猫の香箱座りに隠されたヒミツ

猫の香箱座りに隠されたヒミツ

皆さんは、猫の香箱座り(こうばこずわり)をご存じですか?香箱とはお香を入れる箱のことで、猫の座っている姿がその箱に似ていることから日本人がつけた名前です。この記事では、この香箱座りに隠された猫の気持ちや健康状態について解説していきます。

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香箱座りの由来


眠る猫

香箱座りとは

猫が胸の下に前足を折り曲げて座っていることを言います。関節が柔軟である猫特有の座り方です。この姿が、「香箱」(香木やお香を収納する蓋付きの箱)と似ているため、このように名付けられたようです。ちなみに、英語圏ではパンの塊に例えて「Cat Loaf」と呼ばれています。

香箱座りはリラックスしている証し

この「香箱座り」は危険が及んだときに、すぐに立ち上がることはできません。猫は瞬時に危険を察知し、行動します。ゆえに、前足を完全に隠してしまう香箱座りをしているときは、周りに敵がおらず、安全な場所である。と判断していることになります。

香箱座りをしているときは、とてもリラックスしている状態であるといえます。猫にとって安心できる快適な場所だからこそこのような座り方ができるのでしょう。目を閉じているか半開きにして、耳も自然に立ててくつろいでいることが多いようです。

猫が体調の悪いときも香箱座りする


屋根の上で香箱座りの猫

この香箱座りは体が圧迫されない状態で座っていることができます。体に掛かる負担が少ないことから、体調が悪いときにこの座り方をすることもあるのです。香箱座りはしているが、ふだんの様子とは違うと感じた場合は、身体の状態や行動、食事量や水分量、尿量や便の状態などを注意深く観察してあげてください。状況によっては病院に連れて行ってあげることも検討した方が良いかもしれません。ふだんからの観察や健康チェックが病気の早期発見につながるのです。

香箱座りができない猫

体格のいい猫

大きめの猫は足を内側に折り曲げることが難しく、香箱座りが苦手な猫もいます。特に、身体が大きい猫は足を内側に折り曲げることが難しく、香箱座りをすることができないのです。

一般的には香箱座りは猫がリラックスしている証しとされていますが、人間と同じように、猫にも得手不得手や個性があるのです。「香箱座りをしていない=リラックスできていない、飼い主に心を許していない」と思うのではなく、それぞれの猫の個性を理解しながら日々の様子を観察してみてください。きっと「香箱座り」に代わるしぐさや行動を示してくれることでしょう。

まとめ

茣蓙の上で香箱座りの猫

飼い主にとって猫が心を許し、安心して過ごしてくれていることは嬉しいことです。リラックスできる環境を整え、穏やかに過ごしてもらいたいですね。全ての猫が同じというわけではありませんが、猫特有のしぐさや行動を参考にしながら、更に理解を深めていきたいですね。

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