猫の発情期について

猫の発情期について

猫の発情期は個体によってばらばらだ、という印象があります。それは、猫が季節繁殖動物で、多発情を示す動物だからです。周年繁殖である犬とは異なる発情期について、主にメス猫について、発情期について詳しく説明をしたいと思います。

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猫の発情時期

ハートをおさえる猫

猫の発情期は体重増加が深く関係していると言われています。生後約6〜7か月、体重2.3~2.5キログラムになると始めて発情が認められ、メスはオスよりも1-2か月早く発情が来るようです。猫は犬と違って、繁殖機能が活発となる季節が決まっている季節繁殖動物(日本では1〜8月が繁殖時期)なので、発情時期は生まれたときの季節に関わりがあります。

例えば…

  • 7~8月生まれの猫は生後6か月程度の翌年1,2月に初回発情(初めての発情)がある
  • 12月から翌年3月までに生まれた猫は生後5か月程度で初回発情、若しくは季節繁殖終了後の生後12-14か月に初回発情を示す

シャム猫の初回発情が早かったり、長毛種は短毛種に比べて初回発情までの期間が長かったりと、品種によっても初回発情の時期は異なるようです。また、飼いならされた家猫よりも、野良猫の方が初回発情が早いとも言われています。オス猫はメス猫と異なり、1年中繁殖は可能です。

猫の発情周期について

小枝に頭をこすりつける猫

メス猫の発情周期は不規則です。多くは2-4週の間隔で2〜3回繰り返し、1,2か月の休止時期を置いてまた発情がやってくる、といった感じです。交尾があると1.5日後に排卵し3-4日経てば発情も終わります。

発情は加齢とともに兆候も乏しく、回数も減っていきます。発情中の猫の行動には、よく鳴く、頭をものにこすり付ける、腰を低くして足踏みをする、尾っぽを左右どちらかに避ける、床を転げ回るといったものが挙げられます。発情兆候が強い猫では食欲が減退することもあるようです。

交尾、出産と発情について

子猫をなめる母猫

猫は交尾排卵動物なので、交尾刺激がないと排卵されません。しかし、最近では交尾をしていないにもかかわらず、自然排卵が起こっている猫が少数ではありますが、いるという研究報告もあります。

猫の排卵数は平均5-6個程度です。交尾はオスがメスの頭頸部を加えて乗っかり、後ろ足を足踏みして行われます。メスは交尾後、悲鳴をあげてオスに襲いかかることもあります。そして、またオスを許容し交尾をする、というのを複数回、繰り返します。

その後、妊娠、出産した後のメス猫の発情は、子猫が離乳した1週間前後で認められますが、子猫に授乳しなければ出産後1週間程度で発現します。ただ、生まれた子猫の数やおっぱいを吸う刺激の程度等が出産後の猫の発情回帰に影響していると考えられているようです。授乳中でも、子猫の数が少ないと、出産後1週間くらいで発情を示す猫もいるようですよ。

まとめ

頭をこすり合わせる2匹の猫

ずっと室内で飼われている猫では、季節に関係なく1年中発情を繰り返すこともあるようですが、猫が季節繁殖動物、交尾排卵動物であることを知らなかった方もおられるのではないでしょうか。食欲不振などの発情による無益な症状があるようなら、早めに避妊手術をすると良いと思います。

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