子猫にとってのおもちゃの役割と遊ぶポイント

子猫にとってのおもちゃの役割と遊ぶポイント

子猫とおもちゃで遊びたいけれど、成猫と同じおもちゃでも良いのか、子猫に合ったおもちゃはあるのか疑問に思ったことはありませんか?実は、子猫と成猫ではおもちゃで遊ぶ目的が変わってくるため、子猫にあったおもちゃを選んであげることがポイントになります。 そこで、子猫がおもちゃで遊ぶ目的とその役割、どんなおもちゃが良いのか、また簡単な子猫用おもちゃの作り方をご紹介したいと思います。

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子猫がおもちゃで遊ぶ目的とその役割

子猫とねこじゃらし

猫にとっておもちゃで遊ぶことは、楽しみだけではなく体力の増進や狩猟行動の練習、神経系の発達や周囲の環境に慣れるためなど、様々な役割があります。好奇心が盛んな子猫にとって、おもちゃで遊ぶことにはどんな目的があるのでしょうか?

おもちゃの役割や、どんなおもちゃが良いのか見てみたいと思います。

子猫の成長とおもちゃ

子猫は生後4週頃から遊びが見られるようになりますが、この時期は相手のある遊びが多く、兄弟やお母さん猫に飛びかかることや、猫パンチといわれるような前足を相手に向かって動かす動作、二本足で立って体を大きく見せるような動きがみられます。

生後2か月頃から一人で遊ぶことが増え、ここでおもちゃが役に立ちます。兄弟やお母さん猫がそばにいない場合には、一人遊びが早くあらわれることがあります。

生後4週頃の遊びは、体の基本的な動きや猫同士の関わり方を身に着けるものが多いですが、2か月頃からは、狩猟行動の練習がみられるようになってきます。3か月頃には乳歯が永久歯に生え変わります。

子猫のおもちゃ遊びは、運動、社会性、狩猟練習など子猫の発達にとっても良いものです。また、歯の生え変わる時期には歯がかゆくなってくるため、噛むおもちゃなどが役に立ちます。

子猫が遊ぶときには、思い切り遊べるように壊れても危なくないものがお勧めです。では、実際にどのようなおもちゃがいいのでしょうか?

子猫には、どのようなおもちゃが良い?

子猫にとって良いとされるおもちゃを大きく分けると、

  • 噛むおもちゃ
  • ぬいぐるみ
  • 捕まえて遊ぶおもちゃ
  • 知育おもちゃ

等があげられます。

噛むおもちゃは、フェルトやタオル生地のぬいぐるみ、ヘチマなど、子猫が噛んでも安全なものがお勧めです。歯の生え変わりで噛むこと以外にも、狩りの練習として噛むことがあります。そのときに人の手を噛むことを覚えてしまうと噛み癖がついてしまうため、おもちゃを使うようにしてください。また、デンタルケアとしても役に立ちます。

ぬいぐるみは大きさが20cmくらいのものがお勧めです。また、柔らかい為子猫が抱きついて遊ぶときや猫パンチ、キックをするときに安全に遊ぶことができます。そしていつも遊んでいるうちに子猫自身の匂いがつくので、お気に入りのおもちゃになることが多いです。

捕まえて遊ぶおもちゃは、人が動かして遊ぶタイプのものが多くあります。ボールやネズミ型のおもちゃ、猫じゃらしもこれに当たります。子猫が真剣に捕まえようとする様子は、本当に可愛らしいですよね。

知育おもちゃは、遊びながら頭を使う仕掛けがしてあります。ボール型の知育おもちゃでは、穴の開いているボール型の容器に餌を入れて、子猫が転がしたり傾けたり、工夫しないと食べ物が出てこない仕組みになっています。簡単には食べられないので、食べられたときには満足感や達成感が得られます。

子猫とおもちゃで遊ぶときのポイント

猫のおもちゃ

子猫とおもちゃで遊ぶときのポイントを押さえておくと、より遊びが楽しくなります。このポイントは子猫に限らずどの時期の猫にもいえることなので、子猫が大人になってからもずっと役立ちます。少し気にかけておくと、おもちゃの選び方も変わってきます。

