猫の歴史!人と生活するようになった理由

猫の歴史!人と生活するようになった理由

今では皆さんに馴染み深い猫ですが、猫の歴史はご存知ですか?先祖や、日本にやってきたキッカケなど、猫の歴史を辿ると様々なことがわかります。愛猫のルーツを探ると、これまで以上に愛着がわくかもしれませんね!ここでは、猫の歴史の概要をご説明します。

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猫の歴史

横向きの猫全身

猫や犬等の肉食系哺乳類の先祖は、「ミアキス」という体長20~30cmほどの小動物だと言われています。ミアキスが誕生したのは、地球上の恐竜が絶滅したあとで、今から約5500万年前だと言われています。

森に生息していたミアキスは、次々と生息地を移動し続け、それぞれがその場にあった体に進化していったとされています。この小動物がいなかったら、犬も猫も誕生していなかったのです。

例えば、森に残ったミアキスは、薄暗い森林の中で狩りをするのに適応して、体は小さくなり、すばしっこく駆け回ることが出来るように進化していきました。さらには木に登るために鋭い爪や、薄暗い森の中で獲物が動く音や鳴き声を聞けるよう、抜群の聴力も身に着けたのです。そしてずば抜けた瞬発力が必要なため、狩りに出る時以外はじっと大人しく待ち、体力を温存するようになりました。このミアキスが現在の「猫科」に進化していきます。

逆に森から出て平原を生息地としたミアキスはというと、森とは違い隠れる場所もほとんどなく、敵が多くいては狩りにならないので、仲間を作り集団行動をし、群れで狩りをするようになりました。そして広々とした平原を駆け回るため、筋肉質な体も手に入れたのです。このミアキスが現在の「犬科」に進化しました。

ネコとヒトの歴史

ねずみをくわえた猫

猫の歴史を調べると、ミアキスという小動物が進化し、猫が誕生したことが明らかになりました。では、猫が人と関わるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか。

ネコがヒトと関わるようになったキッカケ

進化をとげ、ネコと呼ばれる生体になった後、ネコは古代エジプトでネズミやヘビの駆除係として利用されていました。その後は、売人によりヨーロッパ方面にもネコが広まり、そこでもネコは小型の害獣の駆除係として活躍していました。

ヒトの身勝手な行動で傷ついたネコたち

さらに猫の歴史を辿ってみると、駆除係としてネコを繁殖させすぎて、いつしかヨーロッパでは嫌われた時期があったこともわかりました。特に黒猫は「魔女」と呼ばれ、残酷な手段で次々と虐殺されていきました。

ネコがいなくなってから

ネコがいなくなってからは、ネズミを駆除することが困難になり、ネズミによる細菌が原因とされる病気「ペスト」が流行りました。するとヒトはまたネコを重宝し、猫の繁殖し始めました。なんと、古く昔からヒトとネコは仲良く共存していたのではなく、ヒトの身勝手な理由でネコが繁殖されたり、殺処分されていたりという過去があったのです。

日本の猫の歴史

日本画の猫

繁殖された猫たちは、中国の売人の手により、飛鳥時代のころ日本にやってきました。日本でも長らく貴族や武家の間では重宝され、ネズミなどの駆除係として活躍していました。また、身分の高い人達の愛玩動物としても、重宝されました。

江戸時代に徳川綱吉が、有名な「生類憐みの令」で猫の売買を禁止しました。綱吉亡きあとは、すぐにこの法令は廃止され、猫はまた人々の生活に溶け込んでいきました。そして第二次世界大戦後からは、一般人も金銭面に余裕ができ、猫をペットとして飼う家庭が増えたそうです。

まとめ

猫のあごをなでる

見た目や声、性格から習性など、すべてが違うように思える犬と猫ですが、猫の歴史を辿ると先祖が同じだったということがわかり、驚かれた方も多いのではないのでしょうか。

猫の歴史を辿ったことによって、古くから猫と人が共存していたこともわかりましたが、その背景では人間の身勝手な理由により猫の繁殖、そして虐殺までもが行われていたこともありました。猫の無計画な繁殖、虐殺については、今もなお一部の心ない人たちの間で行われているというのが、悲しい現状なのです。

これから先、人間の身勝手な行動により傷つく猫がいなくなり、猫と人間が互いに必要としあって共存していけることを願っています。

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