猫の病気、腎不全とは。体験談あり

猫の病気、腎不全とは。体験談あり

猫の腎不全には2種類あります。予防法が無く、なる可能性も高いと言われている猫の腎不全について、経験を踏まえてお伝えしたいと思います。

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猫の腎不全について

布団で眠る猫

猫の腎不全には2種類あり、一つは慢性腎不全。そしてもう一つが急性腎不全です。

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下する病気で、高齢になると最も発症しやすい病気とされています。15歳以上で高齢猫の3匹のうち1匹は、慢性腎不全になってしまうと言われている程です。

それに対し急性腎不全は、腎臓の機能が急に低下し、悪化すると尿毒症になってしまう場合があります。急性腎不全の場合、早期発見により腎臓が回復する事も。症状にいち早く気が付いて治療をする事が大切だと言えます。

今回は、腎不全の中でも、多くの猫が患うと言われている慢性腎不全について、お話していきたいとおもいます。

猫の慢性腎不全

布団の上で丸まっている猫

猫の宿命とも言える慢性腎不全。この病気は細菌やウイルスの感染症によって起こることもありますが、主な原因は老化による腎機能の低下だと言われています。5歳から6歳頃から腎機能の低下が始まっていきます。

そして腎臓機能が低下し始めてからすぐに症状が出るわけでは無く、ほとんど機能しない状態になってしまってから症状が出始める為、早期発見がとても難しい病気です。又、一度壊れた腎機能は、残念ながら元に戻る事はありません。

猫の慢性腎不全の症状

子供と寝る猫

慢性腎不全の主な症状は、

  • 食欲の低下
  • 体重の減少
  • 多飲
  • 貧血
  • 脱水

等が挙げられます。そして末期になるにつれ、尿毒症を引き起こす場合もあります。我が家では去年5歳のオス猫が慢性腎不全になり、症状が出始めてからは5日で亡くなってしまいました。その時の状況を説明したいと思います。

急に訪れた症状

その日も元気に過ごしていた我が家のオス猫は、夜急に普段は行かないようなソファーの隙間に入り込んだ。そういえば夜ご飯を食べなかった。水も飲まない。そっとしておいた所、大量のおう吐。いつものおう吐とは違い、便のようなニオイでとてもキツイニオイだった。

翌日、朝イチで動物病院へ。血液検査をした結果、腎臓の数値が平均の何十倍も高かった。慢性腎不全で間違いないだろうとの事。この日は脱水防止の為点滴をし、獣医師からは「もう長くない、このまま通院を続けて脱水防止の為の点滴をし続けるか、家で看取るかのどちらかしかない」と告げられる。

自宅に帰り家族で話し合った結果、脱水を予防する為の点滴しかしてもらえず、もう治療法が無いのなら病院嫌いの愛猫が可哀想だ。家で看病をしてそのまま看取ろう、と決める。その日からは眠れない日が続く。

更に翌日、ついに自分で歩く事が出来なくなっていた。症状が出てから3日目、5.6キロもあった体重が3キロまで落ちてしまい、背骨が浮き出ている。おしっこがしたくなるとトイレに向かい歩こうと頑張るが、どうやら力が入らないようだ。

そのまま失禁するようになる。そのたびに申し訳なさそうに鳴きながら涙を流す愛猫を見て、こちらも胸が痛くなった。主人と子供たちと数時間置きに体を拭いて、体制を変えてあげた。

そして翌日、口から出血が見られるようになる。口元に置いてあげたタオルはすぐに血でいっぱいになるので、そのたびにタオルを交換して顔を拭いてあげた。もう鳴く元気もないのに、こちらが名前を呼ぶと「ニャー」と小さく鳴く。

その日は子供たちも愛猫とのお別れが近づいている事に気が付いたのか、「抱っこするから写真を撮って」と言う。写真を撮り、愛猫の固い体、そして苦しそうな顔を見て、もう今日が最後かもしれないと思った。その嫌な予感は当たってしまい、翌日、朝7時頃愛猫は天国へ旅立った。

まとめ

眠たそうにする猫

慢性腎不全の場合、症状が徐々に表れるわけではなく、急に現れます。我が家の猫の場合、治療法はないと告げられました。都会の方では猫にも透析をしてくれる場所があると聞いたことがあります。

もしも猫が慢性腎不全かもしれないと疑った場合、諦めずに早急に病院へ連れて行ってください。もしかしたら透析等で助かる場合があるかもしれません。愛猫との別れは急にやってきます。一日一日を大切に過ごしてあげてください。

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