子猫が噛むのをやめさせるしつけ方法について、その理由と対策

子猫が噛むのをやめさせるしつけ方法について、その理由と対策

子猫が噛む場合のしつけで、困ってしまう人も多いことでしょう。子猫と一緒に遊んでいると結構強く噛まれたという経験は、猫を飼ったことのある人ならあるものです。飼い主が幾ら言ってもなかなか直らないこともあり、どう対処して良いのか悩んでしまうものです。子猫が噛むときのしつけはどのようにすると良いのでしょうか。子猫が噛むときのしつけについてお伝えします。

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目次
子猫が噛むときのしつけをする前に噛む理由を知る
子猫を噛むときのしつけ・噛む理由は他にもある
子猫が噛むときのしつけ・噛んだりひっかいたりしない猫に育てる方法
子猫を噛むときのしつけ・ひっかく行動にも注意する
まとめ

子猫が噛むときのしつけをする前に噛む理由を知る

子猫とネズミ

子猫が噛む場合、しつけで噛まないように教えたいものですが、なかなか分かってもらえない上に噛まれると痛いため、一緒に遊ぶことをためらってしまう人もいることでしょう。しかしなぜ子猫は噛むのか、しつけできちんと教えることなどできるのでしょうか。

噛む行為は猫が持つ習性

猫にはネズミを狩猟してきた歴史があるため、現在は人と共存する「イエネコ」とはなっても、狩りの本能は今でも持っているためつい行動に出てしまうのです。これは当然、子猫にも備わっている習性です。それがたとえお腹が空いた状態ではなくても、相手のにおいや動き・音に反応して身体を低く落としてお尻をやや高くし、尾の先だけを動かすといった狩りをするための姿勢を取ってしまいます。

そういった習性を持っているために、噛む・爪でひっかくなどの行動を取るのはむしろ自然といえます。飼い主も子猫を遊んでいると噛まれることが多いでしょうが、余り過剰に反応したら「噛めば自分のワガママが通る」と子猫が学習してしまいます。噛まれたときはどのくらいの力で噛まれたのか、なぜ噛まれたのかを考えてそれに見合った適切な判断をした上で、子猫が噛む行動にしつけをすることが賢明です。

子猫を噛むときのしつけ・噛む理由は他にもある

猫に噛まれた傷

子猫が噛む理由は様々ありますが、その状況に合ったしつけが大切です。

子猫ゆえ力の加減を知らない

猫は元々狩りをして生きてきたため、その狩猟本能は成猫はもちろん子猫も持っている習性ですから、母猫や自分の兄弟・姉妹がいればふだんのじゃれ合いの中で狩りの方法を勉強します。

しかし、そのじゃれ合いは狩りの方法を知るだけではなく、噛まれると痛いということも覚えるものですが、当然2匹以上の猫が傍にいる・共に暮らすことが条件となります。もし、室内飼いで1匹しかいない環境なら、噛む力加減を知る術はありませんので、このままにせず子猫が噛む都度にしつけをする必要があります。

  • 噛まれている指を子猫の口の中にグッと入れる
  • 痛そうな顔をして「痛い」と言って、ダメな行動だと伝える

噛まれたときに口の中に指をグッと入れることで、子猫が違和感を持ちます。それを繰り返すうちに、その違和感が嫌で加減を覚えていくでしょう。また、噛んだときに「痛い」ということを教えることで、「噛んでも面白くない」と学習していきます。多頭飼いしていない場合は、飼い主が母猫の代わりになって子猫が噛むときはしつけをすることが大切です。ですが、それ以外にも噛む理由があります。

ストレスがある

猫がストレスを感じるのは、運動が足りない・遊ぶ場所がない(少ない)・飼い主が余り構わないなどの原因がありますが、その際噛む以外にも走り回る・爪でひっかくといった行動が表れます。

歯がかゆい

人間と同様に子猫にも「歯が生える・歯の生え変わり」があり、生まれて1か月くらいに乳歯が生えてきて、永久歯への生え変わりが生後3か月から半年頃に起こるといわれています。そのため、どうしても歯茎がかゆいなどの違和感がありますから、その違和感を何とか除去しようと目に付くものを噛むケースがあります。

