際の注意点

猫にも人同様、乳歯から永久歯への歯の生え変わりがあります。しかし、余りにも短期間で、しかもひっそりと生え変わるので、愛猫の歯がいつ生え変わったのかわからない飼い主さんが多いのです。今回はそんな猫の歯の生え変わりについて分析しました。

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猫にも歯の生え変わりがある

大口を開ける猫

我が家には、生後一か月から飼っている子猫がいます。ある日のことです。ヤンチャで暴れん坊な子猫が、いつものようにクッションに噛みついたときでした。口の中から転げる小さく白い物体、不思議に思い拾い上げてみると・・・、何と小さな歯!!

猫の歯の写真

慌てて口の中を確認しますが、特に歯がなくなっている訳ではありません。むしろ歯の側面に歯が生えている不思議な歯を発見。

「なっ・・・何これ!?」

慌てて病院に行き泣きそうになりながら先生に説明を受けて初めて猫の歯の生え変わりがあることを知りました。ちなみに我が家の猫さん、二週間ほどでいつの間にか乳歯が抜けてケロッとしていたので焦って動揺していたのは飼い主の私だけという結果になりました。

猫の歯の生え変わり時期 4つの注意点

子猫

飼い主の知らないうちに終わってしまうことも多い歯の生え変わり。ですが、稀に歯の生え変わり時期におきる問題が数点あります。もしものとき、焦らなくてもいいように知識を持っておきましょう。

1.急に猫の口臭が気になる

猫の歯の生え変わり時期に急に猫の口臭がキツくなったような気がすると感じるかたがいます。これは、猫の歯の生え変わり時期は乳歯と永久歯が口の中でせめぎあっている状態のため、歯と歯の間が狭くなり食べカスが残りやすくなっているのと、歯茎や永久歯が不安定な状態が続くために口臭を発生させているのです。歯の生え変わりの時期が過ぎれば、自然と収まるので少しの間我慢してあげましょう。

2.猫の歯茎から血が出る

猫の歯が抜けると微量ながら出血することがあります。何も知らずにいきなり愛猫の口から血が出ていたらとても驚きますが、人間と同じく乳歯が抜けるときはやはり微量ながら出血します。しかし5分もすれば止まることがほとんどなので安心してください。いつまでも止まらないようなら、別の病気や原因の可能性がありますのですぐに病院に行きましょう。

3.猫の永久歯が生えてきているのに乳歯が抜ける気配がない

これは私の愛猫が実際に経験したことなのですが、稀にまだ乳歯がしっかりとしている状態で永久歯が生えてきて行き場を失った乳歯が猫の唇に当たり、腫れてしまうことがあります。我が家の愛猫も、乳歯が唇に当たり若干小さく腫れていました。

「このまま乳歯が抜けなければ麻酔をかけて抜歯になるかも」

と言われていましたが2週間後乳歯は無事に自然と抜けてくれたので、抜歯はせずに済みましたし、唇もすぐによくなりました。ですがこの症状は本当に稀なんだそうです。もし歯の生え変わりの時期に、愛猫の唇に異常が出た場合は念のため獣医さんに相談することをおすすめします。

4.愛猫が急に噛みつくようになる

生後3ヶ月~6ヶ月の猫はアマガミする子が多いとは思いますが、歯の生え変わりの時期は特に多いです。と、いうのも猫の歯の生え変わりの時期はどうしても歯茎がムズムズし痛痒いので、何かを噛みたくなる時期なのです。この時期は、猫でも噛みついて大丈夫な人形やおもちゃなどを与えてあげて、少しでも愛猫の不快感を解消してあげるようにしてあげて下さい。

猫の歯の生え変わりに気付かない理由

猫アップの写真

「うちの愛猫、歯の生え変わりなんかなかったけど、もしかして乳歯のままで永久歯に生え変わってない?」

そんな心配をされている愛猫家様、御安心ください。多くの人が、愛猫の乳歯から永久歯の生え変わりを見たことも気付いたこともないですから。その理由は大まかに3つ。

短期間での猫の歯の生え変わり

人間の場合6歳頃から数年かけて、徐々に永久歯へと生え変わりますが、猫の場合「生後3ヶ月~6か月程度」で歯が生え変わります。更に、早い猫なら乳歯が生え変わり初めて僅か1か月ほどで、永久歯へと生え変わります。頻繁に口の中を見ることがない限り、又は猫の歯が生え変わることを知っていない限りなかなか気づけないのも頷けますね。

猫の乳歯が生えている状態で永久歯が生えてくる

上記の写真のように、猫は乳歯が生えた状態で永久歯が生えてきてから乳歯と生え変わります。そのため、人間のように乳歯が抜けた子供にある「歯抜けの状態」がありません。実際に私も写真の状態まで、しっかり永久歯が生えているのに全く気づきませんでした。

ちなみに猫はなぜこのような歯の生え変わり方をするのかと言うと、元々猫が野生で生きているとき、歯がないと御飯を食べることができずに大変だからだそうです。歯は猫にとって生きるために欠かすことができない物だということですね。

猫が乳歯を飲み込んでしまった

乳歯が抜ける瞬間は猫ちゃんによって様々ですが一番多いのが次の2つ。

  • 御飯を食べているとき
  • 猫じゃらしなどに噛みついて遊んでいるとき

御飯と歯を一緒に飲み込む猫、遊んでいるときに抜けて驚いて飲み込んでしまう猫はやはり多く、歯も小さいため喉につっかえることもあまりないようです。飼い主の知らぬ間に猫の歯の生え変わりが完了する、何てこともやはり多いです。

実際に我が家には猫が3匹いますが、生え変わった乳歯を発見できたのは1度キリです。あとは、猫たちが歯を飲み込んでしまったか落ちていることに気づかず掃除機で吸い込んでしまったか。愛猫の歯の生え変わりに心当たりがない方は、恐らく私と同じです。もちろん猫は歯を飲み込んでしまっても健康に問題はなく、便と一緒に排泄されているので安心してください。

猫の歯の生え換わりのまとめ

猫の写真

猫も人間も乳歯から永久歯に生え変わる、歯の生え変わりは大人になるための大切な第一歩です。愛猫の成長を温かく見守ってあげてください。

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