キムリックの特徴と注意点

キムリックの特徴と注意点

「キムリック」と聞いて、まず何を想像しましたか?キムチが入った辛い食べ物でしょうか!?それとも、外国の地名でしょうか!?実は、「キムリック」とは猫のことだったのです。ほぼ聞いたことのない品種の猫ですね。見た目、性格、値段など気になることが沢山です。一体どのような猫なのでしょうか?

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キムリックの歴史

カナダの風景

キムリックの原産国はカナダです。キムリックは、短毛種の「マンクス」という猫に時折現れる、セミロングの毛をもつ個体同士を掛け合わせて生まれた長毛種の猫と言われています。

ちなみに、マンクスは尻尾のない猫として有名です。マンクスはキムリックより毛が短く、イギリスのマン島が発祥の地と言われています。

キムリックの話に戻りますが、「キムリック」という呼び名は、イギリスのウェールズ地方のキムルーからとった名前です。

また、キムリックは繁殖が難しい猫でもあります。キムリック同士を交配させても長毛種が生まれる確率は低く、25%程度と言われています。

キムリックの特徴

オッドアイのキムリック

キムリックの見た目

見た目は、毛が長く顔や体が丸みを帯びていて、フワフワした可愛らしい猫です。尻尾のないペルシャ猫に似ていますが、ペルシャ猫ほど毛は長くありません。ブラック、ホワイト、レッドなど、さまざまな毛色や模様があります。体重は3kg〜6kg程度です。

特徴のひとつとして、キムリックはマンクス同様「尻尾のない猫」と呼ばれています。お尻にモコっとした毛がのっているように見えます。

キムリックの性格

キムリックは、引っ込み思案で警戒心が強く、賢い猫です。その賢さから、自分で窓やドアを開けてしまうというエピソードもあります。また、自立心が強く、しつこく構われることが苦手のようです。警戒心は強いですが、飼い主や家族には愛情深く懐き、甘えてくる一面もあります。

尻尾の長さによって変わる呼び方

キムリックは、尻尾の長さによって呼び方が変わってきます。

  • 完全に尻尾がない場合→「ランピー」
  • 少し尻尾が残っている場合→「スタンピー」
  • 一般的な猫のような尻尾が長い場合→「ロンギー」

一見、尻尾がなく、高いところから着地するときにバランスが取れるのかと思いますが、しっかりと両足で着地することができ、バランス感覚も優れています。

また、走る姿もうさぎのようにぴょんぴょんと跳ぶようで、その姿はとても愛くるしいです。

キムリックの値段

キムリックの子猫

購入費用は20万円〜30万円程かかります。

キムリックは世界でも珍しい猫のため、ペットショップで購入することは難しく、ブリーダーを通して購入する方がよさそうです。その中でも、完全に尻尾のないランピーは、特に珍しく値段も高くなるようです。

キムリックを飼育するときの注意点

こちらを向くキムリック

被毛を綺麗に保つ

キムリックは長毛種のため、1日2回程度のブラッシングを欠かさずに行うことが必要です。

キムリックは警戒心が強いため、飼い主に心を開くまでに時間がかかります。飼い始めた頃は、ブラッシングを嫌がることも少なくないようです。根気強く慣らしていくことが大切です。

心を開くまでに時間がかかります

キムリックは、警戒心が強く慎重派なので、飼い始めのときは、慣れるまでに時間がかかります。そのときに構い過ぎてしまうと、キムリックにとってストレスになってしまうので、焦らずゆっくりと慣らしていくのがポイントです。

交配時は注意が必要

キムリックの中でも、完全に尻尾のないランピー同士の交配は厳禁と言われています。

致死遺伝子を引き起こし、ランピー同士の間で出来た子猫は、高確率で早期の段階で亡くなってしまうことが多いからです。致死遺伝子とは、胎内で亡くなってしまうか、生まれても早期の段階で亡くなってしまうという遺伝子です。

マンクスとキムリックの交配も、同じく致死遺伝子が出現するため、キムリックの繁殖は素人には無理だと思ったほうがよいです。

まとめ

キムリックの横姿

キムリックの平均寿命は10〜13歳と、一般的な猫に比べ少し短いので、生活環境や健康面での管理をしっかりしてあげることが大切です。

日本ではなかなか見かけることも少ないかもしれませんが、見た目も可愛らしく賢いので、魅力的な猫種です。キムリックと一緒に暮らしたい方は、気長にブリーダーを探すとよいかもしれないですね。

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