もっと遊んでほしいとき

子猫がもう少し遊びたいときに、飼い主に構ってほしくてつい噛んでしまうということがあります。言葉で伝えられないので「一緒に遊ぼう」と要求するときに、甘えてしまうのかも知れません。

発情期を迎えている

もし、飼っている子猫がオスであれば、発情が原因で噛みついてくる可能性があります。その理由はメスが暴れないように首を噛む本能があるためといわれています。一方のメスはピリピリすることが多いため、そっと見守ってあげると良いでしょう。

子猫が噛むときのしつけ・噛んだりひっかいたりしない猫に育てる方法

遊んでもらう子猫

子猫が噛むことは習性から考えると自然ですが、それでも子供や他人を傷つけないためにしつけは必要です。噛むことが気になりだしたら、まず噛み癖を直すことに対処します。

  • 猫は「柑橘系」の香りが苦手なので、無害で天然成分を使ったスプレーなどを利用する
  • 子猫の耳に向かって息をかける
  • 噛む力加減を教えて「甘噛み」させるようにする

子猫に対して、噛む場合のしつけをする必要がありますが、できるだけ怒らずスムーズにしつけるコツを覚えておくと、子猫にストレスを与えずにすむでしょう。無害なスプレーは、傷をつけたくないカーテンや自分の手に振りかけておくと、その香りで子猫が寄りません。

また、子猫が痛いくらいに噛みついてきたら、ケガをしない程度に加減をして子猫の足に噛みついて「痛み」を勉強させることが大切です。そして、子猫がつい噛みたくなるようなストレスを、できるだけ抱えさせないように飼い主が気を配ります。

遊べるおもちゃを多くする、気に入るようなおもちゃを用意する、キャットタワーを設置する、飼い主が一緒に遊ぶ時間を持つ、ゲージの中に閉じ込めておかないといったことに気を付けます。子猫に対して噛むような行動を取らせないことが、しつけと同様に大切といえます。

「噛む」という行動はどのくらい続く?

初めて歯が生えてくるのが、大体生まれて1か月ほどといわれていますので、そのころから噛みつくという行動が見られるようになります。そしてその行動が永久歯に変わるまで続きますので、生後半年は続くでしょう。その期間に子猫が噛む行動に対して、しつけることが大切です。

子猫を噛むときのしつけ・ひっかく行動にも注意する

ひっかく猫

子猫が噛む時は、他の人にも噛まないようにしつけをしておくことが肝腎ですが、実は子猫を飼っている上で「ひっかく」行動にも注意が必要です。猫がひっかくときは、相手に対しての攻撃や猫じゃらしのようなおもちゃで遊んでいる場合が多いですが、飼い主と遊んでいるうちに興奮してきたことで、思わず爪が出てひっかいてしまうというパターンがあります。

猫を飼ったことのある人は「いつものこと」と思いがちですが、実はひっかかれたことで、感染症にかかることもあります。これは「バルトネラ属菌」と呼ばれる菌で、主に猫・犬など動物の口の中や爪にいます。大体2~3日から14日前後で発症するのが特徴で引っかかれた、又は噛まれた部位が赤みを帯びて熱を持ち腫れてきます。

場合によっては膿をもつこともありますが、そこから2~3日くらい経つと体がだるくなって発熱するケースもありますし、更に重症化することもありますので、病院に受診しましょう。ただ、症状が軽いときは病院にも行くこともなく、自然に治ることが大半ですが、「何か変だ」と感じたら病院へ行った方が得策です。子猫がひっかく・噛むときの対応は、しつけ同様に大切です。

  • ひっかかれたとき、傷が深くならないようにあらかじめ爪を切っておく
  • 日常生活で猫がストレスを抱えないように工夫する

子猫が噛む・ひっかかれるときはストレスも考えられますので、しつけもしながらふだんからリラックスして生活できるような環境に整えましょう。

まとめ

女性に抱っこされる子猫

子猫のしつけにはじっくり向き合う必要がありますが、なかなか上手くいかないからと、感情的になって叩くといった行為はNGです。飼い主に対して信用できなくなりますし、恐怖心が植え付けられてしまいます。優しく、辛抱強く愛情を持って向き合いましょう。

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