保護猫との暮らし。出会うまでと、出会って迎え入れてからのこと

保護猫との暮らし。出会うまでと、出会って迎え入れてからのこと

あなたは保護猫を育ててみようと考えたことはありますか?新しくペットを迎えるなら保護猫も検討してみてはどうでしょう?保護猫を家族に迎えるときに、どうすれば良いのか?良好な関係になるためのポイントを述べたいと思います。

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保護施設での出会い

初めてうちに来た日

私がニア(保護猫)と出逢った場所は、山奥で緑豊かな所にある保護施設でした。

ログハウスみたいな建物のまわりに保護用シェルターがたくさんある所でした。
シェルターの中にある、他の動物にうつるといけない病気にかかっている動物を隔離する病室(個室)がニアの居場所でした。保護施設に入った時に、他の猫と仲良くできないのでずっと個室にひとりぼっちだったそうです。

保護施設に行く前に

保護施設によって対応は違うと思いますが、下記の事を念頭に、会いに行くと良いです。

  • あらかじめ訪問する事を伝えておく
  • 訪問予定日には家族皆で会いに行く
  • 自家用車で行く場合は、移動用のキャリーケースを積んでおく
  • どんな子を希望するのか話し合っておく

お見合い当日すぐにお迎えすることはあまりないです。数回のお見合いをしてから譲渡となるところが普通です。自宅の写真を見せたり、ペットOKのマンションなのかなどいろいろ条件があります。

保護活動をされてる方達も猫に幸せになってほしいと思って保護されてるわけですから、じっくりと腰をすえてご縁を結びましょう。

保護猫を引き取る時に準備するもの

ケア用品

家に迎える前に準備しておきたいものとして、下記のものがあると良いです。
すでに現在ペットを育てている方は相性などもありますので慎重に検討されることが重要です。

  • 猫用トイレトイレの砂
  • 怖がっているとき逃げ込めるキャリーケースやサークル(先住猫、先住犬がいる場合は特に必要)
  • 爪研ぎ
  • いつも使っていた毛布など
  • いつも食べていたフード
  • ひげがあたらないサイズのご飯皿とお水皿
  • 猫のオモチャ(猫じゃらしなど)
  • 猫用爪切り
  • ブラッシング用ブラシ
  • 洗濯用ネット(バスタオル用の大きめのもの)

大体の予算としては、¥ 15000~¥ 20000位ですが、お皿などは使ってない人間用ので代用出来ます。最低限、トイレとトイレ砂と爪研ぎとキャリーケースは必要です。意外と忘れがちな爪研ぎも用意しておきましょう。

猫ちゃんの居場所の作り方

猫用キャリー

リビングなどの片隅や階段の下など、または、空き部屋があればドアから離れた奥など、人があまり近づく用事のない場所にトイレや爪研ぎやキャリーケースを置いて好きな毛布などを敷いてあげると早くに落ち着くと思います。

怖がりさんの場合は、余った段ボール箱を平らにつぶして、簡易の目隠しのように囲ったり、立て掛けてあげても良いです。キャリーのドアは開けたままにしておいて出入り自由にしておくのも大切です。ご飯とお水もキャリーの近くに置いておくと良いです。

出来るなら、家に来てから初めの3日間くらいは、なるべく人の気配を感じる場所に保護猫ちゃんのスペースを作ります。(ただし、気配を感じるのが大切で、人の出入りが激しかったり、驚かせるのは良くありません)

食事の時間とトイレ掃除以外は眺めるくらいで、そっとしておいてあげると良いです。神経質な大人の猫の場合は上記のようにすると、わりと落ち着いてくると思います。

保護施設から我が家に来てからの様子

爪を切られる猫

爪切りとブラッシングのタイミング

譲渡の時に爪切りはしてある場合が普通ですが、人に慣れてない場合もあるので爪切りをしてないこともあります。

うちの猫は、保護施設では自分で毛繕いしてなかったらしく普通に歩いたりしているだけなのに抜け毛がテニスボール3~4個くらい抜けました。また、猫にしては考えられないくらい身体が匂いました。

