猫の叱り方の気をつけるべきこと

猫の叱り方の気をつけるべきこと

ちょっとした猫の行動に困った時、つい大声で怒鳴ったりしていませんか?でもちょっと待ってください、その叱り方は間違っているかも…?今回は正しい猫の叱り方について、詳しくご紹介します。

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猫のやってはいけない叱り方

目を閉じる猫

爪を研いでほしくない場所で研ぐ、登ってほしくない高い場所に登る……。どんなに可愛い愛猫でも、家の中でどうしてもやってほしくないことに困っていませんか?こんな時、つい咄嗟にやってしまうのが「大声で怒鳴る」「叩く」といった行動。ですが、これは猫にとっては単につらいことでしかなく、決してしつけの意味を成すものではありません。

猫はとても耳の良い動物です。そのため、本能的に大きな音を嫌う傾向があります。大声で怒鳴るのは、一時的にその動作をやめるきっかけにはなっても、大きな音を嫌って逃げ出しているに過ぎませんので、叱って教えるということにはなりません。叩くことも同様です。また、猫の弱点でもあるしっぽを引っ張るなどの行動は、もってのほかです。

こういったことを繰り返していると、自分の嫌いな大声を出す(または叩く)飼い主=嫌いな生き物、ということになってしまい、結果的に飼い主さんが愛猫に嫌われてしまうことになりかねません。

猫を正しく叱るには

猫に霧吹きを向ける

それでは、どのようにするのが、正しく叱る方法なのでしょうか?正解は、「誰がやったのかわからない方法で、害のない程度に猫の嫌がることをする」。また、叱るのとは少し違いますが、「必要な場所に必要なものを揃える」のも良いでしょう。正しい叱り方の例をご紹介します。

霧吹きを使う方法

例えば、爪を研いでほしくない所で爪を研いだ時など、猫の嫌う水を霧吹きでかける方法などがあります。猫は水を嫌う動物ですので、自分の体が濡れることを非常に嫌います。この時に、正面から霧吹きを使ってしまうと、飼い主さんが水を吹きかけたことが猫にバレてしまい、大声を出した時と同じことになってしまいますので、姿が見えないように、猫の背後から霧吹きを使うのがコツです。

中には水鉄砲を使う方もいるようですが、猫にとっては刺激が強すぎる場合がありますので、注意が必要です。また、室内の水濡れの後始末を考えても、霧吹きのほうが良いかもしれませんね。

欲しい場所に欲しいものを置く

例えば、爪研ぎをしてほしくない場所で繰り返し爪研ぎをしてしまう場合、猫は爪研ぎをする物自体というよりも、爪研ぎをする場所にこだわりがある場合があります。

もしそこが猫用の爪研ぎを置くことができる場所ならば、爪研ぎをやめさせるのではなく、頻繁に爪研ぎをする場所に、猫用爪研ぎを用意しておくのも非常に有効です。また、登ってほしくない場所にどうしても登りたがる場合には、登っても差し支えのないように片付けたり、少し歩けるようにしたりして、猫用のスペースを作ってあげるのも有効です。これらの方法は、何かの行動をやめさせるよりもはるかに楽ですし、猫にとってもストレスがありません。

まとめ

爪とぎ柱で爪をとぐ猫

人間と動物が同じ空間で暮らす場合、その行動や行動範囲などに違いが出てしまうのは仕方のないこと。うまくやっていくためには、どちらかがどちらかに合わせる必要があり、そうなった場合、多くは動物が人間の生活に合わせることになると思います。

ですが、もし私たちが飼う側ではなく、飼われる側だったとしたらどう思うでしょうか?単に何かを叱って教える、しつけるというだけではなく、たまには飼われる側のペースに、人間が合わせてみることを考えるのも良いのかもしれません。人間にとっては困るような猫の行動も、飼う側のちょっとした工夫や、違った角度で観察することで、案外安易に解決してしまうことがあります。いずれにせよ、私たちも猫たちも、楽しく元気に、そして快適に過ごせるように工夫していきたいものですね。

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