猫用自動給水器の特徴と選び方

猫用自動給水器の特徴と選び方

猫用の自動給水器があることをご存知でしょうか。普段から愛猫の飲水量が少なく、脱水などが心配な飼い主さんは多くいらっしゃると思います。そんな飼い主さんにおすすめの猫用自動給水器についてまとめました。

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猫用自動給水器とは

蛇口と猫

猫はもともと、水をあまり飲まない動物です。そのうえ、洗面所やトイレの蛇口から出る水しか飲まない、お風呂の洗面器に溜まった水しか飲まないなどという、強いこだわりがある猫は少なくありません。

その原因ははっきりしていませんが、有力説としては「動く水を獲物に見立てている」場合や、「溜まり水に対しての警戒心」からだといわれています。

また、後者の洗面器などの溜まり水を好む場合、水道水のカルキ臭に拒否反応を起こしている可能性があります。猫本来の習性や、神経質な一面から些細なことで、水を飲む量が減る場合が多いことから、このような問題点を解決し猫の水分摂取を促すために開発されたのが、猫専用自動給水器なのです。

猫の自動給水器の選び方

猫の口

猫用自動給水器は大きく分けて、電動式とボトル式の2種類に分けられます。愛猫の好みや習性などによって、愛猫にあった自動給水器を見つけましょう。

蛇口から飲みたがる、カルキ臭を嫌がる

上記のような猫には、電動式ろ過フィルター付きの自動給水器がおすすめです。形状も、蛇口タイプ、ファウンテン(噴水)タイプと様々です。高さがあるものや、低めのもの、溜め水が多めのものなどもあります。

音、振動に敏感

清潔な水を飲ませてあげたいけど、とても怖がりで音や振動があると使用しない可能性が高い猫には、ボトル型の浄水カートリッジなどが内蔵されている給水器がおすすめです。壁やケージに設置できる、細長いタイプのものから、床置きの大容量のものまで様々な種類が販売されています。

自動給水器の材質で選ぶ

ご飯用容器、水用容器などの材質にこだわる猫も多くいます。自動給水器にも、陶器、ステンレス、ガラスなど、様々な材質が採用されていますので、愛猫が慣れている容器と同じ材質のものを選んでみてもいいかもしれません。

電動式は安いもので2000円前後、ボトル式であれば、数百円から販売されており、どちらもホームセンターなどで購入することができます。愛猫の健康を考えれば、そう高くない金額で取り入れられるものなので、どちらが向いているか分からない場合はどちらも試してみてもいいかもしれませんね。

猫用自動給水器を使うメリット

蛇口から水を飲む猫

自動給水器を利用することによって得られる主なメリットは、以下の3つです。

猫の飲水量が増える

猫が1日に必要とする飲水量

  • 体重3kgに対し、約150ml
  • 体重4kgに対し、約200ml
  • 体重5kgに対し、約230ml

猫が本来必要とする飲水量は意外と多いですよね。自動給水器を利用することにより、

  • 常に新鮮な水が飲める
  • ろ過フィルター付きのものであれば、カルキ臭やその他有害物質が抑えられる
  • 流れる水によって猫が興味を示しやすくなる

以上のことから、猫によっては大幅に飲水量が増える場合もあるといいます。

腎臓病、尿石症、ぼうこう炎などの泌尿器科系疾患の予防

水分摂取量が減ると、尿の濃度が上がり、尿中の成分が凝縮されることによって泌尿器科の疾患を引き起こしやすくなります。特にオス猫の場合は、メス猫に比べ、尿道が細く尿石症のリスクが高まるため、水分摂取はとても大切なことといえます。

多頭飼いの場合の水不足を防ぐ

多頭飼いの場合、何か所にも水の入った容器を用意しなければいけませんよね。自動給水器は、多頭用の大容量のものもあり、お留守番のときなども安心です。

猫の自動給水器を使う場合の注意点

猫用フードと水

猫の自動給水器を利用する際には、以下の3点に十分注意してください。

お手入れ、水替えの頻度

電動式、ろ過装置付きのものなどは、お手入れは1週間に1度などと表記されている場合があります。ただし、室内の湿度や気温によって、室置の内側にカビが繁殖してしまうこともあるので

  • 毎日水の入替えは必ず行うこと
  • 2日に1回は装置内もお手入れしておくこと

が理想です。また、毎日の水替えのときには、愛猫のおおよその飲水量を把握しておくことも大切だと言えます。

電動式の音、振動を怖がる場合

猫は警戒心が強く、電動の給水器のように音の出るものに慣れるためには時間が必要な場合もあります。まずは、自動給水器を設置するときに飼い主がそばで見守り、危険じゃないよと教えてあげてください。

すぐには使わないかもしれないので、元々使っていた水の容器などは片付けず、様子をみましょう。

電動式自動給水器の場合はコードに注意

電動式の自動給水器を設置するときは、猫がコードを噛んでしまうことがないよう、コードカバーなどを利用して十分に注意してください。

まとめ

ペット用電気水ディスペンサーとエサ

我が家の愛猫は、電動式自動給水器のファウンテンタイプを取り入れて、以前の倍近く飲水量が増えました。

常に新鮮な水が飲めるからなのか、動く自動給水器に興味を持っているからなのか、理由は分かりませんが、梅雨時期から夏場にかけての脱水症状の心配が少し和らいだように思います。愛猫の飲水量が少なく、心配な飼い主さんは、一度自動給水器を試してみてはいかかでしょうか。

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