猫が妊娠した際の兆候と過程について

猫が妊娠した際の兆候と過程について

猫は元々安産型って本当なの?妊娠の徴候って?等の、猫の妊娠で気になるポイントや過程を知って、出産のサポートが出来る飼い主になろう!

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猫の妊娠の兆候

母猫と子猫たち

野良猫を見ていると、こないだ生まれたばかりだと思っていた猫が、いつの間にか母猫になっていて驚くことが多々あります。栄養がきちんと行き渡っているとは思えないのに、脅威の繁殖力です。

安産の象徴とされているのは犬ですが、元々猫は犬よりも安産型だと言われています。猫は生後1年程で成猫になりますが、生後6か月を過ぎると性的に成熟し、発情期を迎え、妊娠も可能になります。

短毛種の方が成熟は早く、早い猫だと生後5か月頃から、平均でも生後7か月から9か月で発情し、長毛種の場合は幾分成熟が遅く、生後9か月~12か月に発情が来ることが多いです。

諸説はありますが、猫の妊娠期間はおよそ60日~70日未満です。人間が猫の妊娠に気付くのは、既に妊娠30日を経過した頃から、出産間近になることでしょう。

猫が妊娠した際のサイン

お腹のエコーをする猫

メス猫は季節性の多発情動物と言われています。要するに、1年に複数の繁殖期を季節に連動して迎えると言うことです。発情時期は2月から9月頃まで続きます。

猫の発情は日照時間に多いに関係があると言われていて、メス猫は1日に12時間から14時間、光にさらされると発情すると言われています。出産時期は子猫を育てるのに適した時期になるように、交尾もコントロールし、妊娠確率は90%以上。出産は4月から11月頃になります。

妊娠が高確率だからと言って、必ずしも1度の交尾で妊娠するとは限りません。発情期には何度も交尾を行うので、そのいずれかで排卵し、受精します。メス猫の場合は、発情のサインがあります。

発情期にはやたらと体をなすりつけてきますが、元々人懐っこい猫の場合は判断しにくいかもしれません。普段よりも高い声で鳴いたり、長く鳴いたり、悩ましい声で鳴いたりするのも、発情のサインです。

他にもマタタビを与えた時のように横転する、ローリング行動も発情期のサインで、更にメス猫も尿スプレーをする場合があります。そして、交尾をしたのに妊娠しなかった猫は、偽妊娠の徴候を見せる場合があり、実際に母乳を分泌したりしますが、45日程で自然に治まって来ます。

猫の妊娠の過程

お腹にリボンを巻いた猫

妊娠20日目

妊娠してから15日~20日頃、一時的に食欲が落ちて、乳首の色が赤くなったり、膨らんだりします。

妊娠30日目

見て分かるくらいお腹が膨らんで来ますので、飼い主はこの辺りで妊娠に気付くことが多いです。妊娠に気付いた時点で、獣医師の診察を受けることをおすすめします。また食べ物の好みが変わる猫もいます。

妊娠40日目

お腹が益々張って来て、食欲増加に伴い、体重も増加しますが、活動量は減って来ます。45日を過ぎた頃には、出産準備に入るので、とても攻撃的になります。ちょっとしたことがストレスになるので、必要以上に構ったりするのは控えましょう。

この頃には、猫が安心して出産出来るスペースなどを作って置いてあげましょう。段ボールなどを用意し、中には清潔なタオルなどを敷いてあげてください。

妊娠50日目

体重がかなり増え、この頃には子猫の胎動を感じることが出来るようになりますが、流産や早産のきっかけになってしまうので、お腹を触りすぎるのはNGです。

妊娠60日目

頻繁に毛繕いなどをするようになり、とても落ち着かない様子を見せるようになります。薄暗く狭い場所に出入りするようになったら、出産のカウントダウンが始まっています。

更に食事を一切しなくなり、乳首や陰毛の毛繕いが始まったら、もう時間の問題です。刺激をしないように見守りましょう。

飼い主の役割

猫の出産に置いての飼い主の役割はほとんどなく、出産の環境を整える以外は、手を出してはいけません。猫の出産は基本的には、1時間から2時間程度ですが、余りにも出産が長引く場合は掛かりつけの獣医師の指示に従って下さい。

母猫が胎盤を食べて、子猫のへその緒をかみ切り、体を舐めて綺麗にし、授乳を開始した時点で出産は無事に終わりますが、出産と同時に死んでしまう子猫も多いので注意が必要です。

猫の安全なお産時期

こちらをみる親子猫

猫は1回の出産でおよそ2匹から6匹の子猫を産みます。個体差はありますが、12歳くらいまでは妊娠が可能です。

ただ人間と同じで、高齢になるほど出産に対するリスクが高くなりますので、7歳から8歳くらいまでの出産が理想だと言われています。

まとめ

タオルの上で寝る子猫3匹

猫の成長は驚く程早いです。「この前まで子猫だと思っていたのに、妊娠するなんて・・・」とよく驚かされます。もしも子猫の面倒まで見る余裕がないのでしたら、早めに避妊手術をしましょう。

可哀相な気もしますが、避妊手術をした方が病気の予防も出来ますし、何より不幸な猫を増やすわけにもいきません。

望まれた妊娠の場合は、無事に猫が出産出来るように飼い主がサポートしてあげましょう。


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