猫の多頭飼いってどうなの?注意点などを解説!

猫の多頭飼いってどうなの?注意点などを解説!

猫好きならば一度は夢見る(?)、「多頭飼い」。毎日たくさんの猫に囲まれて、疲れて帰宅したら猫がいっぱいお出迎えしてくれて・・・もう考えるだけで幸せですね!正に、この世の猫天国です!でも、飼い主さんは良くても、猫にとっては多頭飼いがストレスとなる事もあるようです。猫を多頭飼いする時の注意点には、どんな事があるのでしょうか?

196view

猫の多頭飼いについて

寝ている猫たち

猫は本来、単独で暮らしていく生き物だと言われています。ですから、成猫であれば他の猫と寄り添って生きていく事は必要がない、と考えられてきました。ですが最近では、その常識も崩れつつある感があります。古代から人に寄り添って発展してきた猫ですから、猫が置かれる環境によって、猫も変化しつつあるのでしょう。

同じ家の中に自分以外の猫がいる事は、猫にとってはストレス以外の何物でもない、とする人は多いですが、肝心の猫たちの態度を見ていると、必ずしもそうではないことが伺えます。かと言って、油断は禁物です。多頭飼いをした事で猫同士のトラブルに発展し、困っている飼い主さんも大勢いますので、猫を複数飼う場合は、慎重に進めるに越したことはありません。

多頭飼いをする時の注意点

成猫と子猫

それでは、猫を多頭飼いする時の注意点を、見ていきましょう!

初対面はゆっくりと

先住猫がいる状態で新しい猫を突然連れてきて対面させても、お互いに緊張し、威嚇し合うばかりでしょう。新入り猫はまず、1つの部屋に隔離しておきます。またはゲージに入れておくのも良いでしょう。先住猫が新入り猫がいる部屋に近付きニオイを嗅ぐなど、興味を持ち出したら、対面させるタイミングです。

この時、新入り猫を飼い主さんが抱っこして会わせてはいけません。先住猫がヤキモチを焼く可能性がありますので、必ず床に降ろした状態で対面させます。初対面から2週間程度は、猫だけでの留守番は避けましょう。新入り猫は隔離して、外出するようにします。そうして焦らずゆっくりと慣れさせていけば、比較的スムーズに先住猫が新入り猫を受け入れてくれることでしょう。

また、何をするのでも先住猫を優先させます。新入り猫が子猫の場合でも、子猫ばかり可愛がっていると先住猫がヤキモチを焼いてうまくいかなくなる可能性があります。可愛がるのも先住猫から、ご飯やおやつを与えるのも先住猫から、にすると良いでしょう。

相性を考える

猫には年齢や性別で、相性の善し悪しがあるようです。子猫同士は割とお互いを受け入れやすいですが、生後半年を超えてくると縄張り意識が出てきますので、去勢・避妊手術を行ってから対面させるなど、工夫をした方が良いでしょう。オスとメス、メスとメスの組み合わせは、比較的うまくいくことが多いようです。

ただ、オスとメスの場合は交配させる予定がなければ、去勢・避妊手術は必須です。避けた方が良いのは、老猫と子猫の組み合わせです。子猫の活発な動きに、老猫がストレスを感じることは否めません。老猫が体調を崩してしまっても可哀想ですので、出来るだけ隔離するか、子猫に里親を探すかしてあげる方が良いようです。

そして、去勢していないオス同士は、最悪の組み合わせと言われています。縄張り争いになり、ケンカしてケガを負うこともあるでしょう。去勢手術をした上で、対面させましょう。ですが、手術をしてもうまくいかないこともあるようです。逆に、まるで恋人同士のようにベッタリとした仲良しになることもあるとか。結局は、その猫たち自身の相性が鍵となる、という事かもしれませんね。

活動場所と隠れ場所などの確保

複数いる猫たちが充分に動き回れるように、活動場所を確保してあげましょう。何も広い家に引っ越しをしてください、という事ではありません。例えばキャットタワーを増やすとか、キャットウォークを設置してみるとか、縦方向に活動場所を広げると良いでしょう。

また、猫がいつでも1匹の時間を持てるように、隠れ場所も確保します。ちょっとしたいざこざがあった時、身を隠す場所にもなります。それぞれにお気に入りの場所があると、良いですね!

