ニャンサムウェアとは。話題の理由と対策方法について

ニャンサムウェアとは。話題の理由と対策方法について

現在、被害者続出中のニャンサムウェア。猫によって、PCなどの機械が使用不可となってしまうことを表す言葉です。もちろん元ネタはコンピューターウイルスのランサムウェア。ここでは、話題のニャンサムウェアの概要から、猫の習性、自衛手段までご紹介したいと思います。

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ニャンサムウェアとは?

パソコンを見つめる猫

まずは元ネタ「ランサムウェア」から

2017年5月頃、突如「ランサムウェア」という言葉が日本中を駆け巡りました。ご記憶のかたも多いのではないでしょうか。

ランサムウェアとは、PC上のデータやファイルを勝手に暗号化したり、ロックをかけたりして使えなくしてしまい、「解除してほしければお金を寄こせ!」と要求してくる、たちの悪いコンピューターウイルス(マルウェア)です。「ランサム」は「身代金」を意味します。被害を受けた有名企業などもあるようで、現在最も警戒されているウイルスのひとつと言えるでしょう。

本題!猛威を奮う「ニャンサムウェア」

そんなランサムウェアよりも猛威を振るっているのが「ニャンサムウェア」です。ニャンサムウェアとは、猫がキーボードやマウスの上に寝そべったり、モニターの前から動かなかったりして、事実上PCが使用不能となってしまう現象です。

モニターに映るカーソルにじゃれついて画面を傷つけられたり、PC脇に置いていた飲み物をこぼされたり飲まれたりといった被害も報告されています。さらに、キートップを外されたり、キーボードが猫の毛まみれにされたり、なんていうことも…

このニャンサムウェア、主に猫の飼い主さんたちの間で被害が続出しております。Twitterを覗いてみると、多くの被害者たちの嘆きの声で溢れています。

暇つぶしにネットサーフィンをしている時ならいざ知らず、急ぎの仕事や大事な作業中にニャンサムウェアの被害に遭ってしまったら……。最悪、「大事なデータが全て消去された!」「違う人にメールを送ってしまった!」なんていう恐ろしい事態にもなりかねません。

亜種として、バイクのシートを占拠して外出を妨害するものや、家庭用ゲーム機の電源を突如オフにしてしまうものなども確認されているので注意が必要です。

ニャンサムウェアの真の恐怖とは

本家ランサムウェアは身代金を払えば復旧する可能性もあるそうですが、ニャンサムウェアは金銭でどうにかなるものではありません。「猫をどかしちゃえばいいんじゃないの?」という意見はごもっともです。しかし多くの飼い主さんは、キーボードの上でくつろぐ愛猫のあまりの可愛らしさに、どかすことをためらうのではないでしょうか。

どかそうと手を伸ばした瞬間、あの大きな瞳で見つめられたら……。任務を遂行できる自信が筆者にはありません。諦めて、ニャンサムウェアの脅威が去る(猫がどこかへ行く)のをジッと待つしかできないことでしょう。これこそが、ニャンサムウェアの一番の恐怖なのかもしれません。

猫はなぜPCが好きなの?

ニャンサムウエア猫

猫がニャンサムウェアと化す(キーボードに乗る、モニターにじゃれつく)理由はいろいろと考えられます。

飼い主さんの気を引くため

「キーボードに乗ったら飼い主さんがかまってくれた」、「水をこぼしたら飼い主さんがキャーキャー言ってて、なんだかよくわからないけど楽しいぞ」、本当にこんな風に思っているかはわかりません。ですが上記のような経験が一度でもあると、飼い主さんがPCに夢中でちょっと寂しくなった時、構ってアピールとしてちょっかいをかけてくることがあります。

熱を持ったキーボードが暖かい

猫は暖かい場所を探すのがとても上手な動物です。ただ単に「キーボードの上に乗ると暖かいから」という理由の場合もあります。車のボンネット上やエンジンルームにいる猫と同じですね。
バイクのシートに乗っている猫もこのクチでしょう。飼い主さんの温もりが残っていたり、日当たりが良かったりすると絶好のスポットです。適度な高さも安心感がありますよね。

「私がキーボードに乗っているのではない、私の通り道にキーボードがあるのだ」

猫には自分の安心できる寝床や通り道を決めているコが多いようです。猫からしてみればわざと乗っているのではなく、自分の通り道にたまたまあったから踏みつけているだけということでしょうか。ちなみに通り道にあるのがキーボードではなく飼い主さんでも、平気で踏みつけていくコもいるようで……。

キーボードを叩く飼い主さんの指に狩猟本能がウズウズ

リズミカルにキーボードを叩いている飼い主さんの指を見て、じゃれつきたくなってしまうコもいるようです。その指、愛猫におもちゃと思われているかもしれませんよ!

モニターに映る動くものに狩猟本能がウズウズ

素早く動くカーソルや他の動物の動画など、猫の興味を引くものがモニターに映っている場合、画面に向かってじゃれつくことがあります。

恐ろしいニャンサムウェアから身を守るには

猫と人

ニャンサムウェアをお金で解決することはできませんが、上記のような猫の習性を利用して対策を立てることは可能です。

ニャンサムウェア状態の猫は無視する

これは、構ってアピールをしてくる猫ちゃんに有効です。
猫がPC作業を邪魔している時に構ってしまうと「こうすれば構ってくれるんだ」と猫は学習します。本気でニャンサムウェアを防ぎたい場合は、構ってあげたい気持ちをグッと我慢することも必要です。

キーボードにカバーをつける

キーボードを覆う透明カバーなども発売されています。アクリル製のものが一般的なようです。
タイピングするスペースはしっかりと確保され、上に猫ちゃんが乗ってきても作業が中断される心配はありません。

データの保存はこまめに

データ消去という悲劇に遭わないためには、作業中のデータ保存やゲームのセーブはこまめにという基本的なことも重要でしょう。

別に暖かい寝床を作ってあげる

作業中の飼い主さんのそばに、猫が喜ぶ寝床を作ってあげることでニャンサムウェアの被害を防ぐ方法です。フカフカなベットを用意する、中にはキーボードをそのまま提供するなど、飼い主さんによって様々です。

最終兵器?『PawSense』の導入

上のような方法では生ぬるい!ニャンサムウェアには効果がない!といった飼い主さんもいらっしゃることでしょう。そんなかたは『PawSense』はいかがでしょうか?これは、猫がキーボードを押すと自動で見分けてPCにロックをかけるという海外のソフトウェアです。さらに猫が嫌がる音を出してPCの周りから猫を遠ざける機能も。音は自分で録音も可能ということなので、愛猫の嫌いな音がわかっている場合はあらかじめ設定しておくこともできますね。

まとめ

パソコンと猫2

愛猫家の間で被害が相次ぐニャンサムウェアについてご紹介しました。いろいろな被害をもたらすニャンサムウェアではありますが、被害者の皆さんは嘆きながらもどこか楽しそうです。中には「ニャンサムウェアに感染したい!」と言う人まで。このニャンサムウェア騒ぎ、飼い主さんたちにとっては愛猫とのコミュニケーションの一環なのかもしれませんね。

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