遊びはお腹が空いてきたときに

子猫は、空腹になってくるとおもちゃに興味がわきやすくなります。空腹時に、何か食べないと!という狩猟本能が高まるためといわれています。

猫の見えやすい色のおもちゃを

猫は人と見え方が異なります。黄色や青色系統の色は見えやすいのですが、赤系統は上手に認識できません。また、白と黒のようなコントラストには人よりも敏感に反応するため、キラキラしたおもちゃは子猫にとって見えやすく興味が高まります。

少し暗いところで遊ぶ

猫は薄暗くなってから活動的になる習性があるため、余りに明るすぎる場所では動こうとしないことがあります。また、猫は人よりも動体視力が優れているため、蛍光灯はチカチカして見えることがあるそうです。白熱灯やLEDの明かりは、蛍光灯の仕組みと異なるため、猫の目には優しい電球になります。

遊びも腹八分目

おもちゃで遊んでいるときに、猫の体内ではコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌されます。このホルモンは狩猟行動を促しますが、長い時間、猫の体内で作用し続けるとストレスの原因になってしまいます。10~20分くらい遊ぶと猫が寝そべったり、鼻をフンフンいったりしてくるので、そのタイミングで遊びを切りあげると猫への負担が軽くなります。

子猫は、お腹がいっぱいのときよりも空腹のときにおもちゃに興味を持ちやすいことや、見え方の特徴、遊ぶ時間が長過ぎるとストレスになってしまうことなど、猫の特徴を知っていると安心して楽しく遊べる配慮がわかります。

子猫のおもちゃを手作りしてみよう

毛糸と子猫

我が家の子猫を想像して、愛猫に合ったおもちゃを手作りしてみませんか?たくさんあるおもちゃのうち、簡単なものをいくつかご紹介したいと思います。

毛糸の簡単ポンポン玉

フォークで作る毛糸のポンポン玉です。

材料

  • 綿か羊毛の糸
  • フォーク
  • ハサミ

フォークに毛糸を50回以上巻きつけます。できた毛糸の束を真ん中でギュッと結び、毛糸をフォークから外し、両端の輪になった部分をハサミで切ります。
毛束をほぐし、形を整えたら完成です。

そのままでも子猫のおもちゃになりますが、鈴をつけると音が出るのでより楽しめます。また、ポンポン玉を残っている毛糸で結んで、人が引っ張って動かすと子猫が大好きなおもちゃになります。毛糸は黄色系や青系の色がお勧めですが、ラメの入ったキラキラの毛糸も遊んでいる時に光って楽しいですよ。

ペットボトルの知育おもちゃ

身近なペットボトルが知育おもちゃに変身です。

材料

  • ペットボトル 350ml(ミネラルウォーターのボトルなど薄い素材のもの)
  • ドライフード(カリカリフードなど)
  • カッター

ペットボトルにいくつか穴を開けます。穴の大きさによって、ドライフードの出やすさが変わるので、はじめは大きめの穴にして、慣れてきたら小さめの穴にする等の工夫をしてあげると長く楽しめます。

ペットボトルは小さいものの方が子猫でも動かしやすいです。カリカリフードなど、ペットボトルに入れると音が出るような硬めのフードがお勧めです。また、ペットボトルも透明なものは中が見えるので興味を持ちやすいですが、慣れてきたらマスキングテープなどでフードを見えにくくすると難易度がアップします。

他にも、子猫によっては新聞紙のカサカサする音が好きという子もいて、新聞紙を丸めたものが大好きな子もいます。愛猫の特徴に合った楽しいおもちゃが見つかるといいですね。

子猫とおもちゃで遊ぶときの注意点

ネズミのおもちゃを追いかける子猫

子猫とおもちゃで遊ぶときには、どのようなことに注意するとよいでしょうか?先に述べたように、子猫は遊んでいると夢中になって周りが見えなくなってしまうので、ぶつかると危ないものはよけておき、広いところで遊ぶと安全です。

また、ボタンなど子猫が誤って飲み込むと危ないものがおもちゃに付いていないかどうか確認するのも必要です。

遊びの中で気を付けたいことでは、子猫が遊んでいると興奮して攻撃性が高まってくることがあるため、興奮しすぎないようにクールダウンの時間を作ってあげましょう。

大切な成長の途中にいる可愛い子猫。子猫が健やかに育っていけるように、子猫に合ったおもちゃを使って一緒に楽しみたいですね。

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