爪は伸び放題で鋭く、はじめは引っ掻きキズが絶えませんでしたが、引き取ってから1週間くらいの頃に思いきって、洗濯用ネットを頭からスポッとかぶせて素早くファスナーを閉じ、爪切りをしました。

日常生活に慣れさせるために

人に飼われていたのですが、子供の頃にペットショップで買われてからずっとケージに入れられたままで6年も過ごしていたために、人に慣れておらず、怖がりで攻撃的でした。

ケージに閉じ込められていたために運動不足なのか、後足が弱いのでジャンプが苦手みたいです。最終的に保護施設に来る前は、ペットホテルをたらい回しで預けられていたらしいです。

保護施設で人に慣らす練習をしている子もいますけど、それほど慣れてない場合もあります。

見慣れないものに慣れるために

ブラッシングブラシや爪切りを置いて見慣れさせたり、物音に敏感でしたので、テレビをつけたままにして色んな音を聞かせて、慣れさせるようにしました。毎日そっと抱き上げて直ぐに降ろすというのも馴れさせるのに有効だと思います。ご飯を食べているときにそっと首筋を撫でてみても良いです。

トイレの時に注意するポイント

だんだん慣れてきました

トイレを掃除すると攻撃してくるので困りましたが、どうやら自分のテリトリーと思っている様子でした。

我が家に来てからの3ヶ月間に4回ほどお漏らししてしまいました。当時のお漏らしのタイミングを思い出すと、トイレの最中に物音に驚いたり、人がすぐ近くを通ったりして、怖くなってトイレ以外でお漏らししてしまう様でした。

怖がりな猫さんの場合はトイレのときは少し離れた場所から静かに見守るようにしてあげると良いですね。

  • トイレの時は静かに見守る
  • トイレの数を一時的に増やす
  • トイレの近くに爪研ぎを置く

トイレ掃除の時も攻撃的に近くに来るので危険でしたが、トイレの数を臨時で増やして、眠そうにしているときを見計らって掃除をしていました。今は失敗なくトイレで用を足してくれます。

毎日少しの時間でも良いので遊びに誘おう

猫ちゃんに慣れてもらうために、猫じゃらしなどで積極的に遊ぶのもよい関係になれます。フレンドリーな子でなくても、成猫でも遊びは大好きです。様々なタイミングで遊んであげると、辛かったり、悲しかった過去も早く忘れられると思います。

遊んでいるうちに、リラックスしてきたら仲良くなれるのも近いです。爪研ぎを使い始めるのも慣れてきたサインです。

愛猫が我が家に来てからの毎日

お腹いっぱいです

我が家の家族になってから約1年が過ぎました。

我が家に来て半年くらいしてから、かかりつけの動物病院に行き、新しい家族をお披露目しました。しかし、その時は怖がってキャリーケースから出てきませんでした。

保護施設にいた時は痩せていたのですが、たくさん遊んで、たくさん食べて、ぐっすり眠ってぽっちゃりしてしまいました。

今はそれも落ち着いて、自分でも親バカだと思いますが、なかなかの美人猫になりました。甘えん坊なところもちょっとどんくさいところも可愛いです。毎朝スリスリして起こしてくれるので、遅刻もしません。ありがたいことです。

毎日子猫のように、いろんな発見をしてビックリしたりして成長していますので、猫としての社会化が遅いと飼い猫としての環境に慣れない、という事はないと思います。この子のペースに合わせて、ゆっくりと見守りながら過ごしています。

まとめ

抱きかかえられた猫

どんな境遇にいる子達も大切な命なのです。たくさんの愛情できっといつか心が通じると思います。

子猫の時から育てれば、すぐに慣れて可愛いのは確かですが、もしもあなたに時間をかけられる余裕がある場合、保護猫ちゃんの猫生を共に生きる家族になることを検討してみてください。

きっと幸せを運んできてくれます。

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