【50代女性が死亡】猫からも感染の恐れあり?!マダニ感染症(SFTS)から身を守ろう!

【50代女性が死亡】猫からも感染の恐れあり?!マダニ感染症(SFTS)から身を守ろう!

皆さんは、猫のマダニウイルスについてご存知でしょうか?今回は、猫と触れた際に感染してしまう可能性のあるマダニウイルスと、それによって引き起こされるマダニ感染症(SFTS)について調べてみました。

1116view

猫に噛まれた女性が「マダニウイルス」に感染して死亡

新聞

2016年に、猫に噛まれた50代の女性が、マダニウイルスによる感染症(SFTS)を発症して亡くなっていた事が、今ニュースで大きく取り上げられています。

事の発端は弱った野良猫を保護しようとした際に、「手を噛まれた」事だそうです。
この時、野良猫がマダニウイルスに感染していたため、噛まれた女性にもウイルスが感染してしまい、感染症(SFTS)を発症して死に至ってしまったそうです。

2013年に初めて死亡例が報告された、マダニウイルスによる感染症(SFTS)ですが、今回のように「動物から人に感染したと見られる事例は国内では初めて」だそうです。

今回は、この『マダニウイルス』と、それによって引き起こされる感染症『SFTS』について、詳しく調べてみました。

マダニウイルスとマダニ感染症「SFTS」とは?

ウイルス

マダニウイルスとは、ブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新型のウイルスです。そして、このウイルスが元で発症する感染症を「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」と言います。

感染経路は主に「マダニを」介したものが中心となっておいますが、海外では今回のように、動物を媒介にするケースも報告されていました。

そして、現在の医療技術では、有効な薬剤やワクチンがないという点が恐ろしいポイントです。

マダニウイルス(SFTS)から身を守るためには?

ウイルス

猫のマダニ対策を徹底しましょう!

今回死亡してしまった女性は野良猫から感染したということでしたが、もちろん飼い猫でも感染してしまう可能性はあります。

「マダニ」の場合、家庭に住みつくノミやダニのように、布団や絨毯に住み着いているのではなく、主に草むらなどに生息しています。
人間は草むらに近づかないようにすることで、ある程度は対策できますが、猫の場合は外飼いの猫もいれば、自由にお散歩にいってしまう飼い猫もいるため、様々な感染のケースが考えられます!

そこで、猫にもマダニ対策をする必要性が出てきます。

具体的なマダニ対策

  • マダニが多く生息している草むらには猫を近づけない
  • 効果のあるダニ駆除薬を使用する

基本的な対策ですが、この2点を徹底する事が、マダニウイルスから愛猫はもちろん私たちの身を守る事にも繋がります。

ただ、ホームセンターなどで売られている駆除剤の場合は、医薬部外品で効果に限界がありますので、出来れば、動物病院で処方される「フロントラインプラス」などを使用することがオススメです。

フロントラインプラスは成虫を駆除するほかにも、卵や幼虫の発育を止める高い効力が1か月以上続くため、効果的。また、投与してから48時間以内には、マダニがほぼ駆除できるため、とてもおすすめです!

マダニウイルスに感染した時の症状

具合の悪い女性

もし、人がこのマダニウイルスに感染して、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)にを発症した場合、6日~14日の潜伏期間を経て、

  • 発熱
  • 倦怠(けんたい)感
  • 食欲の低下
  • 吐き気やおう吐
  • 腹痛
  • 下痢

等の症状が現れます。

重症の場合は今回の例のように、死に至ることもある恐ろしい感染症です。
また、有効な治療法が今のところありません。

高齢の方は要注意!

日本でこれまでに確認されたSFTS患者の年齢層は、5歳~90歳代となっています。ただ、特に注意が必要なのが高齢の方です。

「国立感染症研究所」のデータによると、患者の約90%は60歳以上で、中でも、亡くなった患者で見てみると、全ての事例が「50歳以上」。高齢者は特に重症化しやすい傾向にあることがわかりますね。

▼参考:国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html

まとめ

猫と子供

夏休みシーズンに入るこれからの季節、旅行やお出かけする事を考えると、必然的に「マダニ」と遭遇する機会が多くなります。

そんな中、マダニウイルスの被害に合わないためにもマダニに噛まれないように、予防しておくことが1番の対処法です。

猫を外飼いしている方や、野良猫に触れる機会のある方は十分に注意する必要があります。
また、効果的な治療方法が無いことも恐ろしいポイントです。特にご家族に高齢者がいるご家庭は注意したいところです。

室内飼いの猫の場合でも、脱走してしまいマダニに噛まれる可能性もありますので、普段から対策として、マダニ駆除薬の定期的な投与をしておくことが望ましいでしょう。

人気のキーワード