猫のボランティア活動の内容と参加方法について

猫のボランティア活動の内容と参加方法について

一言に猫のボランティアといっても、ボランティアの内容には様々な種類があります。仕事をしながらできるボランティア、家に居ながらできるボランティアなど、その人の生活に合ったボランティアが必ずあるはずです。ボランティアの種類や、参加方法などをまとめましたので、猫のボランティアに興味がある方は是非ご覧になってください。

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猫のボランティア「里親活動」

抱っこされる猫の写真

猫のボランティアで代表的な活動が、この里親ボランティアです。主に保健所などに収容された猫を引き取り、新しい家族を探すために行われています。また、里親ボランティアのなかでも、以下ような活動があります。

保護施設でのボランティア

保護施設で暮らす猫たちのお世話、部屋の清掃、からだのお手入れ、遊び相手などは365日24時間、休みはありません。そのため多くの保護施設が、猫の生活をお手伝いするボランティアを募集しています。

預かりさん

預かりさんなどとよばれる、里親が決まるまでの間、猫を個人の自宅などで一時預かりするボランティアです。猫の保護を行っている、NPO法人などの民間団体から、個人が依頼される形式が一般的です。ほかにも、病気や障害をもっている猫、虐待などの後遺症で警戒心が強く、集団生活が大きなストレスになりかねない猫などを専門に、預かりを行っている預かりさんもいます。

どんなに大規模な保護施設であっても、猫たちを十分な環境で生活させるため、健康状態を維持するため、保護できる猫の数は決まっています。このような預かりさんがいることで、保護施設に空きをつくり、できるだけ多くの猫を保護することで、少しでも殺処分を防ぎます。

ミルクボランティア

生後間もない、目も開いていないような子猫を育てることは、とても大変です。子猫は、体温調整ができないため、身体を温め、低血糖にならないよう、糖分を与えなければいけない場合もあります。また、この頃の子猫は自力で排泄ができないため、刺激をして排泄を促す必要があり、体重増加を確認するための体重測定も、必ず毎日行います。

このような知識、判断力が必要なことから、ミルクボランティアへの応募は、子猫を育てた経験がある人のみとしている団体が多くみられます。また、人の赤ちゃんと同じように数時間置きの授乳が必要なこともあり、仕事をしている人や1日3時間以上、家を空ける人などは応募できません。

車ボランティア

猫を譲渡する際の自宅訪問や、猫たちの通院時の搬送などを、自家用車でお手伝いするボランティアです。ガソリン代などの補助がでる場合もあります。

イベントボランティア

譲渡会などの催しの手伝いや、グッズ販売、募金活動、殺処分ゼロ運動などのイベントのお手伝いをするボランティアです。このボランティアの活動の幅は、所属する団体により大きく異なりますので、事前に確認しておくといいかもしれません。

猫のボランティア「TNR活動」

授乳中の親子猫の写真

さくらねこ無料不妊手術事業をご存知でしょうか。2005年からどうぶつ基金が動物愛護の基軸として行っている事業です。さくらねこ無料不妊手術事業は、TNR活動を行うことで飼い主のいない猫たちを、地域猫として一代限りの命を全うさせることや、殺処分の減少を目的としています。

TNR活動とは

  • 野良猫を捕獲
  • 不妊手術、不妊手術済の印として耳をV字カット
  • 元の場所へ戻す

TNR活動を行うことで繁殖を防ぎ、地域で数を管理することができます。

この、TNR活動で不妊手術を受けた猫の数は、累計43,552匹です。全国の獣医さんが協力しており、自治体によっては、補助金がでる場合もあるといいます。また、全国にある協力病院で利用することができる「さくらねこ無料不妊手術チケット」というものがあり、一般枠も用意されていることから、現在ではTNR活動に参加する個人のボランティアさんも多くいらっしゃいます。

猫のボランティアに参加する方法

抱っこされる猫の写真2

個人で野良猫の保護や里親探しをすることはもちろん、上記で紹介した、大規模な保護施設でのボランティアへの参加や、TNR活動の一般枠に応募してみるなど、方法は様々です。代表的な民間団体のほとんどが、ホームページでボランティアを募集していますので、興味がある方は是非問い合わせしてみましょう。

猫のボランティアをされている方にお話を聞いた際、「誰もが初めは、自分なんかに命を救う活動ができるのかと思うものだよ」と仰っていました。時間がない、仕事が忙しいなどでボランティア活動に参加することが難しい場合は、クラウドファンディングなどで寄付をするのもひとつです。「自分にどんなことが出来るのか分からない」という方も、正直にその旨を伝え、その上で何が出来るのかを相談してみてもいいかもしれません。

猫のボランティアを仕事にする

くつろぐ野良猫の写真

猫の保護活動をするNPO法人の一部では、上記のような内容の活動を「仕事」として募集しているところもあります。ただし、その業務は体力的にも、時間的にも厳しいものであり、給与も十分とはいえないため、猫を助けたいという気持ちが本当に強い人にしか務まらないといわれています。

猫に限らず、動物と関わるということは、必ずしも楽しいことばかりとは限りません。まして、保護活動を仕事にするとなれば、目を逸らしたくなるような状況に出くわすこともあるかもしれません。それを覚悟のうえで、それでも猫を救うことを仕事にしたいと思える方は、是非一度応募してみてはいかがでしょうか。

まとめ

猫の親子の写真

ボランティアに参加するとなると、本当に自分でもできるのだろうかと不安になりますよね。私自身、仕事をしていることや、子供が小さいことなどで、施設運営のお手伝いや、イベント活動などに参加することは、なかなか難しいのが現状です。

ただ、里親探しのお手伝いや活動の拡散、寄付などの自宅にいても出来るボランティアに微力ながら参加させて頂いています。興味のある方は、是非一度自分にあったボランティアの形を探してみてくださいね。

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