16歳の猫との過ごし方!生活の注意点から痴呆の症状まで

16歳の猫との過ごし方!生活の注意点から痴呆の症状まで

猫の16歳と言えば人間でいうと80歳くらいにあたります。身体のあちこちが弱り始め食べても痩せてきて、痴呆の症状も出てきます。可愛い愛猫と最後まで元気に楽しく過ごすために、今回は16歳の猫との過ごしかたについてご説明します。

443view

16歳の猫はどのような時期なのか

本の上で寝そうな猫
  • 猫の16歳は人間の80歳
  • 平均寿命が16歳

猫は人間より早く年をとる生き物です。猫の16歳は人間の80歳にあたり、猫の平均寿命が16歳なのを考えても老猫と言っていいでしょう。16歳になると身体にも様々な変化がでてきます。

  • 足腰が弱くなり運動量が減る
  • 神経も弱る
  • 食べるのに痩せてくる
  • 痴呆の症状が始まる

運動量が減るとは言っても、激しく長時間遊ぶことが難しくなるだけでまだまだ元気な猫もたくさんいます。また食べ物についても、食欲が衰える子もいれば変わらずたくさん食べる猫もいます。体力の変化、身体の変化も個体差があるため、愛猫の状態や変化に合わせて生活環境を少しづつ変えていってあげましょう。

16歳の猫の生活空間の改善

老眼鏡と猫

人間同様、老猫と共に生活をする場合身体の変化に合わせて室内の生活空間も工夫をする、いわゆるバリアフリーにしてあげることが望ましいです。

飲み水

猫は元々飲み水をあまり飲まない動物ですが、年を取ると動くのが億劫になりますます水を飲まなくなる、横着な猫ちゃんもいます。

16歳ほどの老猫の場合、水を飲まないと腎臓病のリスクが高まります。可能ならば飲み水を室内に増やし、あまり動かなくても水が飲めるようにしてあげましょう。

食事

  • 16歳を越える老猫は痩せてきてしまう傾向がある
  • 老猫専用のご飯を与える

人間と同じように 16歳を越える老猫となると、ご飯を食べる量も減り食べてもうまく身体が吸収できず痩せてきてしまう猫が増えます。

その為、16歳を越える老猫は各メーカーが出てる老猫専用のご飯を与えましょう。ウェットタイプの物が多く、通常のご飯よりも柔らかくカロリーが高い内容となっています。

トイレ

  • トイレの縁をまたぐことが困難な可能性
  • 跨ぎやすい物に変える
  • トイレの回りにペットシートを敷くなどの対応

トイレの失敗をしたことがなかった猫がトイレの縁やトイレの近くで粗相をする場合、もしかしたらトイレの縁をまたぐことが困難になったのかもしれません。

トイレを跨ぎやすい物に変えるのがいいですが、猫ちゃんの中には新しいトイレに対応できない子や、トイレを変えられる事がストレスに思う子もいます。その場合は、トイレの回りにペットシートを引くなどして工夫してあげましょう。

高い場所

  • 高い場所に登りやすいように椅子などを置く
  • 登りやすいよう家具を増やしたりする

家具の上や、キャットタワーの上、キャットウォークなどお部屋の中の高い場所が愛猫のお気にいりの場所という家庭も多いと思います。しかし、16歳以上の老猫となると足腰が弱ることにより今までなんなく上がれていた場所にジャンプできなくなります。

ジャンプに失敗した場合、猫ちゃんも怪我をする可能性もありますよね。ですが年を取っても高い場所に登りたいのが猫です。猫ちゃんのお気にいりの場所に登りやすいように椅子を置いたり家具を増やしたりしてあげましょう。

寝る場所

猫は1日16時間寝ると言われています。元々「ねこ」という名前も「寝子」という単語から名付けられた程です16歳以上となるとその睡眠時間はさらに伸び、1日に20時間も寝て過ごすようになります。1日のほとんどを過ごす寝る場所はやはり安心できる家族の側に作ってあげるのが望ましいです。またゆっくりと穏やかに過ごせるようにしてあげてください。

お手入れ

  • 後ろ足や又の間など
  • 歯みがきも小まめにしてあげる
  • 爪切りもこまめ行う

16歳ほどの柔軟性のなくなった老猫は、身体を曲げないとできない後ろ足や又の間などの毛繕いをしなくなるのでその部分の毛繕いは、代わりに飼い主がすることになります。ただし毛が抜けやすくなっているので、あまり乱暴にせず優しくしてあげてください。

また、老猫となると歯が弱くなるためウェットタイプのご飯を食べる猫が多いですが、ウェットタイプのご飯は歯の間に食べかすがつまりやすいので、歯みがきも小まめにしてあげる必要があります。

爪切りも肉球に刺さり怪我をしたり、伸びた爪がひっかかり危ないのでしっかり切ってチェックしてあげましょう。

16歳頃から見られる猫の痴呆の症状について

老猫

猫の痴呆の症状ということにピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、16歳頃から見られる猫のボケの症状は

  • ご飯を何度も催促する
  • やたらとうるさく鳴く
  • 夜に徘徊をする
  • トイレを失敗する
  • よく知っている場所で迷子になる
  • よく知っているものを避けることができず立ち往生する
  • 愛嬌がなくなる
  • 猫のおもちゃに興味を失う

というのがあげられます。16歳以上の愛猫が急にこのような行動を取った場合は、ボケの症状ではないかということを疑って下さい。

しかし人間同様、猫も痴呆に対しての特効薬は存在せず対症療法のみです。16歳ほどの老猫になってきたら痴呆の症状が見られるようになったら猫ちゃんの症状に合わせて生活空間を工夫しながらうまく付き合ってあげてくださいね。

まとめ

膝の上でくつろぐ猫

16歳を越えると愛猫もすっかりおじいちゃん、おばあちゃんとなり穏やかな時間が訪れます。猫にとって16歳は決して若くはない年頃です。幸せな老後を送れるようにしっかりと愛猫の為にできることをしてあげましょう。

人気のキーワード