猫の香箱座りとは

猫の香箱座りとは

猫を飼っている方なら1度は目にしたことがある「香箱座り」ですが、名前の由来や、その時の猫の気持ちをご存知ですか?この記事では、猫と香箱座りについて気になるポイントをまとめてみました!

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猫の「香箱座り」とは

香箱座りをする二匹の猫

猫の香箱座りとは、手足を折りたたんで、身体の下にしまいこんだ座り方のことです。猫が「香箱を作る」、「香箱を組む」などと言うこともあります。

猫が香箱座りをしている時は、前足をたたんでおりすぐには動けない状態。そのため、いつでもテリトリーを見張っていなければならない野良猫は、めったにしない座り方だと言われています。

猫が香箱座りをしている時の心理・気持ち

ソファーで香箱座りをする猫
  • 安心している
  • リラックスしている
  • 体調がすぐれないとき
  • 敵がいない環境

リラックスしているとき

猫が香箱座りをしているときは、リラックスしている状態のときが多いです。手足をしまいこんでいて、すぐに次の姿勢に移れないため、警戒しているときなどは、香箱座りをすることはありません。目の前で猫が香箱座りをしていたら、信頼されていると思っていいでしょう。

猫が香箱座りをした時は、先ほど記載したように、前足をたたんでおり、すぐには動けない状態になります。よって、身の危険を感じている時は、絶対にしない座り方ですよね。

ちなみに猫は、びろ~んと体を伸ばして眠るよりも、香箱座りで眠るほうがより深い眠りにつきやすく、それだけ安心している証拠だと言うことが研究で明らかになったそうです。

体調がすぐれないとき

猫は体調がすぐれないときにも、香箱座りをすることがあります。お腹が圧迫されない姿勢なので、お腹が痛いときなどは、横になるよりも楽なのでしょう。猫がずっと香箱座りをしていて、元気がないときは、病気を疑ってみたほうがいいかもしれません。

  • 太った猫
  • もともと体格の良い猫

太った猫や、もともと体格の良い猫は、前足を丸めるのが難しく、どちらかと言えばびろ~んと伸びている状態を好みます。

伸びて寝る2匹の猫

このように、びろ~んと伸びて寝ている場合や、くつろいでいる場合も、もちろんリラックスしていると言えます。ただし、リラックス度で順位とつけるとするならば、1位仰向け、2位香箱座り、3位が伸びた状態、という所でしょうか。

ちなみに、個人的にリラックス度で見て1位の、仰向けでくつろぐ猫の姿がこちらです。

仰向けで寝る猫

猫がお腹を出して寝るのは、めったにないほど珍しいと思います。我が家では、亡くなった猫を含め、今まで4匹の猫を飼育してきましたが、この仰向け寝をよく見せてくれるのはこの子(むさし君)だけです。それほどに安心してくれているんだなと思うと、愛おしく感じます。

猫の香箱座り 名前の由来

そもそも香箱座りの”香箱”とは、名前の通り”お香を入れておく蓋付きの箱”のこと。茶道や華道の道具で使われる物だそうです。猫が前足をたたみ、おなかを地面につける姿が香箱に似ていることから、「香箱座り」と名づけられたようです。その他にも猫が香箱を作る、香箱を組む等の呼び方もあります。

猫の香箱座りは文学の中にも

  • 芥川龍之介『お富の貞操』
  • 芥川龍之介『老年』
  • 宮本百合子『子供・子供・子供のモスクワ』
  • 室生犀星『故郷を辞す』
  • 森鴎外『青年』
  • 文学作品では、どれも「香箱を作る」という表現ばかりで、「香箱座り」は見当たりませんでした。「香箱座り」は、最近できた言葉なのかもしれませんね。

猫の香箱座りについてまとめ

ひざの上で香箱座りをする猫

今回は猫の香箱座りについて、気になる名前の由来や座り方、そして香箱座りをしている時の猫の気持ちをご紹介しました。お家で猫を飼っている飼い主さんなら、この香箱座りを見ると、きっと嬉しくなりますよね。猫が自分には警戒心が無い、信頼してくれている、ということがわかりますから。

そして、猫好きなら猫=香箱座りと思う方もいらっしゃるほど有名な座り方ですが、なんと香箱座りが出来ない猫もいるんだとか。

我が家でも新しい猫を迎えた際、「お!慣れてくれたかな?」と見極めるポイントは、私たち家族の前で香箱座りをしているか、目の前で餌を食べてくれるかどうか、です。香箱座りをしながらウトウト眠る猫を見て、「やっと慣れてくれた!」と嬉しくなります。

それまで警戒していた猫が、ついに自分の前で香箱座りをしている時が「あぁ、信頼されているんだな」と実感できる瞬間だと思います。猫を飼育している飼い主として、信頼されると言うのはとても嬉しいこと。愛猫の香箱座りを見て、至福の時をお過ごしください!

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