キトンブルーとは!子猫の目の秘密

キトンブルーとは!子猫の目の秘密

子猫が産まれてから少しの間しか見られないという「キトンブルー」。キトンブルーって何?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。実は猫の赤ちゃんは産まれた時、全身が青色をしているのです。子猫は英語で「kitten(キトン)」ですから、そのことをキトンブルーと呼んでいます。というのは真っ赤な嘘です。キトンブルーとは何か、真実を見ていきましょう!!

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子猫の目 キトンブルーとは

子猫の写真

猫に限らずですが、動物は産まれて間もない時期、虹彩(目の色が付いている部分)が青いことが多いそうです。産まれた直後の子猫は目が開いていないので見ることが出来ませんが、実は青い虹彩をしているのです。

猫の場合、この青い虹彩の事を「キトンブルー」と呼んでいます。個体差がありますが、生後1ヶ月〜2ヶ月程度で本来の虹彩の色へとチェンジし始め、生後3ヶ月を迎える時にはほぼ、色が固定します。ですから、キトンブルーは産まれてから間もない時期、生後3ヶ月以内にのみ見られる貴重な色なのです。本当に生まれたての子猫からお世話をしていなければ、中々見る機会はないでしょう。

猫の保護、里親活動をされているmaico(@maico4696)さんにご協力頂き、実際にキトンブルーを見比べてみました!

白黒子猫ちゃん

こちらは、生後3週間の子猫ちゃん。写真では黒っぽく見えますが、生後間もない頃は黒目との境目が分からない程、深く濃いブルーなのだとお話して下さいました。

とろちゃん子猫

こちらは、生後2ヵ月頃のメインクーンとろちゃん!とってもキレイなキトンブルーです!前出の子猫ちゃんと比べると、ブルーの部分が明るいですね。

とろちゃん現在

そして、こちらが現在5ヵ月のとろちゃん。キトンブルーは卒業し、本来の色が定着しています。どちらもとってもキレイな色ですが、子猫時代の中でもほんの少しの期間だけしか見られない「キトンブルー」。生まれて間もない猫ちゃんと暮らしている方は是非、たくさん写真を撮っておいて成長後の色と見比べてみて下さいね!

maico様、ご協力ありがとうございました!(記事内の一部の写真は、飼い主様に許可を頂いて掲載しています。無断転載、保存等は厳禁ですのでご了承下さい。)

キトンブルーになる理由

猫の目

産まれて間もない子猫は、なぜキトンブルーなのか?それには、「メラニン色素」が関係しています。生後直ぐは、虹彩の中のメラニン色素の沈着が表面にしかないからです。メラニン色素が少ないと、目が青く見えるのです。

逆にメラニン色素が多いと、イエローやカッパーなどの色になります。生まれて間もない子猫は、メラニン色素の沈着が少ない為キトンブルーの瞳ですが、成長と共に沈着し始めることで、虹彩の色が変化していきます。

虹彩の色が何色になるかは、遺伝子によって決まります。メラニン色素が少ない品種や、毛色の遺伝子であれば、成猫になっても目は青いままですし、メラニン色素が多い遺伝子であれば、目の色はオレンジやカッパーなどの色になります。また、中間の場合はグリーンになります。

キトンブルーと視力の関係

箱に入った子猫

子猫の虹彩がキトンブルーから本来の色に変化するまでの視力の変化についてですが、生後7日頃までは目が開いておらず、子猫は視力以外の聴覚や嗅覚、触覚で周りの状況を認識しています。7日目以降に徐々に目が開き始め、視力も発達していきます。

生後10日目辺りになると完全に目が開き、瞳孔の開閉も出来るようになります。生後15日以降には奥行きも分かるようになる事から、おもちゃや母猫を追うという行動が始まり、生後25日以降には障害物を避けることが出来るようになります。

個体差はあるものの、ちょうどこの生後25日前後から、虹彩に色素が付き始めると言われている事から、視力がしっかり発達し始めるのとキトンブルーから本来の色に変化する時期は殆ど同じだと考えてもいいかもしれませんね!

キトンブルーは人間にも共通する

赤ちゃんと子猫

余談ですが、実は人間の赤ちゃんも「目が青い」と言われることがあります。ですが、キトンブルーのように虹彩の部分が青いという訳ではなく、白眼の部分が青いのです。もちろん、目の色は遺伝によって異なりますが、人間の場合は猫のように成長と共に虹彩の色が変化する、ということはないようです。

キトンブルーについてまとめ

茶トラ子猫

子猫の1番可愛らしい時期に見られるキトンブルー。期間が限られているからこそ、貴重で大切にしたくなりますね。もし、生後間もない子猫を直接目にする機会があったら、キトンブルーをチェックしてみて下さいね!!

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