20歳以上の猫の健康管理法について

20歳以上の猫の健康管理法について

近年では、20年以上の寿命を全うするご長寿猫さん達が増えてきています。できることなら、20年でも30年でも…たとえしっぽが分かれようとも、愛猫に側に居て欲しいと願う飼い主さんも多いのではないでしょうか。そこで、20歳以上の猫ちゃんについて調べてみました。猫の平均寿命や、猫又伝説などとあわせて見ていきましょう!

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20歳以上の猫の健康管理法

おねだりする猫

愛猫に長生きしてもらうために、飼い主には何ができるのでしょうか。
ご長寿猫さんの飼い主さん達を参考にして、ご長寿術をマスターしましょう!

①ストレスを溜めさせない

ご長寿猫さんの飼い主さんたちが、ご長寿の秘訣として第一にあげるのが「ストレスを溜めさせないこと」です。健康管理はもちろんのこと、日々の暮らしのなかで、愛猫が人間の生活リズムに振り回されることなく、自由気ままに暮らせることが一番のご長寿術だそうですよ!

いつでも日向ぼっこができる場所を確保したり、どこに居ても新鮮なお水が飲めるように工夫したり、些細な気配りで愛猫の暮らしを豊かにすることを心がけましょう。

②7歳頃からのケアを行う

また、健康面に関しては老化の兆候がみられ始める、7歳頃からのケアが必要となります。人間も、還暦を迎えてから健康に気を付け始めるのでは遅いですよね。猫の7歳といえば、人間でいう44歳頃です。この頃からしっかりと健康診断を受け、病気などの予防を始めることが大切です。

③体重管理を行う

かかりつけ医に相談し、愛猫の適正体重を見極め、痩せすぎや太りすぎに注意しましょう。完全室内飼いの場合は、肥満になりがちなので適度な運動と、年齢や体質にあった良質な食事が大切です。また、体重だけではなく愛猫を触ったときに肋骨に触れられるか、肋骨が出過ぎていないかどうか、というのも目安のひとつになります。

④コミュニケーションを重視する

猫は、自身の痛みや苦痛を隠す習性があります。早期発見、早期治療が要となる疾患も多いため、毎日コミュニケーションをしっかりとり、どこか異変はないかをチェックしましょう。また、老化と共にグルーミングや、爪とぎの回数が減少することから、こまめなお手入れも大切です。

⑤定期的な健康診断

1歳~6歳頃までは、年に一度、7歳頃からは半年に1度のペースで健康診断を受けましょう。また、どんな些細なことであっても気になることがあれば、すぐにかかりつけ医に相談するということも大切です。ただ、こんなことで病院へ行って大丈夫かな?と不安になることもありますよね。どんなことでも気軽に相談できるかかりつけ医を見つけておくのも、大切な長寿術のひとつです。

⑥完全室内飼いを徹底する

完全室内飼いの場合の平均寿命が15.81歳といわれているのに対し、家の外に出る場合の平均寿命は13.26歳とされています。つまり、完全室内飼いを徹底することで、寿命が2年近く伸びることになりますね。猫が家の外に出るということは、他の猫との接触や、小動物の捕食などによる感染症の可能性はもちろん、健康のバロメーターとなる食事量や飲水量、排泄物などの把握が難しいことから、病気の発覚が遅れることもあります。完全室内飼いの徹底で、愛猫の健康を守りましょう。

20歳の猫は長寿

眠る猫

猫の平均寿命は、完全室内飼いの場合15.81歳、家の外に出る猫の場合は、13.26歳とされています。(一般社団法人ペットフード協会 平成28年度 全国犬猫飼育実態調査結果より抜粋)これに対し、野良猫の平均寿命は3~5年と非常に短いものとなっています。

ただ、一昔前までは完全室内飼いであっても、猫は10年生きれば長生きだといわれていました。医療の発達はもちろん、フードによる健康管理、インターネットの普及により、飼い主さんが猫に関する知識を得られる機会が増えたことによる結果でしょうか。

近頃では、20歳以上の猫ちゃんも少なくありませんよね。実際にテレビやSNSなどでご長寿猫さんを紹介する飼い主さんも多いですし、市販のペットフードに18歳以上向けのものが多く販売されていることから、それだけ需要があるといえます。

また、ギネス認定されているご長寿猫さんは、38年の寿命を全うしたそうです。人間でいう20歳といえば、やっと大人の仲間入りをする成人にあたるわけですが、猫にとっての20歳は人間でいう何歳にあたるのでしょうか。

猫が20歳を人間の年齢で換算する方法

考える女性

猫の年齢を人の年齢に換算出来ます。猫は、最初の2年で24歳を迎え、その後は1年に4歳ずつ年を取ります。つまり、人間の4倍にあたるスピードで年を重ねていくことになります。

猫:11歳 人間:60歳(還暦)
猫:15歳 人間:76歳(喜寿)
猫:18歳 人間:88歳(米寿)
猫:21歳 人間:100歳(百寿)

猫の20歳となると人間でいう96歳にあたり、百寿(100歳)も目の前ということですね!ギネス認定された38歳の猫さんは、人間でいうと168歳ということになります。猫の場合、11歳(人間の場合60歳)を迎えるとシニア期とされますが、それ以前の7歳(人間の場合44歳)頃から健康管理に十分注意が必要となります。

猫が20歳を越えると「猫又」になる由縁

妖怪のイメージ

「猫が年をとると、しっぽが分かれて猫又(ねこまた、猫股)になる」という都市伝説がありますよね。江戸時代に書きつがれたとされる「耳嚢(みみぶくろ)」には、寺で長く飼われている老猫が、和尚さんに向かって言ったこのようなセリフが残されています。

「十年あまりも生きた猫だったらすべて言葉をしゃべれるようになります。さらにそれから四、五年もすると、不思議な能力を身に付けます。しかしそこまで長生きする猫はほとんどいません」

このことから、本来猫の寿命は今に比べてとても短かったことが分かりますね。今のところ、ご長寿猫さんのしっぽが分かれたという報告はありませんが、「おはよー」「ごはんー」「おかあさーん」などと、人間の言葉を喋るご長寿猫さんは非常に多いようで、あながち「猫又伝説」は間違っていないのかもしれませんね!

20歳以上の猫は「長寿表彰状」が贈呈される

証書イメージ

公益財団法人 動物愛護協会は、家庭のなかで適正に飼育されてきた証として、表彰年齢を迎えた動物に、名前入りの長寿表彰状を贈呈しています。猫の表彰年齢は、猫の長寿化により2017年に17歳から18歳に改正されています。まだ表彰状を受け取っていないというご長寿猫の飼い主さんは、是非申込みしてみてくださいね!

まとめ

くつろぐ猫

愛猫には、猫又になれるくらいまでに長生きして欲しいですよね。ご長寿の秘訣は、シニア期を迎えるまでのケアも重要になるということ、愛猫らしく自由気ままに暮らしてもらうための些細な心遣いが必要ということをしっかり心がけ、20歳を目指しましょう!

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