雌猫が発情期になった時の仕草

雌猫が発情期になった時の仕草

雌猫の発情期の特徴として,「うお~ん」という独特の鳴き声で鳴きます。これは雌猫が雄猫を呼ぶためだといわれています。本来猫は夜に行動をするため,人が寝静まった頃に鳴き出します。雌猫の発情期とはどのようなものでしょうか。雌猫の発情期に対する対処法を御紹介します。

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雌猫の発情期にみられる仕草

頭をこすりつける猫
  • 身近なもの(人にも),頭や首をこすりつける
  • 頭を低くして,腰を持ち上げ,後ろ脚を足踏みしながら尾を一方に寄せる
  • 外陰部が膨らみ分泌物がでるため,しきりに陰部をなめる
  • 尿の回数が増え,ふだんよりも匂いがきつくなる
  • 落ち着きがなくなり外に出たがる
  • 食欲が低下する

雌猫が発情期を迎えると,このような発情期特有の行動がみられます。ふだん余り聞くことがないような独特な鳴き声を発する,地面に体をスリスリする,雄猫に親しく接するという変化が出てきます。その他に見られるメス猫が発情期になった時よくあるサインをご紹介します。

①まるでまたたびを与えたときのような行動

猫にまたたびを与えると,猫の個体にもよりますが横たわってゴロゴロと体をくねらせるような行動を取ります。雌猫が発情期になるとまたたびを与えたときのような行動をします。

②雄猫を受け入れるときの体勢を見せる

雌猫の発情期にはお腹(なか)部分と胸を地面につけて,お尻を上に突き出すような体勢を取るようになります。

③ふだん余り耳にしないような高い声で鳴く

いつも飼い猫を過ごしている人であっても,ふだんの生活の中で聞かないほどの高い声を発するようになり,1度鳴くと3分前後は続くケースがありますので,いつもと違うと感じるでしょう。しかし中には発情期を迎えていても,高い声を全然出さない猫もいます。

④雄猫がしがちな「尿スプレー」をする

尿スプレーと聞くと,雄猫が自分のテリトリーを主張するために行いますが,発情期の雌猫も同様の行動を取るようになります。この尿スプレーは,雄猫を自分に寄せ付けるための脂肪分が入り混じっていることが特徴です。飼い猫にトイレのしつけをしていても尿スプレーは時期になるとしますので,発情期が来たと認識ができるでしょう。

⑤いつもは拒絶する雄猫を受け入れる

ふだんの雌猫だと,こういった雄猫の行動をとても嫌がります。

  • 雄猫が雌猫の行動を制限するために首を咬(か)む
  • 雄猫が雌猫に対してのしかかる

しかし発情期の雌猫は嫌がる素振りは見せずに,雄猫を受け入れる体勢を取ります。

雌猫の発情期は見落としがち

雌猫は,発情期を迎えた雌犬でよく見られる「出血」がないのが特徴です。そのため,犬と同じような感覚で見てしまうと,発情期のタイミングを見落とす可能性があります。もし発情期がきているかどうか確かめたいなら,ふだんから猫の様子を見ることが大切です。目に見える違いが感じにくいですから,猫の行動を注視します。

雌猫の発情期が訪れる時期

キャットタワーに座る猫
  • 年に2回
  • 10か月

雌猫の初回発情期は一般的に生後半年前後から,遅くても10か月を迎える前に迎えます。長毛種よりも短毛種の猫の方が早い傾向にあります。発情するタイミングは,年に2回訪れます。

