猫の嫌いな匂い5つで侵入を防ぐ方法

猫の嫌いな匂い5つで侵入を防ぐ方法

猫の嫌いな匂いって何でしょう?猫の嫌いな匂いを使うことで庭への野良猫の侵入を防ぐことができるので、そうしたもので作られた薬剤なども販売されています。しかし、一つの匂いでは猫が慣れてしまうので、いろいろな匂いを使った方が効果的です。ここでは猫の嫌いな匂いの数々を御紹介しますので、参考にしてくださいね。

猫の嫌いな匂い5種類

鼻をつまむ女性
  • 柑橘系の香り
  • 男性の匂い
  • ミント系
  • フレグランス系
  • スパイス系

この4種は猫の嫌いな匂いです。これらの全く異なる匂いを上手く利用して、猫の侵入を防いでみましょう。

柑橘系の香り

柑橘類

猫の嫌いな匂いは酸っぱい匂いです。よく言われている「柑橘系の果物の匂い」や「酢・木酢液の匂い」がこれに当たります。人間にとっては特に柑橘系の匂いは芳香剤にも使われているほど人気の匂いですが、猫の嫌いな匂いである可能性がかなり高いです。

男性の臭い

また、最近よく言われているのが男性の汗の匂いが猫の嫌いな匂いではないかということ。これも酸っぱい系の匂いが苦手な猫の性質から来ることなのか、嫌がる猫が多いようです。

ミント

ハーブ

猫の嫌いな匂いにはミントなどの香りも効果があります。

香水の香り

シャンプー

猫の嫌いな匂いに、フレグランス系の香料が含まれているものが苦手であると言われています。フレグランス系の香料が含まれていると言えば、今は柔軟剤を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

最近の柔軟剤は昔と比べるとかなり香りがきつくなっていて、家で飼っている猫ちゃんが嫌がったという話も多く聞かれます。また、ボディシャンプーやヘアシャンプーなどでもフレグランス系の香料を使っているものは多く、お風呂上りの飼い主さんの体にすり寄って、一生懸命猫が自分の匂いを付けているという話もありがちですね。

スパイス

わさび

猫の嫌いな匂いの中に、刺激臭の強いわさびや唐辛子などの香辛料の匂いがあります。ペッパーソースなども猫の嫌いな匂いなので、薄めて撒いておくと効果があります。

猫の嫌いな匂いで侵入を防ぐには

柑橘系の香りを庭に撒く

猫の嫌いな匂いを使って猫の侵入を防ぐ場合、酸っぱい系の匂いで対策をするのであればミカンやレモンなど柑橘系の果物の皮を撒いておいたり、果汁を絞って水で薄めたものを撒いたりすると良いでしょう。ホームセンターなどでも手軽に手に入る木酢液を撒くことでも、効果を発揮するケースがあります。

ミントを庭に埋める

猫の嫌いな匂いを使ってミント系の匂いで猫の侵入を防ぐのであれば、ミントを実際に植えてしまう方法があります。

人間にとって癒やしの匂いとも言われている、属に言うスースーするミント系の匂いは猫の嫌いな匂いです。

猫はハーブの匂いも苦手とされ、ミント以外のハーブを植えて猫対策にする人もいますが、ハーブはそのままだとなかなか強い匂いを発生させないので失敗する場合が多いのです。その点、ミントの葉はそのままでも匂いが強いので、猫の嫌いな匂いを使って猫の侵入を防ぐ手段としては効果的です。

ただし、ミントは初心者でも簡単に栽培することができ手入れも簡単なのですが、繁殖力がとても強いので地植えにしてしまうと庭一帯が全てミントで覆われてしまいます。他に植えている植物までも飲み込む勢いで繁殖してしまうので、猫の嫌いな匂いを使って猫の侵入を防ぐ手段としてミントを使うのであれば、プランターなどで栽培しましょう。

また、栽培が不可能な場合は北見のハッカ油が有名ですが、このような液体になっているミントの香りを水に薄めて撒く方法もおすすめです。

芳香剤を置いておく

猫の嫌いな匂いを使って猫の侵入を防ぐために、フレグランス系の匂いを使うのであれば芳香剤を置いておく方法が有効です。トイレ用などの匂いのきつい芳香剤でフレグランス系のものを使ってみましょう。猫の嫌いな匂いですが、人間にとっては良い匂いなのでどこに置いておいても不快になることはないですよね。車庫などに猫が入ってきて困るという場合に向いているかもしれません。

猫対策用の薬剤を使う

香りで猫よけをするのであれば、おすすめなのが猫対策用の薬剤です。薬剤には必ず猫の嫌いな匂いを使っていて、ワサビの匂いなどはよく使われています。一度撒くと日持ちもして雨が降っても効果が持続するため、猫の嫌いな匂いを使って猫の侵入を防ぐときにスパイス系の匂いで試すのであれば猫対策用で市販されている薬剤がおすすめです。

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猫の嫌いな匂いは個体差がある

猫の嫌いな匂いは、酢や柑橘系などが有名ですがこれ以外にもまだまだあります。しかし、全ての猫に嫌いな匂いは共通するのかと言うと、猫によっては反応しない匂いもあるのです。猫の嫌いな匂いはその猫によって違いがあるので、飽くまでも猫が嫌う場合が多い匂いと考えておいた方が良いでしょう。

しかし、猫の嫌いな匂いを使って猫の侵入を防ぐこともできるので、猫の苦手な匂いをいろいろ知っておくことは猫対策をしている人にとって必要です。一つの匂いで猫対策をしても、猫自身がその匂いを苦手としてなければ余り効果がありません。

また、猫は嫌いな匂いにも慣れてしまう場合もあり、何度か侵入しているうちに最初は逃げ帰っていたとしてもそのうちに平気になってしまって、気が付いたら何の効力もなくなり平気な顔して侵入してくるということも珍しくはありません。

まとめ

柑橘類と猫

猫の嫌いな匂いを使った猫対策を御紹介しました。侵入してくる猫がどこかの飼い猫である場合、フレグランス系の匂いなどは人間と一緒に生活していることで慣れている可能性があります。また、猫によっては猫の嫌いな匂いに全く無反応という場合も。猫の嫌いな匂いを使って猫対策をするのなら、複数のいろいろな匂いで根気よく試してみましょう。

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