猫パルボウイルス感染症 恐ろしい症状と治療・予防法に迫る!

猫パルボウイルス感染症 恐ろしい症状と治療・予防法に迫る!

猫にはパルボウイルスというウイルスの感染症があります。特に子猫では致死率が高いため、注意が必要な病気です。愛猫をパルボウイルスから守るため、詳しく知っていきましょう!パルボウイルスの予防法なども、お伝えします☆

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猫パルボウイルスとは

耳をかく猫

そもそも、パルボウイルスとはどんなウイルスなのでしょうか?パルボウイルスは生存期間が長いウイルスのため、汚染された環境では数年間に渡って感染力を有すると言われています。

パルボウイルスは、感染猫の血や排泄物、ノミなどに潜んでいます。ベッドや食器、おもちゃなどから感染する可能性があります。飼い主が感染猫を触った手で愛猫に触れて、うつすこともあります。愛猫以外の動物を触った時は、必ず手をせっけんで綺麗に洗いましょう。

母猫が感染していると、お腹の中にいる時や母乳から子猫が感染してしまうこともあります。子猫の場合は、パルボウイルスに感染すると、重症になることが多いです。

夏休みや年末年始など、愛猫をペットホテルに預ける機会が多くなる時にも注意が必要です。義務づけれられている所がほとんどですが、必ずワクチン接種を行ってから、預けるようにしましょう。

猫がパルボウイルスに感染すると

タオルにくるまる猫

パルボウイルスに感染すると、「猫汎白血球減少症」という病気になります。「猫ジステンパー」とも呼ばれます。症状は以下の通りです。

  • 下痢、血便
  • 嘔吐
  • 高熱
  • 体重減少
  • 脱水症状
  • 赤血球減少のための貧血
  • 食欲不振
  • 被毛がボサボサになる
  • 隠れて出てこない
  • 足を体の下にずっと隠す
  • 顎を床に置いて長時間動かない
  • 食器に頭を垂れたままで食べない、飲まない
  • 神経症状

猫がパルボウイルスに感染すると、血液を通して全身にウイルスが行き渡ります。子猫の場合は心筋細胞に取り付いて、そこを温床にパルボウイルスが爆発的に増殖してしまいます。すると心臓の機能が低下していきますので、最終的に心不全となり、死亡してしまうのです。

パルボウイルスは、腸に取り付くこともあります。腸の表面にある細胞が破壊されますので、下痢や血便をし始めます。骨髄細胞も同時に破壊されますから、免疫力が落ちて敗血症を起こすことも。腸の粘膜の下にある毛細血管も破壊されて出血が起こり、これらの症状から体中の血液凝固反応が無秩序に起こり始めます。すると全身の臓器の機能低下に繋がり、死に至ります。

猫は自分の体の不調を隠しますので、飼い主さんが気がつきにくい場合もあります。何となくいつもと様子が違うと感じたら、動物病院を受診してみましょう。1歳以上の猫では症状が出なかったり、軽微な症状で済むんだりすることもあります。一度感染して治ると、免疫を獲得することができます。

猫パルボウイルスの治療法

注射器

パルボウイルスに感染した猫汎白血球減少症の特効薬はありません。あくまでも症状を和らげる対症療法となります。免疫力を高めるために、インターフェロンを使うことも多いです。副作用などに注意したいところなので、担当獣医師と充分に相談してから投薬する必要があります。他にも、点滴や抗生物質が投与されることもあります。

猫パルボウイルスの予防法

猫のワクチン注射

猫パルボウイルスは、最も一般的な三種混合ワクチンで、予防をすることができます。完全室内飼いであっても、どこからパルボウイルスが侵入してくるか分かりませんので、ワクチン接種はした方が良いでしょう。ただ、副作用が起きることがありますので、慎重に決めてくださいね。

前述しましたが、ペットホテルではワクチン接種が義務づけられているところがほとんどです。しないと預かって貰えませんし、愛猫にもリスクが高いですので、預ける場合には必ず接種させる必要が出てくるでしょう。

猫パルボウイルスに関するまとめ

草むらを歩く猫

猫には怖い病気がいくつかありますが、このパルボウイルスによる猫汎白血球減少症も、その1つだと言うことができます。愛猫が感染するのを防ぐため、出来る限りのことはしたいですね!

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