  • 少しずつ暖かくなる2月くらいから春先の4月頃
  • 初夏の時期である6月くらいから8月頃

暖かい時期に発情期を迎える理由として,寒い季節よりもエサの量が多い上に子猫が生きていける確率が高いためといわれています。

発情期の長さはどのくらい

通常,雌猫の発情期は短くて3日,平均15日くらいで長くても20日間といわれていますが,猫の個体や状況によって違ってきます。

  • 雌猫が住んでいるエリアに雄猫がいるか
  • 雌猫の年齢

発情期を迎えた雌猫が,発情期を表す行動を取る期間は2~3日くらいが目安です。

雌猫が発情期の時の対処方法

手術台の上の猫

雌猫の発情期というのは,子供を産むために必要な体の仕組みといえますが,猫を飼っている人の中では,「子供は産ませない」と考えている人も少なからずいます。そのため,あえて雄猫に近づけないように対策を取る人もいることでしょう。ですが,雌猫の発情期の期間に長期間雄猫と接触をさせないことで,逆に雌猫に負担がかかる場合があります。

  • 雄猫を受け入れない発情期は長いと「子宮蓄膿(ちくのう)症」を引き起こす原因となる
  • 雄猫と長期間接触させていない雌猫はストレスを抱えやすくて,寿命にも影響を及ぼす

万が一,雌猫に子供を産ませるつもりがなければ,避妊手術をして雌猫の健康を守る方法があります。避妊手術を受けた大半の雌猫は,雄猫に興味を持たなくなるといわれています。

雄猫の発情期の対処法

発情期を迎えた雌猫は,その時期特有の行動を取りますが,雄猫にも同様に発情期がきた際のサインがあります。それが「夜中にずっと鳴く」という行動です。雄猫にも発情期の対策があります。

またたびで気を引く

発情期を迎えた雄猫に,またたびを与えて気を引くことも対策といえますが,与える量は,雄猫の健康に影響を与えないように1日の目安量を守ります。ただ,またたびはすべての猫が喜ぶというわけではありません。子猫や既に去勢した猫だと興味すら持たない場合があります。

雌猫をできるだけ接触させない

もし家の中でたくさんの猫がいる場合や,雄猫のテリトリーの中に雌猫がいれば難しいことですが,もし可能ならできるだけ雌猫と接触させないことで発情を少し緩和できます。

去勢手術をする

去勢手術で対策をする人が多いですが,手術を受けたからといっていきなり改善ができるわけではない難しさもあります。ですが,去勢手術をしなければ年老いても雌猫の発情期はありますので,長い目で見れば有効といえます。

雌猫の発情期で一番困る「鳴き声」

鳴く猫

発情期を迎えた雌猫が雄猫を呼び寄せるために,ふだんよりも高くて大きい声で鳴きますし,数日間継続するために「近所迷惑ではないか」「夜うるさくてなかなか寝付けない」と悩んでしまいます。雌猫が鳴く行動を何とか止めるために,ついやりがちな行動があります。

  • 室内から出られないようにする
  • 「うるさい」と注意してしまう

このような方法を取っても,実際に発情期の雌猫を鳴き止(や)ませることができない上に,かえってストレスをかけてしまうことになります。それに体を摺(す)り寄せて甘えてくることがありますが,かわいくてつい撫(な)でてしまう行動も発情を煽(あお)る原因となってしまいます。この場合は余り干渉しないで様子を見ていると良いです。

発情時期の注意点とは

発情期の雌猫は,いつもと違う行動を取りがちになりますので注意が必要です。1つは,性格がふだんと変わる可能性があるという点です。ふだんそのような素振りがなくても,飼い猫が発情期になると咬(か)まれる人がたまにいます。また,中には食欲がなくなる猫もいます。2~3日様子を見ていても状態が変わらないようでしたら,かかりつけの獣医に相談をしてみましょう。「発情期」とはいっても,雌猫はふだんと違うため様子を常に見ておいた方が良いです。

雌猫の発情期に関するまとめ

女性に撫でられる猫

猫の発情期とは,通常1年に2回ほど起きるものですし,子孫を残す上で大切な体の仕組みといえます。しかし,飼い猫は発情期特有の行動を取りますので,周囲の人たちは困ってしまいますが,対策はありますのでどの方法が良いのか検討してみると良いでしょう。

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