猫の発情期!問題となる行動やその対策について。

猫の発情期!問題となる行動やその対策について。

猫は体が成熟してくると、発情期を迎えます。次の世代を産み、育てる準備ができるのですね。子猫が産まれることは喜ばしいことですが、同時に人にとっても猫にとっても、困った現象を引き起こすこともあります。猫の発情期を詳しく知ることで、私たち人間が愛猫に対してどう対処していけば良いのか、考えていきましょう!

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目次
猫の発情期について
猫の発情期、オスの場合
猫の発情期、メスの場合
猫の発情期の問題点
発情期の対策
まとめ

猫の発情期について

桜と2匹の猫

基本的に春になって日照時間が長くなると、猫は発情を迎えます。最近では完全室内飼いの猫が増えたり、夜でも明るい照明がついていたりするので、余り日照時間は関係なく発情するとも言われています。

猫の発情期、オスの場合

カーテンと猫

オスの場合は実は「発情期」というものはありません。というのも、オスは発情しているメス猫がいればいつでも交尾が可能なので、オスに「発情期」と言う言葉は当てはまらないのです。

なお、オスが交尾可能となるのは生後半年から7か月頃だと言われています。この頃になるとペニスにとげが生え始め、性的に成熟したと言えます。このとげは交尾した際にメスの膣(ちつ)を刺激し、排卵を促す為に生えています。ちなみに去勢手術をすると、とげはなくなります。

猫の発情期、メスの場合

鳴いている茶色い猫

メスもやはり生後半年頃になると体が成熟し、妊娠が可能となります。初めての発情期間は5日から10日ですが、2回目以降は10日から14日程度になります。猫の場合は生理がありませんので、明確に発情していると判断しにくいことがあります。

それでも発情期特有の行動が出ますので、よく観察することで判断は可能です。発情期特有の行動ですが、床に這ってお尻をあげる「ロードシス」や、普段よりも頻繁に行うこすり付け、ごろごろと転がり回るローリング、高い鳴き声などがあります。これらの行動が見られたら、発情しているとみなすことができます。

猫の発情期の問題点

玄関の前に居る4匹の猫

発情期に起こる、人にとって困った行動が幾つかあります。

オスの困った行動

  • スプレー行動

縄張りを主張する為、匂いの強い尿を家の柱や家具そしてカーテン等、様々な場所にかけることがあります。この匂いや処理に、飼い主が困ることが多いです。

  • 脱走

普段は大人しい猫でもメスを求めて網戸などを開け、若しくは突き破って脱走する事がありますし、玄関のドアが開いた隙に勢い良く走り出る事もあります。それだけ、メスが発情期を迎えた時の性衝動は強いのです。外に出て事故に遭う可能性も否めません。

メスの困った行動

  • 鳴き声

発情期を迎えたメス猫は、普段とは違う大きな声で鳴きます。そしてその頻度も多く、昼でも夜でもお構いなしです。この鳴き声に参ってしまう飼い主さんも多く、近所迷惑となる可能性も。

野良猫が赤ちゃんのような大きな鳴き声を上げているのを、聞いたことはありますか?あれが発情期のメス猫の鳴き声なのです。あの大きな声で夜中に鳴かれてしまうと飼い主も参ってしまいますね。

  • スプレー行動

縄張りの主張はオスだけと思いきや、実はメスも行うことがあります。オス猫を引きつける為に行います。

オス・メス共通の問題

猫が発情期を迎えることで更に問題となるのが、行き場のない不幸な子猫が増えてしまうことです。猫の殺処分は毎年数万匹に及んでいます。そのうちの大半が、子猫なのです。

もちろん、新しい命が産まれることは喜ばしいことです。ですが、今の日本の現状では飼い主のいない猫たちは殺されてしまうので、これ以上不幸な猫を増やさないよう、人が猫の為に出来る事をしなくてはなりません。

発情期の対策

ゆかに転がる猫

猫の発情期の困った行動に対する対策方法で1番有効なのは、オス・メス共に不妊手術を行うことです。手術をする事で、上に挙げた問題となる行動を減らすことができますし、何よりも不幸な猫を増やさないことに繋がります。発情期を迎えることでの猫のストレスを軽減することもできます。

他には、オス猫に発情を迎えたメス猫を近づけないようにする、という方法もありますが、完全室内飼いでも家の近くに発情した野良のメス猫がいれば、反応してしまいます。ですから、完全な方法とは言えません。

メス猫に対しては、膣を綿棒などで刺激し、排卵を促すことで発情期を終わらせる、という手段があります。ですが慣れていない人が行うと、メスの体を傷付けてしまう可能性があります。安易に行うのは、避けた方が良いでしょう。

まとめ

二匹の子猫

猫の発情期を困ったものと捉え不妊手術などを行うのは、人間のエゴかもしれませんが、それらの対策をしない場合、発情期の行動に困った飼い主が猫を捨ててしまい殺処分になる子猫が増えたりと、今の日本の現状では猫を守る為には致し方ない面も多々あります。

猫の発情期について知ることで、何をしなければいけないのかを考えることに繋がります!これからの猫と人との楽しい暮らしを創造していく為にも、出来る事から始めていきましょう☆

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