トイレも数を増やしましょう。基本的には、猫の数+1が、理想的なトイレの数だと言われています。猫によっては他の猫と共同でトイレを使うのを嫌がることがありますので、その場合にはその猫専用トイレを作る必要があるかもしれません。猫はニオイよりも排泄物がある事を嫌がる傾向がありますので、トイレは常にキレイに保つようにするとグッドです!

増やし過ぎに注意!

野良猫や里親募集の猫の数は膨大ですので、猫を飼おうと思ったら、いくらでも飼えてしまいます。可愛らしい猫の数を増やしたいと思うのは、誰もが持つ感情でしょう。ですが、一般的に猫の飼育限度頭数は、「猫が自由に動き回れる部屋数-1」と言われています。あまりに増やしてしまう事は、それだけ猫たちのストレスが増え、トラブルも多くなる原因となります。

また、飼い主さんのお世話の手間も、増大することは間違えないでしょう。費用の点でも、充分猫たちに費やすお金があれば良いですが、そうでない場合は困ったことになってしまいます。猫の数を増やし過ぎたことでの飼育崩壊、という事になれば、大切な猫たちを不幸にしてしまうことになります。ご自身の家の部屋数や費用、お世話面で、充分に飼っていけるのかをしっかりと検討し、無理はしないようにしましょう。

どうしても仲良しになってくれない時は?

喧嘩してる猫

念願の多頭飼いをしたは良いけど、猫たちが仲良くなってくれない・・・そうなったら困ってしまいますね。基本的に、猫たちの関係に人間が介入するのは、逆に遠回りになってしまうと言われています。ですから、無理矢理仲良くさせようとして、猫たちをどうこうしようとするのは、避けた方が良いでしょう。

猫たちはお互いのことをニオイで認識することが多いようです。良く聞く話では、病院帰りの猫が帰宅したら、それまで仲良しだった他の猫が威嚇するようになった、というものがあります。これは、病院のニオイや他の動物のニオイが愛猫に付くことで、同居猫が他の猫だと思ってしまったからだと考えることができます。

このニオイに関する習性を利用して、お互いのニオイがついた毛布などを猫たちの体にこすりつけ、安心させると言う手段があります。また、同時に同じシャンプーを使って、同じニオイにしてしまうという方法も。フェリウェイなどのホルモン剤を使うのも有効と言われています。

それでも難しい場合は隔離して飼うか、別居させるしかないかもしれません。しばらく様子を見てどうしても仲良くなれないようでしたら、不本意かもしれませんが、検討する必要があります。猫たちのストレスを考えると、飼い主の勝手でずっと一緒にさせておく、というのは必ずしも得策ではないのではないでしょうか?

まとめ

猫いっぱい

我が家も2匹の多頭飼いをしていますが、2匹目を迎える時は野良猫を保護したこともあり、事前に相性などは特に考えずに行ってしまいました。今考えるとリスキーな事をしたな、と思いますが、幸運なことに仲良くなってくれたので、平和な日常が続いています。

もしこれから多頭飼いをしようと考えている場合は、今の愛猫の性格を良くみておくと良いと思います。寂しがり屋な子は、他の猫が増えることで留守番の寂しさが紛れることもあるでしょう。独立心旺盛な子は、もしかしたら新入り猫の存在がストレスになるかもしれません。

実際に、会わせてみないと分からない部分も沢山あります。飼い主さんも気持ちは愛猫に伝わりますので、飼い主さんが楽天的に捉えていることも、大切かもしれませんね!

スポンサーリンク

人気のキーワード