猫の味覚の真実とそのニオイとの関係

猫の味覚の真実とそのニオイとの関係

猫の舌は、味覚に優れているのでしょうか?それとも、味音痴?ごはんやおやつを食べている時、愛猫がどれだけ味覚を感じているのか、気になりませんか?実は猫の舌は、甘味を感じないと言われています。果たして、猫の味覚はどうなっているのでしょうか?疑問を解決していきましょう!!

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猫の味覚について

 指をなめる猫

一般的に成猫は舌に250個の乳頭突起があり、それぞれに40個〜40,000個の味蕾(味を感じる器官)があります。猫の舌は酸味、苦味、塩味といった味覚を感じることができますが、甘味は感じないようです。とは言うものの、シロップなどを美味しそうに舐める猫もいるようですのでナゾですね。

猫が味覚を感じる味蕾は、特に肉のアミノ酸を強く感じるようになっています。肉が腐ると特定のアミノ酸が肉の中に含まれます。そのアミノ酸は苦い味がするので、猫は腐った肉だと判断することができるのです。苦みを感じる遺伝子を、猫は12種類持っているという研究結果もあるようです。これは、肉食のほ乳類では驚異的に多い数だそうです。また、猫の舌は味覚として炭水化物を感じることはできないそうです。

猫は味覚に加えニオイが重要

猫の鼻クローズアップ

猫は味覚をある程度感じられることが分かりましたが、ニオイも非常に重要なポイントです。それは人間も同じなのですが、猫の鼻はとても敏感な為、ニオイを嗅ぐことで色々なことを判断しています。目の前にある食べ物が安全かそうでないかを、猫の場合味覚ではなくニオイで確認することも多いのです。

猫は味覚よりも先にニオイで判断するため、冷蔵庫から出したばかりのご飯を食べず、人肌程度に温めたご飯を食べるという傾向もあります。冷たいとあまりニオイがしませんが、温かいとニオイが強くなるので食べ物として認識しやすくなります。また、温かいということは”殺したばかりの新鮮な獲物”に似ていると本能的に感じて喜んで食べる、という話もあります。

猫の味覚の真実

猫とチョコレート

猫が味覚の中で甘味を感じないことはすでに述べましたが、甘味を感じる遺伝子は2つあると言われています。猫の場合はその1つが欠けており、もう1つは充分に発達していないため味覚の中でも甘味だけ感じないのです。

肉食である猫は、進化の過程で必要のない甘味を感じる能力を退化させていったと言われています。たまに「ウチの猫は甘いものが好き!」という飼い主さんがいますが、それはあくまでも主観的な見方です。

猫にとっては甘いから、というよりその食べ物の食感やニオイ、含まれている食材が好きなのかもしれません。また、お菓子の袋を開封すると飛んでくる猫がいる、という話も聞きますが、これは猫の味覚とは関係なく、「袋を開ける音=良いコトがある!」とインプットされているからでしょう。

何を隠そう我が家の猫も、いつも何かの袋を開封すると、飛ぶように寄ってきます。いくら遠くにいてもです(笑)。猫用のおやつは袋に入っているものが多いので、我が家の猫の中では、「開封する音=おやつ」という構図が出来てしまっているのでしょう。粉の袋だろうと海苔の袋だろうと、とにかく袋であればなんでも開けると飛んでくるので、とっても面白いです♪おやつではない時は、なぜかコチラが申し訳ない気持ちになってしまいますが…

少し話が反れてしまいましたが、味覚の中で甘味を感じないにも関わらず甘い物が好きな猫のナゾの答えは、「甘いこと」ではなく食感やニオイなどが好みという可能性が高そうです。

猫の味覚に関するまとめ

舌を出す猫

猫の味覚は人間と比べるとシンプルなようですが、野生では要らないものは捨てる、というストイックな進化を遂げてきたのでしょう。ですが、猫は味覚以上に非常に感度の良い鼻を持っています。シンプルな機能の舌と、感度の良い鼻で自らの安全を守っているのでしょう。

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