フェレンゲルシュターデン現象の真実 猫と霊の関係

フェレンゲルシュターデン現象の真実 猫と霊の関係

とあるネット上の掲示板にて、ある投稿者がついた嘘から始まった、フェレンゲルシュターデン現象。いかにも、という感じがしますが、実はフェレンゲルシュターデン現象の全てが真っ赤な嘘。フェレンゲルシュターデン現象とは、一体どんな現象だと言うのでしょうか?

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フェレンゲルシュターデン現象の説明

黒猫の顔

猫が何もない空中をじ~っと見る事をフェレンゲルシュターデン現象、としています。第二次世界大戦中のドイツで、ナチスのある極秘研究施設にて霊に関する研究をしていたシュターデン博士が、愛猫のフェレンゲルが何もない空間を凝視することから、「そこには霊がいるのではないか」という着想を得ました。

数週間に渡る観測の結果、猫の視線の先の空間は周囲の温度よりも2度程低温だということが分かりました。霊がいる場所は温度が下がる、と言われており、シュターデン博士はそこに霊がいるのではないか、という仮説を立て、この現象を自らの名前と愛猫の名前を取り、「フェレンゲルシュターデン現象」と名付けた、ということです。

フェレンゲルシュターデン現象の真実

草の中で目を光らせる猫

前述したフェレンゲルシュターデン現象の話はホントっぽいですが、全て作り話です。話のネタにはなるかもしれませんが、真に受けてはいけません。ところで、フェレンゲルシュターデン現象は嘘だとしても、猫が何もない空間を凝視するのは現実に見られる行動です。これは何故なのでしょうか?

それは、猫は聴覚が非常に発達している動物だからです。人間が聞こえない高い音を、猫は聞くことができるのです。猫の好物であるネズミのような動物は超音波(人間が聞くことのできない音)で、コミュニケーションを取っているので、それを感じとって捕まえることができるように、聴覚を発達させてきたのです。

ネズミが活動するのは薄暗い時間帯ですから、視覚はあまり役に立ちません。ですから猫は、聴覚や嗅覚が鋭いのです。こと聴覚に関しては、犬をも凌ぐ、と言われています。特に高音を聞き取る能力が高く、音だけを頼りに獲物を探す能力はサルよりも優れているようです。

その為、人間には聞こえなくても、猫には何かしらの音が聞こえているのでしょう。気になる音がした時に、音がした方向を眺めてしまうのは人間も同じですね。「何の音だろう?」と気になって、猫も眺めているのです。これが、フェレンゲルシュターデン現象の真実です。

愛猫がフェレンゲルシュターデン現象のような行動をするとき

ドアから覗いている猫

一時的に猫が空間を見つめることは良くありますが、ずっと長い時間に渡っている時はどうなのでしょうか?もしかすると、ストレスを感じているのかもしれません。猫を含む動物は、ストレスや葛藤を感じていると、ずっと同じ行動を繰り返すことがあります。

これを常同行動と呼びますが、ウロウロと同じ場所を行ったり来たりすることもあれば、過剰な毛づくろいをすることもあります。その常同行動の1つとして、空間を長時間凝視することがあるのです。愛猫が日常的にストレスを感じるような要因がないか、確認してみましょう。

猫は飼い主の声が分かる

首をかしげている猫

20匹の猫を対象にした実験で、猫は飼い主の声を聞き分けられる可能性があることが分かりました。飼い主以外3人の声を聞かせた後で飼い主の声を聞かせたところ、耳や顔を動かす反応を示した猫が15匹いたそうです。

愛猫の名前を呼んだ時にこちらを向いたり、尻尾や耳を動かしたりした時は、あなたの声が届いている可能性が高いです。飼い主としては、自分の声に反応してくれると嬉しいですし、より愛猫のことが愛おしく感じられます。声を使ったコミュニケーションも、大事にしたいですね!

フェレンゲルシュターデン現象のまとめ

窓の外を眺める猫の後ろ姿

誰が名付け、誰がもっともらしい話を作ったのか分かりませんが、面白いことを考えだすものですね!現象の名前もそれっぽいですし、名付けられた経緯も、思わず信じてしまいそうな位にうまくできています。一時期ネット上で話題になったおふざけのようですから、冗談として楽しむのが1番ですね!!

でも、猫が空間を凝視するのは本当の話ですし、もしストレスからの常同行動だったら放っておくのは良くありませんから、きちんと対応してあげてくださいね。

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